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記事一覧

しつけのために「体罰をすべきだ」…20歳以上の4割が認める(2021年3月29日配信『読売新聞』)

 昨年4月施行の改正児童虐待防止法で禁止された「しつけのための体罰」について、20歳以上の41・3%が容認していることが、公益社団法人「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」(東京)の調査でわかった。法改正前の2017年調査(56・7%)と比べて減少したものの、依然として4割はしつけと称した体罰を認めている現状が浮かび上がった。 調査は今年1月、インターネットで実施し、20歳以上の男女計約2万人から回...

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宝塚の生徒暴行/何が教員の乱行を許した(2020年10月24日配信『神戸新聞』-「社説」)

 なぜ、これほどひどい暴力が教育現場でまかり通るのか。強い憤りとともに、問題の根の深さを改めて痛感する。 宝塚市立長尾中学校の柔道部顧問の男性教諭(50)が9月下旬、1年生の男子部員2人に稽古と称して柔道技をかけ、けがをさせた。生徒の1人は背骨を折る全治3カ月の重傷、もう1人は首に軽傷を負った。 教員は傷害容疑で逮捕された。驚くことに、別の中学校にいた2011~13年、生徒へのビンタや頭突きなどで...

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プロの力(2020年10月22日配信『神戸新聞』-「正平調」)

 小学校時代、担任の教師から平手打ちをくらった。なぜ怒られたか、理由は覚えていない。頬を焼くような瞬間の痛みと怖さだけが記憶に刻まれた◆この中学生たちの恐怖や痛みはいかばかりか。宝塚市の中学校で起きた傷害事件のことだ。「きつめの指導」と称し、柔道部顧問が投げ技などで2人に重軽傷を負わせ、傷害容疑で逮捕された。帰宅した後も生徒は震えていたと、保護者は言う◆それから10日、解けぬ疑問がいくつもある。これ...

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体罰禁止法4月施行(2020年3月19日配信『佐賀新聞』-「論説」)

 子育ての在り方見つめ直そう 親による子どもへの体罰を禁じた改正児童虐待防止法が、4月から施行される。虐待の恐れがある家庭への行政の介入権を強めた児童虐待防止法の施行から20年。この間、関係機関の連携で「助けられた命」も多いと思われるが、千葉県野田市の栗原心愛(みあ)さんが亡くなった2019年の事件をはじめ、悲惨な虐待死がなくなることはなかった。今回の改正法に罰則規定はないが、「言って聞かないなら...

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親の体罰禁止 暴力に頼らぬ子育てを(2020年2月25日配信『北海道新聞』-「社説」)

 しつけに名を借りた子どもへの暴力と決別する一歩としたい。 親権者や里親らの体罰を禁じた改正児童虐待防止法の4月施行を前に、厚生労働省が体罰の線引きを示す指針を公表した。 体罰を「体に苦痛を与えたり、意図的に不快感を与える行為」と初めて定義したことは意義深い。 しつけ目的でも、たたく、長時間正座させる、夕飯を与えないなどは体罰だとした。危険行為の制止など体罰に当たらない例も挙げ、しつけと体罰の区別...

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体罰禁止の指針/社会に根付かせる具体策を(2019年12月22日配信『河北新報』ー「社説」)

 体罰に頼らない子育てに向け、大きな一歩となるよう期待したい。 子どもへの親の体罰を禁じた改正児童虐待防止法の来年4月施行を受け、厚生労働省が体罰の定義や、しつけとの違いを明確にした指針案をまとめた。今月中にパブリックコメント(意見公募)を実施し、本年度中に最終的な指針を示す。 ただ、体罰やしつけに関して不安、悩みを抱えながら育児する保護者は多い。そうした親が孤立しないよう、子育て支援プログラムや...

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体罰の指針案 しつけの萎縮を招かぬか(2019年12月15日配信『産経新聞』-「主張」)

 厚生労働省が、どんな行為が体罰にあたるのかしつけとの違いを示したガイドライン(指針)案をまとめた。体罰を禁じる改正児童虐待防止法などが来年4月に施行されるためだ。 親のしつけに名を借りた虐待は許されない。だが、これがしつけの放棄につながれば、逆に子供の真っ当な成長が望めない。適切な指導まで萎縮しないよう、指針案のさらなる検討を求めたい。 指針案は有識者検討会で大筋の了承を得たというが、しつけその...

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親の体罰禁止指針素案 しつけ名目の暴力根絶への一歩(2019年12月13日配信『愛媛新聞』ー「社説」)

 たとえ「しつけのため」でも暴力は決して正当化されない。社会全体でその認識を共有する第一歩としたい。 子どもに対する親の体罰を禁じた改正児童虐待防止法などが来年4月から施行されることを受け、厚生労働省が体罰の定義を含む指針素案を示した。体罰を「子どもの身体に苦痛や不快感を引き起こす行為(罰)」と初めて定義。「長時間の正座」や「頬や尻をたたく」「夕飯を与えない」などの例を挙げた。 体罰を受けた人は脳...

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体罰禁止は誰もが安心できる社会への一歩だ(2019年12月12日配信『山陽新聞』ー「滴一滴」)

コラム|滴一滴 買い物に出掛けたスーパーだったり、子どもを迎えに行った学童保育施設だったり。よそのお母さんが子どもに手を上げるのを見たのは一度や二度ではない▼人のことは言えない。口で言っても聞かないからとわが子のお尻をたたいたことがある。こうした子どもへの行為が体罰として来年4月から法律で禁止される▼しつけと体罰の違いを示した指針案を厚生労働省がまとめた。体に苦痛を与える行為だけでなく、心を傷つける...

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体罰に指針案 「言って聞かせる」が基本(2019年12月11日配信『北国新聞』ー「社説」)

 体罰についてどんな行為が禁止になるのかを示す厚生労働省の指針素案がまとまった。体罰を「子どもの身体に苦痛や不快感を引き起こす行為」と定義し、「頬、尻をたたく」「長時間正座させる」など具体例を挙げている。親が愛のムチとして手を挙げることを含め、子どもに肉体的苦痛を与えるのはしつけを超えた行為と位置づけ、「言って聞かせる」のが教育の基本とする方針である。 昨年度、児童相談所が対応した虐待件数は石川県...

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しつけと体罰(2019年12月10日配信『北海道新聞』ー「卓上四季」)

 米国の作家、カート・ヴォネガットが、姉の3人の息子を引き取ったことを何かに書いていた。姉の夫は鉄道事故の犠牲になり、その2日後、彼女もがんで亡くなったという▼兄弟は決して幼いわけではなかったが、大人になってから、実の父母のことを全く思い出せなかった。あまりにむごい目に遭うと、耐え難い悲しみから自分を守るため、子どもの心が忘れるようにできているのではないか。ヴォネガットは、そう書いていたと思う▼近年...

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家庭での体罰防止 「しつけだから」は通らぬ(2019年12月8日配信『毎日新聞』-「社説」)

 親による体罰を定義した厚生労働省の指針案がまとまった。児童虐待防止法などの改正で、体罰が禁止されたことを受けたものだ。 たとえ、しつけのためだとしても、身体に何らかの苦痛を引き起こす行為は体罰に当たると明確にした。 「友達を殴ってけがをさせたので、子どもを殴った」「宿題をしないので、夕ご飯を与えなかった」などを例に挙げている。 体罰以外の暴言や辱めも「子どもの心を傷つける」として否定した。 体罰...

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家庭での体罰防止 「しつけだから」は通らぬ(2019年12月8日配信『毎日新聞』-「社説」)

 親による体罰を定義した厚生労働省の指針案がまとまった。児童虐待防止法などの改正で、体罰が禁止されたことを受けたものだ。 たとえ、しつけのためだとしても、身体に何らかの苦痛を引き起こす行為は体罰に当たると明確にした。 「友達を殴ってけがをさせたので、子どもを殴った」「宿題をしないので、夕ご飯を与えなかった」などを例に挙げている。 体罰以外の暴言や辱めも「子どもの心を傷つける」として否定した。 体罰...

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「体罰」禁止の指針 一人一人が意識変えねば(2019年12月7日配信『山陽新聞』ー「社説」)

 「たとえしつけのためだと親が思っても、子どもの身体に苦痛や不快感を引き起こす行為(罰)は、どんなに軽くても体罰に当たり法律で禁止される」 親から子への体罰について厚生労働省の有識者会議が初めてこのように定義した。 児童虐待の防止強化を目的に、保護者らによる体罰を禁じた改正児童虐待防止法などが来春施行されるのを踏まえ、どんな行為が体罰に当たるかの範囲や予防策をまとめた指針案で示した。意見公募を経て...

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「愛のムチ」(2019年12月5日配信『高知新聞』ー「小社会」)

 制裁を加えるために握り拳でなぐる「鉄拳制裁」、スポーツ界で一時はやった「けつバット」…。どちらも過去の言葉になりつつある。体罰に合理性はなく、今や通用しない。まして弱い立場にある子どもに対しては。 その面で、「愛のムチ」という言葉を死語グループに入れるかどうか。子を愛するがゆえの親の「しつけ」。最近、ひどい幼児虐待でわが子を死なせた親が、言い訳のように使う。 子どもに対する親の体罰を禁じた改正児...

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「共犯」関係(2019年12月5日配信『中国新聞』ー「天風録」)

 「パーマ禁止。癖毛の届けが必要」。誰が証明するのかな。「下着の色は白だけ」ってセクハラ覚悟なんですか、先生。「片道40分以上かかるのに徒歩通学しか許されず、水分補給も駄目」。それ、もはや体罰では▲理不尽な校則の数々。市民運動「ブラック校則をなくそう!」プロジェクトに、全国から公私立の中高生が寄せた。国連「子どもの権利条約」の批准から25年になる日本の現実である。人権無視の校則は体罰も同然だ▲来年春...

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長時間正座・夕飯抜きなど例示 「子どもに苦痛」は体罰 厚労省指針素案(2019年12月4日配信『東京新聞』)

 子どもに対する親の体罰を禁じた改正児童虐待防止法などが来年4月から施行されることを受け、厚生労働省は3日、体罰の定義を含む指針素案を検討会に示し、大筋で了承された。体罰を、子どもの身体に苦痛や不快感を引き起こす行為(罰)と初めて定義。「長時間の正座」「夕飯を与えない」など五つの例を挙げた。虐待事案で暴力がしつけ名目で正当化されていたことを踏まえ、しつけとの違いを明確にした。 指針素案は、子育てへ...

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たたく、正座、食事抜き…しつけでなく体罰 厚労省案(2019年12月4日配信『朝日新聞』)

 親がしつけのためだと思っても、たたく、長時間正座させる、食事を与えないなどの行為は体罰にあたる――。児童虐待の防止強化のため、来春施行の改正児童福祉法などに「体罰禁止」が明記されたことを受け、厚生労働省は3日、どんな行為が体罰にあたるかを具体的に示すガイドライン案を有識者検討会に示した。おおむね了承され、年度内に内容を固めて周知を図る。 ガイドライン案は、しつけとして行われる体罰が、深刻な虐待につ...

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「体罰受けた」340人、兵庫 尼崎市教委の小中高調査(2019年10月29日配信『共同通信』)

 兵庫県尼崎市教育委員会は28日、市立尼崎高の体罰問題を受けて市立小中高などを対象に実施したアンケートで、約340人の児童生徒が「体罰を受けたことがある」と回答したと発表した。「体罰を行ったことがある」と答えた教職員も100人以上いた。児童生徒は85%に当たる1万9275人が回答した。 アンケートは5月以降、児童生徒や教職員、保護者に体罰を受けたり見聞きしたりしたかを尋ねた。 市教委によると「教員...

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しつけ、体罰の苦情…市に相談40件 副園長が6歳児殴る 福岡・宗像(2019年10月25日配信『毎日新聞』)

園児に対する傷害の疑いで副園長が逮捕される事件が起きた日の里西保育園=福岡県宗像市日の里9で2019年10月23日午後3時57分 福岡県宗像市の認可保育所「日の里西保育園」で副園長が男児への傷害容疑で逮捕された事件で、園の運営やしつけに関する相談や苦情が逮捕以前に少なくとも40件、保護者らから市に寄せられていたことが明らかになった。園では保育士の退職や園児の退園も相次いでおり、県警は体罰などが横行していなかった...

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「体罰は×(バツ)」 都が子どもへの対応の引き出しを増やすための啓発動画作成(2019年10月8日配信『TOKYOU MX』)

「体罰は×(バツ)」 都が子どもへの対応の引き出しを増やすための啓発動画作成  暮らしに役立つ情報をお伝えするTOKYO MX(地上波9ch)の情報番組「東京インフォメーション」(毎週月―金曜、朝7:15~)。今回は4月に施行された「東京都子供への虐待の防止等に関する条例」うけて取り組んでいる「体罰は×(バツ)、叩かない、どならない宣言」をキャッチフレーズとした啓発キャンペーンや東京2020大会に向け聴覚障害のある人が安心し...

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鹿児島・4歳女児死亡 NPO「児相の情報、県警と共有を」 県に要望(2019年10月4日配信『毎日新聞』)

児相と県警で虐待情報の共有を進めるよう緊急要望書を提出する後藤啓二弁護士(左)=鹿児島市鴨池新町の鹿児島県庁で2019年10月4日午後2時34分 鹿児島県出水市で死亡した4歳女児への対応を巡り、児童相談所や県警の連携不足が明らかになった問題で、児童虐待防止に取り組むNPO法人シンクキッズ(東京)は4日、児相が把握する虐待が疑われる情報を全て県警と共有することなどを求める緊急要望書を県に提出した。  県庁で記者会...

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「ブラック校則は体罰と同じ」 実態調査求め6万人署名 文科省に提出(2019年8月24日配信『東京新聞』)

 髪の黒染め強要や下着の色のチェックなど、理不尽な学校の校則を見直そうと活動する「“ブラック校則”をなくそう!プロジェクト」のメンバーが23日、文部科学省を訪れ、柴山昌彦文科相あてに現状の調査などを求める要望書や、賛同する6万334人分の署名を提出した。 要望書は文科省による校則や指導の実態調査を要請し、子どもたちの声を反映して理不尽な校則を見直すよう都道府県や各教育委員会、学校へ通知を出すよう求め...

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