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記事一覧

DHC吉田会長が今度は「NHKの社員はほとんどがコリアン系」「経団連もコリアン系」とヘイトデマ! それでもマスコミは批判せず (2021年4月11日配信『リテラ』)

DHC公式オンラインショップより DHCの創業者・吉田嘉明会長がまたぞろ犯罪級のヘイトデマをふりまいている。今度はNHKに対して「幹部・アナウンサー・社員のほとんどがコリアン系」「出演者についても、学者・芸能人・スポーツ選手の多くがコリアン系であり、ひどいことに偶然を装った街角のインタビューさえコリアン系を選んでいる」などとネトウヨそっくりの差別陰謀論をわめきたてたのだ。 DHCといえば、全国のコンビニ・ドラ...

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(論)風は去れども残りぬ(2021年4月6日配信『中国新聞』-「天風録」)

 米ジョージア州アトランタを舞台にした「風とともに去りぬ」は、南北戦争という風とともに、白人支配の社会が崩れ去っていく物語だ。その地で今、「風は去れども残りぬ」とでも題すべき騒動が起きている▲共和党が多数を占める州議会が先月、選挙関連法の改正案を成立させた。有権者が期日前の郵便投票をするには、顔写真付き公的身分証が不可欠という内容である。「郵便投票は不正の温床」と言い張ったトランプ前大統領の置き土...

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もっとも有名な「あいさつ」(2021年4月2日配信『東京新聞』-「筆洗」)

 五輪の歴史の中で、もっとも有名な「あいさつ」かもしれない。1978年メキシコ大会、陸上競技男子200メートルの表彰台で、金メダルのトミー・スミスと銅のジョン・カルロスの両黒人選手が、母国米国の黒人差別に抗議するため、拳を上げた。「ブラックパワー・サリュート(あいさつ、敬礼)」と呼ばれる行動であった▼2人は黒い手袋をつけて、国旗から目を背けている。「黒人も人間である」という当然の主張を込めた行為で...

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(論)「生まれてくる子どもの肌がどれくらい黒くなるか」(2021年3月29日配信『しんぶん赤旗』ー「潮流」)

 イギリス王室のハリー王子の妻、メーガンさんが、息子が生まれる前に「生まれてくる子どもの肌がどれくらい黒くなるか」という話が王室のなかであったと、先日発言しました▼彼女の父親は白人で、母親がアフリカ系米国人。英王室は、内容は懸念され、深刻に受け止めているとコメントしました。かつて広大な植民地をもっていた英国は今、黒人が約190万人、非白人が人口の十数%を占めます▼『ドリトル先生アフリカへ行く』(井伏...

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「生まれてくる子の肌の色はどれくらい濃くなるか」(2021年3月12日配信『産経新聞』‐「産経抄」)

 日本を含む111カ国で放映され、2億人近くが視聴したという。1995年11月に行われた英王室のダイアナ皇太子妃のテレビインタビューである。自らの不倫を告白する衝撃的な内容だった。 ▼もっとも先に妻を裏切ったのは、別居していたチャールズ皇太子である。英国民の大半は、ダイアナさんを支持した。パリで交通事故死してからは「悲劇のプリンセス」のイメージが、しばしば王室批判につながってきた。 ▼エリザベス女王...

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模擬試験の問題文で不適切な表現 「あってはならないこと」(2021年2月2日配信『NHKニュース』)

佐賀県内の高校生が受けた模擬試験の問題文で、イスラム教とテロリストを結び付けるような不適切な表現があったことについて、萩生田文部科学大臣は「差別的表現などがあってはならないことは当然だ」と述べ、再発防止に向けた対応を求めました。先月上旬、佐賀県内の高校生が受けた模擬試験の英語の問題文で、エジプトで見かけた貧しい子どもたちについて「もし子どもたちがお金を稼ぐことができなかったら食べ物を求めてモスクに...

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DHCに抗議デモ(2021年1月25日配信『しんぶん赤旗』)

新宿 「吉田会長の侮蔑表現だめ」 化粧品販売大手のDHC(ディーエイチシー、本社・東京都港区)の吉田嘉明会長が昨年11月付の公式ホームページに在日コリアンらへの蔑称を用いた差別的なメッセージを発信した問題などで24日、東京・新宿で「DHCはヘイトをするな!」抗議デモが行われました。「沖縄への偏見をあおる放送をゆるさない市民有志」が主催し約70人が参加しました。 吉田氏が自社のサプリメントについて発...

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米ボストンでリンカーンの像撤去(2020年12月30日配信『共同通信』)

差別反対の声で29日撤去されたリンカーン米大統領(左)と元奴隷の黒人男性をあしらった像=6月、ボストン(AP=共同) 米東部マサチューセッツ州ボストン市は29日、市内の広場にあるリンカーン大統領と元奴隷の黒人男性をあしらった像を撤去した。米メディアが伝えた。 黒人男性がリンカーンの前に半裸でひざまずいている構図で、黒人差別反対運動を受け、撤去を求める声が強まった。市は公聴会を2回開いた上で年内の撤去を決め...

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DHC文書にサントリー、コメント避けるも「人権尊重の重要性を認識」 一方、DHC広報の回答は...(2020年12月16日配信『j-castニュース』)

化粧品大手のDHC(東京都)が公式サイト上で、競合企業であるサントリーウエルネスなどに対する言及の中の表現が、「差別的ではないか」と批判が集まっていることを受け、サントリーHDの広報担当者はJ-CASTニュースの取材に対し「コメントすることは差し控える」とした上で、「社会の一員として、人権尊重の重要性を認識しております」と、社としての姿勢を明らかにした。 一方のDHCの広報担当者は取材に対し「回答することは特...

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「ワニのエサめ!」(2020年10月5日配信『東京新聞』-「筆洗」)

 ある若い投手が登板すると決まって、こんなやじが飛んだ。「ワニのエサめ!」▼気分の悪い話となる。1950年代の米国。「ワニのエサ」とは南部独特の表現で黒人の意味だという。その昔のワニ狩りの際、黒人の男をロープに縛って沼に放り込んだという言い伝えに基づく表現らしい▼やじられた黒人の若者は差別と闘いながら伝説の名投手となる。セントルイス・カージナルスで活躍したボブ・ギブソンさんが亡くなった。84四歳。速...

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差別発言のネイマールは制裁なし! 懲戒委員会の説明は…(2020年10月1日配信『ゲキサカ』)

制裁なしとなったFWネイマール(Getty Images) フランス・プロリーグ機構(LFP)は9月30日、パリSGのFWネイマールとマルセイユのDFアルバロ・ゴンサレスについて、制裁を科さないことを発表した。十分な証拠がないことを理由としている。 両選手は合計5人が退場した13日のリーグアン第3節パリSG対マルセイユ(0-1)での言動が問題視されていた。ネイマールは終盤に起きた乱闘の中で、A・ゴンサレスの頭を叩いたとして一発退場。2試合...

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浦和、川崎F戦後に差別的投稿を受けた4選手を公表…法的措置も辞さず“具体的な解決”へ(2020年9月26日配信『ゲキサカ』)

浦和が差別的な投稿について公式声明 浦和レッズは26日、ホームで20日に行われたJ1第17節の川崎フロンターレ戦後、同クラブの外国籍選手であるMFエヴェルトン、MFマルティノス、DFトーマス・デン、FWレオナルドの計4名に対する差別的な投稿がSNSで確認されたことを発表した。 クラブは21日にも、こうした投稿を看過できないといった旨の声明を出しており、今回改めて「弁護士に相談の上、法的措置も辞さない強い態度で臨んでいき...

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ネイマール、酒井に差別発言か 仏1部リーグ試合中―サッカー(2020年9月24日配信『時事通信』)

サッカーのフランス1部リーグ、競り合うマルセイユの酒井宏樹(左)とパリ・サンジェルマンのネイマール=13日、パリ(AFP時事) 13日に行われたサッカーのフランス1部リーグで、パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールが対戦相手のマルセイユの日本代表DF酒井宏樹に対し、人種差別的な暴言を放った疑いが浮上した。ブラジルや欧州のメディアが22日報じた。 試合では、右サイドバックの酒井が激しいマー...

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サポーターになりすまして差別投稿、J1川崎が「断罪されるべきだ」と声明(2020年9月23日配信『東京新聞』)

 サッカーJ1川崎フロンターレの複数のサポーターになりすまして差別的表現や誹謗中傷をする投稿が会員制交流サイト(SNS)上で相次ぎ、川崎は法的措置も踏まえた異例の非難声明を出した。投稿は9月に入り続いていた。なりすまし被害に遭った川崎サポーターの1人は「私は外国人選手を差別したりしない。なりすましのアカウントから、自分の好きな選手にまで中傷の投稿が送り付けられ、苦しかった」と明かした。(安藤恭子)...

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「弁解の余地はなく、断罪されるべき」浦和、川崎FがSNS上の投稿について声明を発表(2020年9月21日配信『ゲキサカ』)

  浦和レッズと川崎フロンターレは21日、ともにSNSにおける差別的、誹謗中傷的投稿について声明を発表した。 浦和のクラブ公式ウェブサイトによると、20日に開催されたJ1リーグ第17節・浦和対川崎の試合終了後に「SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)にて弊クラブ所属選手に対する差別的発言や誹謗中傷を伴う看過できない発信を確認しました」という。また、「ここ数節、川崎フロンターレの対戦相手に対して同様の投稿...

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大坂選手が放った強烈な言葉のサーブ 「どう受け取りましたか」 東京・渋谷で聞いた(2020年9月19日配信『毎日新聞』)

 テニスの全米オープンを制した大坂なおみ選手(22)の行動が反響を呼んでいる。試合のたびに警官の銃撃などで死亡した黒人犠牲者の名前を記した黒いマスクを着用するなど、人種差別に反対する姿勢を示したからだ。同年代の日本の若者たちは彼女の姿から何を感じ取ったのだろう。優勝インタビューでの大坂選手の言葉を借りて、東京・渋谷のハチ公前広場で聞いた。「あなたはどんなメッセージを受け取りましたか?」【川崎桂吾、金...

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大坂なおみの行動を賞賛し黒人差別に抗議した“自民党議員”がツイート削除し謝罪! 百田尚樹の「自民党は注意せよ」が原因か(2020年9月18日配信『リテラ)

松川るいTwitter 全米オープンという大きな大会に取り組みながら、黒人差別の犠牲者の名前がプリントされた7枚のマスクを通して世界中に反差別のメッセージを発信。テニスの大坂なおみ選手による、この歴史的な偉業については本サイトでも詳しく報じたが、世界中で賞賛を集める一方、日本ではいまだに大坂選手に対する冷ややかな声やバッシングの声が絶えない。 SNSでは「スポーツに政治を持ち込むな」「テロや略奪を支持するの...

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 「あなたはどんなメッセージを受け取りましたか」(2020年9月18日配信『新潟日報』-「日報抄」)

 「あなたはどんなメッセージを受け取りましたか」。テニスの全米オープン女子シングルスを2年ぶりに制した大坂なおみ選手は優勝インタビューでこう問い返した▼米国の人種差別に反対し、理不尽な最期を遂げた黒人の名前を入れたマスク7枚を用意、着用して入場した。1回戦はブレオナ・テーラーさん。今年3月、薬物事件を捜査する警官に自宅に踏み込まれて射殺された女性だ▼7試合目の決勝は、6年前に警官の発砲で死亡した当時...

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大坂なおみがマスクに名を記した黒人女性テーラーさんの遺族 12億円で市と和解 警察改革も条件(2020年9月16日配信『東京新聞』)

15日、米ケンタッキー州ルイビルで、3月に射殺されたテーラーさんの母親=ゲッティ・共同 米南部ケンタッキー州ルイビルで3月、自宅で寝ていたところを警官に射殺された救急救命士の黒人女性ブレオナ・テーラーさん=当時(26)=の遺族が、ルイビル市を相手に起こした訴訟で、市は15日、遺族に1200万ドル(約12億6000万円)を支払うことで和解したと発表した。市が警察改革に取り組むことも和解条件に盛り込ま...

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大坂選手の反差別マスクに関する論説(2020年9月16日)

魂の色(2020年9月16日配信『北海道新聞』-「卓上四季」) 人種差別に対する抗議の表明が行われた1968年メキシコ五輪の男子陸上200メートル表彰式。米国の黒人選手トミー・スミスとジョン・カルロスが黒い手袋を着けた握り拳を突き上げた側(そば)で、賛意を示すバッジを胸に着けた白人選手がいた。2位のピーター・ノーマンだ▼男子短距離でオーストラリアに初のメダルをもたらした。にもかかわらず、白人優遇の...

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ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大事だ)(2020年9月15日配信『しんぶん赤旗』ー「潮流」)

 彼らの抗議の代償は大きなものでした。オリンピックの場から追放され、帰国後も職場を首に。家族への脅迫も相次ぎ、ついには妻が自殺に追い込まれる悲劇さえも…▼1968年メキシコ五輪・陸上男子200メートルの表彰式。米国の黒人選手2人が黒い手袋をつけたこぶしを高々と突き上げました。黒人への差別や暴力が横行し、五輪の半年前にはキング牧師が暗殺される。それに対する無言の抗議でした▼それから半世紀余。人種差別の...

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BLMたたく日本語SNS 大坂なおみ選手にも矛先 「権力者の言葉」あふれ(2020年9月15日配信『毎日新聞』)

白人警官の拘束下で亡くなったジョージ・フロイドさんの追悼式。数千人が参加し、「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大事だ、BLM)」のメッセージを掲げる人もいた=米ニューヨークで2020年6月4日、隅俊之撮影 黒人に対する警察などの暴力行為を含む人種差別に反対する形で始まった運動「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大事だ、BLM)」。テニスの全米オープンで12日に優勝した大坂なおみ選手が支持を表明したこと...

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大坂なおみの黒人差別抗議マスクに冷ややかなマスコミとスポンサーの意識の低さ(2020年9月13日配信『リテラ)

大坂なおみTwitter テニスの大坂なおみ選手が、全米オープンで2年ぶりに決勝に進出した。決勝は日本時間13日早朝におこなわれる予定でまだ勝敗はわからないが、いずれにしても、この間の大坂の戦いの軌跡は、まちがいなく歴史に残るものだ。 2回目の全米決勝進出だからではない。テニスプレーヤーとして大きな大会の試合に取り組みながら、同時にこれまでだれもやらなかったかたちで反差別のメッセージを発信し続けたからだ。 ...

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つるの剛士が畑泥棒を「近くの工場で働いてる外国人」「あそこ怪しすぎる」とヘイト丸出しツイート(2020年9月9日配信『リテラ)

つるの剛士Twitter 新型コロナに感染し入院していた病院から退院したことを、つい1週間ほど前に報告したばかりのつるの剛士。体調が回復したのは何よりだが、さっそくネトウヨ活動を開始して物議を醸している。外国人ヘイトを誘発するツイート、さらには自らも外国人を差別攻撃しているとしか思えないリプライを飛ばしたのだ。 始まりは9月4日13時すぎの投稿、農林水産省の9月3日のツイートをリツイートし、こうコメントした。〈...

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ボイコット(2020年9月8日配信『琉球新報』-「金口木舌」)

 久しぶりに目にした「ゼネスト」の表記だった。東欧のベラルーシで大統領選の不正に抗議する反体制派が呼び掛けた。票の入れ替えまでして独裁を続ける現職にはそれこそ全産業の団結が必要なのだろう▼沖縄でもかつて米軍犯罪や日本復帰の在り方など、社会問題に対してゼネストが行われた。賃金や待遇といった労働争議ではなく、人権状況を問うた。自分たちの生活に直結する問題だったからだ▼ストライキは集団で行うから、こちらは...

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広がる反人種差別(2020年9月7日配信『しんぶん赤旗』ー「主張」)

植民地主義の反省が迫られる 米国で相次ぐ白人警察官による黒人への暴力に対し、人種差別に反対するたたかいが世界に広がっています。運動は、今もなくならない差別の根絶を求めるとともに、過去にさかのぼって、差別の歴史的元凶である植民地主義に反省を迫っています。「ダーバン宣言」の重要性 5月の米ミネソタ州での白人警官による黒人暴行死に続き、8月にはウィスコンシン州で白人警官が黒人男性を背後から銃撃し、怒りが...

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ある予兆(2020年9月4日配信『琉球新報』-(「金口木舌」)

 異臭騒ぎが相次いでいる。神奈川県横須賀市など三浦半島の複数箇所で「ガスの臭いがする」との通報が、今年だけで6、7、8月と3回続いて、原因不明で周辺住民を不安がらせている▼この異臭、巨大地震の予兆ではないかと指摘する地震学の専門家もいる。岩石が圧力を受けて破壊する際にこげたような独特な臭いが発生し、1995年の阪神・淡路大震災発生の数カ月前も地元で異臭が観測されていたという▼南海トラフ地震や首都直下型地震の...

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OKの誤り(2020年9月4日配信『北海道新聞』-「卓上四季」)

 第7代米国大統領アンドリュー・ジャクソンの在任期間は「ジャクソニアン・デモクラシー」とも呼ばれる。選挙権拡大や公立学校の普及を進め、東部の労働者や西部の農民が拍手喝采した▼その恩恵を受けない人たちがいた。黒人奴隷や住み慣れた土地を追われた先住民である。ジャクソン自身、奴隷を使った農園運営で利益を上げ、強制移住法では、連邦最高裁の違法という指摘にも耳を貸さなかった▼開拓民の孤児ながら独学ではい上がっ...

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関東大震災朝鮮人被害者の追悼式典にオリバー・ストーン監督が反ヘイトのメッセージ! 一方、小池百合子知事はヘイト団体を後押し(2020年9月3日配信『リテラ)

小池百合子オフィシャルサイトより 1923年9月1日の関東大震災から97年となった日。震災そのもの以上に忘れてはならないのが、大地震の混乱のなか、「朝鮮人が暴動を起こした」「井戸に毒を入れた」等のデマが広がり、日本人らが多くの朝鮮人を惨殺したことだろう。いわゆる“朝鮮人虐殺”である。 東京都墨田区の都立横網町公園では虐殺された朝鮮人被害者の追悼式典がおこなわれたが、小池百合子・東京都知事は2017年、2018年、20...

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終わらぬ黒人迫害(2020年9月2日配信『神戸新聞』-「正平調」)

 米ゴルフのスター、タイガー・ウッズ選手のもとには若いころ、脅迫めいた手紙がいくつも届いた。「黒人が金持ちの白人のまねをしてゴルフをするな。殺すぞ」などと書かれていた◆手紙を壁に貼って何度も読み返し、「負けるもんか」、そう誓ったと「20世紀名言集・スポーツマン篇(へん)」にある。終わらぬ黒人迫害の歴史と、幾万もの涙が生んだ悲しい名言だろう。涙はいまも流れて乾かない◆テニスの大坂なおみ選手が先週、警官...

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関東大震災から97年、墨田区で法要 小池知事、朝鮮人虐殺に触れず(2020年9月2日配信『東京新聞』)

コロナ禍で参列者を大幅に減らして営まれた関東大震災の慰霊法要=東京都墨田区(代表撮影)で 1923年の関東大震災から97年となった1日、犠牲者の慰霊法要が、東京都墨田区の横網町公園の都慰霊堂で営まれ、遺族ら約30人が追悼の祈りを捧げた。 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、参列者は例年の1割以下に。式典では、小池百合子都知事の追悼の辞を、武市敬副知事が代読。「東京は震災と戦災で二度焦土と化したが、...

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作家、永井荷風の筆名は「お蓮(れん)さん」という女性の名に…(2020年9月1日配信『東京新聞』-「筆洗」)

 作家、永井荷風の筆名は「お蓮(れん)さん」という女性の名に由来するという話がかわいい。16歳の時、入院した病院で、世話をしてくれた看護婦さんの名が「お蓮さん」▼少年は恋した。この恋はかなうことはなかったが、それを筆名とした。蓮(はす)の別名である「荷」。それになびく「風」だから荷風なのだろう▼筆名や芸名にはそれぞれに思いや逸話が隠れているが、関東大震災の9月1日になると思い出す芸名がある。荷風とは...

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「噂は数限りない」デマの記述も 関東大震災時の手記発見 専門家「現代につながる」(2020年9月1日配信『毎日新聞』)

母の幾代さんが書いた手記を手にする久野明子さん=東京都世田谷区で2020年8月28日午後4時55分、高田奈実撮影 1923(大正12)年9月1日に起きた関東大震災を横浜市で経験した女性が、被災当時から街が復興するまでの様子をつづった手記が見つかった。被災状況が克明に記されているだけでなく、震災後にはデマや流言が広がったという記述も残されている。専門家は「非常時にSNS(ネット交流サービス)でデマが広がる現代と同じこと...

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黒人のたましい(2020年8月28日配信『しんぶん赤旗』ー「潮流」)

 アメリカの黒人、ジョージ・フロイド氏が警察官の暴行で亡くなって3カ月余。23日には、警察官が丸腰の黒人を背後から銃撃する事件も▼「20世紀の問題は、皮膚の色による境界線(カラー・ライン)の問題である」。20世紀初頭にこう予言したのは、黒人社会の先駆的研究者、デュボイス博士です。奴隷解放宣言から40年後の1903年、黒人論の古典といわれる『黒人のたましい』(岩波文庫)で書きました▼奴隷解放後の社会を...

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大坂なおみ 棄権を撤回し準決勝へ 全米OP1回戦は土居と対戦(2020年8月28日配信『共同通信』)

準決勝棄権を撤回した大坂なおみ(写真は準々決勝のコンタベイト戦)=ニューヨークで(共同) 【ニューヨーク=共同】米ウィスコンシン州での警官による黒人男性銃撃事件など一連の人種差別への抗議を示すため、出場中のウエスタン・アンド・サザン・オープンをいったんは棄権すると表明した女子テニスの大坂なおみ選手(日清食品)が27日、女子ツアーを統括するWTAなどと協議した結果、28日の準決勝に出場すると表明した...

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私は黒人女性です(2020年8月28日配信『中国新聞』-「天風録」)

 ずぬけたパワーで女子テニスの「革命児」となった黒人選手がいる。ウィリアムズ姉妹である。いまも大看板の妹セリーナ選手が長らく、出場ボイコットを続けていた米国内の大会がある▲最強姉妹の対決となった2001年の準決勝で開始の直前、姉のビーナス選手がけがを理由に棄権する。八百長の不戦勝だと勘繰られ、決勝へ進んだセリーナ選手に観客席から人種差別の言葉が飛ぶ。孤立感におののき、彼女は心を凍らせる。大会に戻る...

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「まっすぐな道で迷った者はいない」(2020年8月28日配信『東京新聞』-「筆洗」)

 「まっすぐな道で迷った者はいない」。文豪ゲーテが残し、語り継がれている言葉の一つである。人は固い信念があるとき険しい道であっても、まっすぐに進んでいくことができる。そう言っていようか▼米国からのニュースに、驚かされた。テニスの大坂なおみ選手が勝ち進んでいた大会を棄権した。警官による黒人男性の銃撃事件に対する抗議である。プロ選手にとって試合をあきらめる決断は、どんな大会であっても、痛みを伴うはずだ...

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準決勝ボイコット 大坂なおみの黒人差別と闘う強い思い「“差別主義者でない”だけでは不十分。私たちは“反差別主義者”でなければ」(2020年8月27日配信『リテラ)

大坂なおみTwitterより プロテニスプレイヤーの大坂なおみ選手が、警察官による黒人銃撃に抗議し、27日(現地時間)に予定されていたウエスタン&サザン・オープン準決勝をボイコットすることを表明した。 アメリカ・ウィスコンシン州ケノーシャで23日に3人の子どもを連れた29歳のアフリカ系男性ジェイコブ・ブレイクさんが、背後から至近距離で警察官の銃撃を受け、半身不随の重症を負うという事件が起き、抗議の声が再び広がっ...

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大坂なおみ「私のテニスより重要なものがある」(2020年8月26日配信『日本経済新聞』)

女子シングルスで4強入りを果たし、取材に応じる大坂なおみ=共同2020年7月、雑誌「エスクァイア」(電子版)に大坂なおみはエッセーを執筆した。タイトルは「2年前はこんなこと書くとは想像すらしなかった」。それによると――。「人々は私をどう定義すべきか、てこずっている。日本人? 米国人? ハイチ人? 黒人? アジア人?」。いずれでもあるとしつつ、「テニスがたまたま上手だったことをのぞけば、22歳のごく一般的な女性...

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大坂なおみ ツアー大会準決勝を棄権 黒人男性銃撃に抗議(2020年8月27日配信『NHKニュース』)

テニスの大坂なおみ選手は、アメリカのウィスコンシン州で黒人の男性が警察官に背後から撃たれたことに対する抗議活動が広がるなか、27日に出場予定だったツアー大会の準決勝のボイコットを表明しました。大坂選手は四大大会の1つで今月末に開幕予定の全米オープンの前哨戦としてニューヨークで開かれているツアー大会に出場していて、26日の準々決勝に逆転勝ちし、27日に準決勝に臨む予定でした。マネジメント会社によりますと、...

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小池百合子が関東大震災の朝鮮人虐殺追悼文を今年も送付せず! ヘイトとの連動を隠して「毎年送ってない」とごまかす手口の悪質(2020年8月10日配信『リテラ)

東京都HPより コロナ対応でさまざまな嘘や事実の隠蔽が発覚した小池百合子都知事だが、また、嘘でごまかしをはかった。7日行われた定例会見で、9月1日に行われる関東大震災時に虐殺された朝鮮人犠牲者の追悼式典に追悼文を送るのかどうかを問われたときのことだ。 小池都知事は、聞かれてもいない、追悼式典の公園占有許可について、都市公園法や東京都立公園の条例についてダラダラと解説し出し、追悼文の送付については答えな...

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関東大震災朝鮮人追悼式、許可へ 東京都、批判受け方針転換(2020年8月3日配信『東京新聞』)

関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式で、献花する人たち=2017年 東京都が関東大震災の朝鮮人犠牲者追悼式を主催する団体に対し、会場となる都立公園の使用を許可せず、批判を受けていた問題で、都は3日、許可を出す方向で調整していることを明らかにした。 実行委員会が、虐殺された朝鮮人の追悼式を都立横網町公園で毎年実施。2017年からは保守系団体がすぐ近くで別の行事を開くようになり、実行委は「虚偽の主張とヘイトス...

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「私たちは勝つ/いつか/心に深く/信じて/必ずいつか…(2020年7月27日配信『毎日新聞』-「余録」)

 「私たちは勝つ/いつか/心に深く/信じて/必ずいつか」。1960年代の米公民権運動で流行した「ウィー・シャル・オーバーカム」は心打たれるプロテストソングだ。人種差別克服への願いが込められている▲65年、米南部アラバマ州セルマで黒人のデモ行進を警官隊が武力で制圧し、多数が負傷した。「血の日曜日」と呼ばれるこの惨事に抗議するキング牧師らが警官隊を前にこの歌を合唱した▲負傷者の中にいたのが若きジョン・ル...

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関西医大、朝鮮学校生受験認めず 「各種学校」理由に(2020年7月25日配信『共同通信』)

 京都朝鮮中高級学校(京都市)の生徒が2018年、関西医科大(大阪府枚方市)を受験するための入学資格審査を申し込んだ際、要領に記載がないのに「各種学校は要件を満たさない」として、朝鮮学校生としての受験を門前払いされていたことが25日、分かった。 朝鮮学校は学校教育法の「各種学校」扱いで、以前は高校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)に合格しないと受験できなかった。在日本朝鮮人人権協会によると、現在は各...

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何をすべきか考えたい(2020年7月14日配信『新潟日報』-「日報抄」)

 「トゥモロー・イズ・アナザー・デイ」。直訳すれば「明日は別の日」だが、実際は「明日は必ずやってくる」「明日は明日の風が吹く」と訳された。映画「風と共に去りぬ」に出てくる名ぜりふだ▼南北戦争時代の米国をたくましく生き抜くヒロイン、スカーレットは戦争や愛する人との別れに直面しても「明日考えよう」と前を向く。ラストで、傷つきつつも口にするこの言葉は、彼女の不屈の精神を象徴した▼米大手動画配信サービスのサ...

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“アジア系へのヘイトクライム”米で急増(2020年7月12日配信『 NNN24 』)

新型コロナウイルスの感染拡大以降、アメリカではアジア系の人に対するヘイトクライム(人種的偏見に基づく犯罪)が急増していることが分かりました。ロサンゼルス近郊の公園で11日、ヘイトクライムに対する抗議集会が開かれました。この公園では先月、アジア系の人が「国へ帰れ」「殺す」などと暴言を浴びせられる事件が相次ぎました。被害者の中には日本人の子どもも含まれています。被害を受けた小学生(11)「『自分の来た...

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「ザリガニの鳴くところ」(2020年7月12日配信『西日本新聞』-「春秋」)

 これほど深い読後感を覚えた小説は何年ぶりだろう。数日たっても胸の奥がうずく。全米で500万部を突破したベストセラー「ザリガニの鳴くところ」(早川書房)を読んだ▼舞台は1952~70年の米国南部。7歳で親に去られ独りぼっちになった少女カイアが村人に「湿地の少女」とあざけられつつ、たった一人の友の助けで文字を覚えて生き抜く物語である▼だが単なる少女の成長譚(たん)ではない。殺人事件の真相を追うミステリーであり、...

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小島慶子「『日本国籍がありますか』は差別意識の表れ」(2020年7月11日配信『AERA.com』)

連載「幸複のススメ!」小島慶子(こじま・けいこ)/エッセイスト。1972年生まれ。東京大学大学院情報学環客員研究員。近著に『幸せな結婚』(新潮社)。『仕事と子育てが大変すぎてリアルに泣いているママたちへ!』(日経BP社)が発売中  6月16日、モデルで俳優の水原希子さん(29)は、「日本人感を出すのをやめてほしい」(現在は削除)という投稿に対し、自身の考えをツイートした タレントでエッセイストの小島慶...

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「風と共に去りぬ」(2020年7月8日配信『福井新聞』-「越山若水」)

 米国映画を代表する名画に「風と共に去りぬ」がある。南北戦争のころの南部を舞台に農園主令嬢の半生を描いている。令嬢スカーレットをビビアン・リー、相手役のレット・バトラーをクラーク・ゲーブルが演じ世界中を魅了し、今も人気が高い▼1939年に公開され、アカデミー賞を多くの部門で受賞した。原作はマーガレット・ミッチェル。デビュー作でしかも唯一の長編小説だった。36年に発表されると国内外で売れに売れ世紀の...

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映画「風と共に去りぬ」の撮影は…(2020年7月8日配信『毎日新聞』-「余録」)

 映画「風と共に去りぬ」の撮影はすでに始まっていた。しかし、脚本が気に入らなかったプロデューサーは撮影を止め、新聞記者出身で早書きのすご腕と定評があった脚本家のベン・ヘクトに5日間での書き直しを命じる▲舞台「ムーンライト&マグノリア」は実話を基にドタバタの舞台裏を描く喜劇だ。2004年に米国で初演され、日本の劇団ではテアトル・エコーが「風と共に来たる」の題で上演している▲81年前の製作当時、欧州では...

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Author:gogotamu2019
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