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記事一覧

#自助といわれても;「8050問題」 ひきこもりの弟と向き合う姉「駅のホームで意識を失った」(2021年1月3日配信『毎日新聞』)

ひきこもりになった弟と母のケアをしている女性=東京都渋谷区で2020年12月16日午後4時13分、待鳥航志撮影 61万3000人--。内閣府が2019年に発表した全国の40~64歳のひきこもりの推計だ。ひきこもりの子と親が高齢化し、生活に困窮する「8050問題」の深刻化が叫ばれて久しい。記者は、ひきこもりの当事者ではなく、彼らを支えるきょうだいが集まる会合に出かけ、そこである女性と出会った。彼女は「私がすべてを解決しなくては...

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ひきこもり死 「8050問題」の“最終局面” どう命を守るのか(2020年11月26日配信『NHKニュース』)

ひきこもり続けた果てに、誰にも助けを求めず、命を落とす-。そんな深刻な事態が、いま全国に広がっている。親と共に“ひきこもり”の子が孤立する「8050問題」は、高齢化が進み、“死”という最終局面を迎えている。年老いた親が倒れ、生きる術を失った子が衰弱死や病死する。当事者たちは、なぜ“死”にまで追い込まれているのか。どうすれば命を守ることができるのか。29日放送のNHKスペシャル「ある、ひきこもりの死 扉の向こうの...

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[8050問題] 「助けて」言える社会に(2020年9月21日配信『沖縄タイムス』-「社説」)

 沖縄戦を生き延び、戦後の混乱を乗り越え、迎えた老後だというのに、あまりに過酷な現実だ。 本紙の連載「『独り』をつないで ひきこもりの像」は、80代の親が、収入のない50代の子どもの生活を支え、行き詰まる「8050問題」の現場を映し出す。 トイレのない3畳の「聖域」にひきこもる49歳の息子。用を足したバケツを片付ける83歳の母親。 子は母に負担をかけているという負い目、母は家庭の経済事情から高校中...

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「私たちをランナーにしてくれる」(2020年2月28日配信『南日本新聞』-「南風録」)

 長さ50センチほどのひもでつながった2人がグラウンドをさっそうと駆けていく。1人は目が不自由で、もう1人が安全のため一緒に走りコース状況を説明する。 鹿児島市の視覚障害者ランニング同好会「ブラインドランナーズ」代表の三雲明美さんが、還暦を過ぎた今なお続ける練習風景である。「私たちをランナーにしてくれる」。全盲の自身の競技生活に伴走者は欠かせない存在という。 中高年の引きこもりに求められる支援の姿...

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中高年引きこもり 親の悩みに息長い支援を(2019年12月16日配信『徳島新聞』ー「社説」)

 子どもの引きこもり問題は、日常生活に埋もれるように時間が過ぎ、状況が変わらぬまま長期化する。だからこそ、親が悩みを打ち明ければ、機を逸することなく支援につなげなくてはならない。 引きこもりの人々を社会につなげるため、厚生労働省が新たな対策を打ち出した。窓口を一本化し、「断らない相談」体制を組む市町村を対象に財政面で支援する。狙いは縦割り組織の改善だという。 長期の引きこもりは、老親の介護や経済的...

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ひきこもり相談、窓口一本化 介護や困窮 複合課題に対応(2019年12月11日配信『東京新聞』)

 引きこもりを中心に介護、困窮といった複合的な問題を抱えている家庭に対応するため、厚生労働省は10日、市区町村の体制整備を促す方針を決めた。医療、介護など制度の縦割りをなくして窓口を一本化し、就労から居場所まで、社会とつながる仕組み作りを進める自治体を財政面で支援する。来年の通常国会に関連法案を提出し、早ければ2021年度から実施する。 同省の有識者会議がこの日、自治体が取り組むべき施策を盛り込ん...

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8050問題(2019年11月27日配信『宮崎日日新聞』ー「社説」)

◆引きこもりSOS受け皿を◆ 就職氷河期や非正規化など不安定な雇用を背景に、顕在化したのが引きこもり問題だった。新卒一括採用の慣行にはじき出されたり、過酷な労働に不調を来したりした当時の若者たちが社会との距離を置き始め、それ以来、引きこもり状態が続く人もいる。いまや当事者は40~50代、親世代は70~80代と高齢になった。長期化と高齢化に伴って生じる困窮は「8050問題」と呼ばれ、経済、生活、体力面...

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支援体制の拡充に本腰を/中高年の引きこもり(2019年9月17日配信『東奥日報』ー「時論」)

 政府はバブル崩壊後の不況下で就職の機会に恵まれず、今なおその影響を引きずる「就職氷河期世代」の集中支援を打ち出している。この世代に多い非正規歴の長い人とともに、引きこもり状態にある人を対象に全国のハローワークに専門窓口を設けたり、就労に役立つ資格取得を後押ししたりして3年間で正規雇用者30万人増を目指す。 関係府省庁は概算要求で関連予算計1344億円を計上した。内閣府が3月に公表した推計によると、40~64...

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中高年のひきこもり、全国で支援…新団体が発足(2019年8月25日配信『日本経済新聞』)

 中高年のひきこもり問題に取り組む七つの民間団体が24日、全国での支援に乗り出そうと、新団体「全国家族・市民の会エスポワール」(京都市)を発足させた。ノウハウの共有や活動拠点の拡大などを行い、ひきこもり当事者や親のサポート態勢の強化を目指す。 ひきこもりは従来、若者の問題として自治体が就労対策などを行ってきたが、内閣府の調査(3月公表)で40~64歳が推計約61万人にのぼることがわかり、中高年への...

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中高年の引きこもり「8050」問題 全国組織を設立(2019年8月23日配信『京都新聞』)

2017年の京都府による引きこもり実態調査。府内で1134人を把握、年齢別では40歳以上の中高年が33・2%を占めた。 引きこもりの中高年の人がいる家族の支援に取り組む団体が、全国組織「8050ネットワーク(仮称)」を設立する。生活が困窮し社会で孤立する80代の親と50代の子の世帯が象徴的であることから「8050問題」と呼ばれており、「家族だけで困難を抱え込まないよう、地域での支援をさらに広げたい」と...

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[中高年引きこもり]子も親も孤立させない(2019年6月25日配信『沖縄タイムス』-「社説」)

 川崎市で小学生らが殺傷された事件と、元農水次官が息子を刺殺したとして逮捕された事件をきかっけに、引きこもりの人やその家族に動揺が広がっている。 川崎市の事件では、容疑者が「引きこもり傾向にある」との相談が親族から市に寄せられていた。その事件を知った元次官は、引きこもりがちで家庭内暴力もあった息子が「人に危害を加えるかもしれないと思った」との趣旨の供述をしているという。 直後に家族会などが「引きこ...

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「8050問題」(2019年6月20日配信『デイリー東北』)

 引きこもりの子供が50代、親が80代で困窮する「8050問題」が深刻化している。 生活の問題に加え、引きこもり状態だった51歳の容疑者による川崎市の児童ら殺傷事件が起き、引きこもりの当事者と家族に「犯罪の予備軍」視される恐怖と不安が広がっている。 問題を冷静に検討し、官民協働で対策に取り組むべきだ。 内閣府は3月、引きこもりの中高年(40~64歳)は全国で推計61万3千人いる、と調査結果を公表し...

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8050問題 中高年ひきこもり 親高齢化で孤立(2019年6月4日配信『東京新聞』)

事件があった熊沢容疑者の自宅=2日、東京都練馬区で 「川崎市の事件」を恐れたとする熊沢容疑者の供述は、社会から孤立する中高年と高齢化する家族をめぐる問題の深刻さを浮き彫りにした。 内閣府が今年3月に初めて公表した推計では、40~64歳のひきこもりの人が全国で61万3千人。7年以上ひきこもる人も5割に及んだ。 長期化するひきこもりは当事者と家族の孤立や困窮を深刻化させている。就職の困難さや心身の不調...

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「8050問題」(2019年6月3日配信『産経新聞』-「産経抄」)

 「8050問題」という言葉がある。80代の親が、50代の子供の生活を支えている状態を指す。背景にあるのは、子供の引きこもりの長期化だ。さらに親世代の介護が始まると、兄弟姉妹の生活も脅かされるようになる。 ▼小紙WEB編集チームの飯塚友子記者のケースがそれに当てはまる。この2年間認知症の母(83)の介護に加えて、定職に就かずに実家に居続ける次兄(50代)と向き合ってきた。雑誌『正論』7月号の新連載...

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8050問題(2019年5月31日配信『佐賀新聞』ー「有明抄」)

 「働け」「節約しろ」「投資しろ」―。金融庁が老後を暮らすための蓄えにあたる「資産寿命」をどう延ばすかまとめた指針案をテレビのコメンテーターが三つの言葉で表していた。「投資しろ」というのは株の運用などを指す◆年金だけが収入の高齢世帯では月の家計で約5万円の赤字になるという。この不足分を埋めるための自助努力を呼び掛けているのだ。企業には70歳まで働き続けられるよう求めるそうだが、年金受給年齢がさらに引...

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高齢ひきこもり 親子の共倒れを防ぐには(2019年4月19日配信『西日本新聞』ー「社説」)

 ひきこもり支援の現場では近年、当事者の高齢化がささやかれてきた。とはいえ、この数字には驚くほかない。 ひきこもり状態にある40~64歳の中高年の人は、全国で61万3千人に上るという。内閣府が昨年、5千人を対象に初めて実施した調査に基づく推計値だ。 国はこれまで、ひきこもりを若年層(15~39歳)の問題と位置付け、調査と支援に取り組んできた。2015年度調査に基づくこの層の推計値は54万1千人だっ...

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