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記事一覧

4年前の夏休み、ツイッターに投稿…(2019年9月10日配信『福井新聞』ー「越山若水」)

 4年前の夏休み、ツイッターに投稿されたつぶやきが反響を呼んだ。「学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい。一日いても誰も何も言わないよ」▼ツイートしたのは神奈川県鎌倉市図書館の女性職員。折しも内閣府の「自殺対策白書」が公表され、過去40年間で18歳以下の自殺者は9月1日が最も多いことを報道で知った。苦しんでいる子どもの緊急の避難場所として「図書館もあるよ」という思いで...

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「もっと休ませて!」と(2019年9月5日配信『しんぶん赤旗』-「潮流」)

 子どもたちの夏休みが終わりました。近年は休みが短くなり8月に2学期が始まる学校が増えました。「もっと休ませて!」という子どもの叫びが聞こえてきます▼この時期「学校がつらい」と子どもが自ら命を絶つ悲しいニュースが多発します。かけがえのない命を守ろうと、今年も多くの人がメッセージを発信しました▼『「死ぬんじゃねーぞ!!」 いじめられている君はゼッタイ悪くない』を出版したタレントの中川翔子さん。ひどいい...

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重苦しい時期(2019年9月2日配信『茨城新聞』ー「いばらぎ春秋」)

 「ロマンスの辞典」(遊泳舎)という本を書店で見つけて、「席替え」という項を見たらこんな解説が載っていた。「恋愛という舞台の結末を左右する神様のキャスティング」。教室の席替えがある長い休み明けを楽しみにしていた遠い昔の甘酸っぱい記憶がよみがえってきた▼しかし、現代っ子にとって夏休み明けは、とても重苦しい時期らしい。政府の自殺対策白書によると、2013年までの42年間で、18歳以下の子どもの自殺が最も多かった...

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「どうして行かないの(2019年9月2日配信『東京新聞』-「筆洗」)

 学校の近くでお母さんと中学生らしい娘さんが話し込んでいるのを見た。時期は春休みが終わり、今日から新学期という日の朝である▼話し込むというより、お母さんが一方的に話している。「どうして行かないの」。休み明けで学校に行きたくないらしい。口を閉ざし、目に涙を浮かべていた。親と娘さんの両方の気持ちを想像し、いたたまれなくなる▼9月1日、多くの学校で夏休みが明ける。今年は1日が日曜なので2日がその日になるの...

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近づく子供の自殺最多の日…兆候と親の対処法を医師に聞く(2019年8月31日配信『日刊ゲンダイ』ー「ヘルスケア―」)

 多くの学校では夏休み明けの始業式まであと4日。やり残した宿題に親子で四苦八苦という家庭も多いはずだ。しかし、今は宿題を見てやるより子供たちの顔色、言動を注意深く見守った方がいい。夏休み明けの始業式の前後は年間で最も多くの子供たちが自ら命を絶つ危険な時期でもある。独協医科大学埼玉医療センター「こころの診療科」の井原裕教授に、子供たちが発する自殺のサインと対処法を聞いた。「若干誤解があるようですが、...

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新学期 悩む不登校の子へ 富山で居場所づくり 広がり(2019年8月31日配信『中日新聞』ー「富山版」)

学校以外でも学べるよ 夏休みが明け、新学期が始まる。学校への拒絶感やプレッシャーから、悩みを抱える子どもにとっては気が重くなる時期だ。富山県で不登校の児童生徒は1200人以上に上るが、学校に通えない子どもの居場所づくりが続々と広がっている。「自分に合った教育を知って」不登校の子どもを持つ保護者らと意見を交わすSwitchの小沢妙子代表=富山市蜷川で 「学校以外でも学べるところはある」。そう話すのは...

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新学期の子ども SOS出しやすい環境を(2019年8月31日配信『西日本新聞』ー「社説」)

 楽しかった夏休みも終わり。今週から新学期が始まった学校もある。生活のリズムが一変しよう。「苦手な授業が始まるのか…」「また、いじめを受ける日々に戻ってしまう」。落ち込んだり、ふさぎ込んだりしている子どもは少なくないだろう。 18歳以下の自殺は、夏休み明けの9月1日が突出して多いという国の調査結果がある。ピークは近年、8月下旬に移っているとされるが、夏休み明け前後が未成年の自殺の「危険期間」であることに...

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夏休み明け要注意、子どもの自殺防げ SNS活用し取り組み(2019年8月31日配信『京都新聞』)

滋賀県から配信される広告文の画面 夏休み明けの9月1日前後に児童生徒の自殺が増える傾向にあることから、滋賀県は会員制交流サイト(SNS)を活用した自殺予防の取り組みを試行する。親や教師に悩みを打ち明けにくい子どもに向け、ツイッターを通じて専門の相談窓口を案内する。 内閣府が2015年に発表した自殺対策白書によると、1972~2013年度の18歳以下の自殺者数は多くの地域で9月1日前後が多く、新学期...

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「休暇明け」「休暇果つ」(2019年8月31日配信『日本経済新聞』―「春秋」)

 「休暇明け」「休暇果つ」は、ちょうど今時分の季語だ。「夏期休暇果つ子きりりと髪結ぶ」(橋本夏子)。久々の登校に備え、髪をまとめる少女。ひと夏を経て少し成長したかしら。慈母のまなざしである。どこにでもある風景だ。でも、そんな家庭は本当に幸せだ。▼最近、「休暇明け」は、子供の自殺が多い特異日として知られるようになった。「学校が始まるのが死ぬほどつらい子は、学校を休んで図書館へいらっしゃい」。4年前のこ...

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#しんどい君へ 夏休み明け、SOSに注意…自責の父「聞けば良かった」(2019年8月31日配信『読売新聞』)

 多くの学校で夏休みが明ける9月1日の前後は、過去の統計データから若者の自殺が最も多い時期とされる。つらい思いを抱える若者に手を差し伸べ、少しでも自殺を減らそうと、関係者の取り組みが広がっている。■始業式翌日 「あれがSOSだったのかもしれない。何があるのか聞けばよかった。悔やんでも悔やみきれません」 3年前の8月25日、いじめを訴える遺書を残し、列車に飛び込んだ青森市の中学2年葛西りまさん(当時...

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#新学期のあなたに 作家・浅生鴨さん「死にたいって思うこともあるよ」と伝えたい 受け止めるところから(2019年8月30日配信『毎日新聞』)

インタビューに答える作家の浅生鴨さん=東京都港区で2019年8月26日 2017年から「#8月31日の夜に。」と題し、「学校に行きたくない」「つらい」という10代たちが気持ちをはき出す場となる番組やウェブキャンペーンに携わっています。18年にウェブサービス「note」で不登校などの体験談を集めたら1000件を超える投稿が寄せられました。それらを本にまとめ、今月出版しました。 今悩んでいる子どもには「死んではいけない」ではな...

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#新学期のあなたに 「生きてください」 樹木希林さんが子どもたちに自殺防止呼びかけ 娘の内田也哉子さんと共著(2019年8月30日配信『毎日新聞)

樹木希林さん=東京都内の自宅で2016年1月27日 「死なないで、ね……どうか、生きてください……」 女優の樹木希林さんは昨年9月1日、入院していた病室から窓の外に向かって、繰り返し語りかけていました。夏休み明けの9月1日に自ら命を絶ってしまう子どもたちを、樹木さんは自分の死の直前まで気にかけていました。その思いを娘の内田也哉子さんが受け継ぎ、母娘で子どもたちに「生きてください」と呼びかけています。闘病中も切実...

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#新学期のあなたに お笑い芸人・遠山大輔さん「つらい時は好きな物があるところへ」 未来の鍵になるかも(2019年8月30日配信『毎日新聞』)

記者のインタビューに答えるお笑いトリオ「グランジ」の遠山大輔さん=東京都千代田区で2019年8月27日、 2010年からTOKYO FMで「SCHOOL OF LOCK!」という若者向け番組のパーソナリティーをしています。番組では僕は「とーやま校長」、リスナーを「生徒」と呼んでいます。夏休み明けに限らず、「生徒」からは学校に行きたくない、つらいという悩みが寄せられます。「生徒」と直接電話で話すこともあります。 番組のコンセプト...

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#新学期のあなたに 女優・春名風花さん「疲れたら休んでいい。でも…」苦手だった学校に心残り(2019年8月28日配信『毎日新聞』)

学校との関わり方や自らの経験を語る春名風花さん=東京都渋谷区で2019年8月22日 「不登校についてメッセージを」と言われたとき、少し悩みました。なぜなら、わたしは不登校が増えていることをよいこととは思っていないからです。学校に行けない子どもを責めているのではありません。学校は本来、「安心して学べる場所」のはず。たくさんの子どもが「行きたい学校」がなくて苦しんでいることが、一人の社会人として悲しいのです...

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Author:gogotamu2019
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