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記事一覧

がん、死亡直前まで4割に痛み 遺族調査、医師の対処不足(2020年10月31日配信『共同通信』)

 がんで亡くなった患者の約4割が直前まで痛みを訴えていたことが、国立がん研究センターが30日まとめた遺族を対象にした終末期の療養生活に関する実態調査で分かった。人数を絞って18年に先行実施した予備調査から改善しておらず、医療機関の痛みや苦痛への対処が足りない実態が明らかになった。 「人生会議」との愛称で国が普及を進める、終末期にどのような医療を受けたいのか医師や家族と事前に話し合う取り組み「アドバ...

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がん患者の就労 治療と両立、説明十分に(2020年10月26日配信『北国新聞』-「社説」)

 国立がん研究センターが全国のがん患者7千人を対象にした調査で、2割の人が治療のために退職または廃業していた。5年前の前回調査まで離職率は3割程度であり、やや改善の傾向がみられる。 ただ、気になるのは、治療に際し「就労継続の説明を受けた」と回答した人が4割にも届いていなかったことだ。本人の意思が尊重されるのは言うまでもないが、治療と仕事を両立させる生活について丁寧な説明が浸透すれば、まだ十分離職率...

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がんは日本人の2人に1人が患う…(2020年10月24日配信『山陽新聞』-「滴一滴」)

 がんは日本人の2人に1人が患うというが、わが身となるとショックは大きい。昨年春、前立腺がんが見つかった演出家の宮本亜門さん(62)が近著「上を向いて生きる」に、目の前がクラッときたと書いている▼「真っ暗な宇宙のなかに一人放り出されたような感覚でした」。子どもの時から不安を覚えると見ていた夢を思い出した、と▼そんな衝撃もあろう。仕事をしていた人の2割が治療のため退職、廃業したとの調査結果を国立がん研...

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子宮頸がん予防 正しい情報提供が重要(2020年10月18日配信『秋田魁新報』-「社説」)

 子宮頸(けい)がんを予防する「HPVワクチン」について県民に周知を図るプロジェクトを、県医師会がスタートさせた。ワクチンは接種費用が公費で賄われる「定期接種」であるにもかかわらず、国内の接種率は1%未満に低迷。存在すら知らない人も増えている。プロジェクトをきっかけにワクチンへの理解が深まることを期待したい。 子宮頸がんは性交渉などで感染するヒトパピローマウイルス(HPV)が主な原因。日本では年間...

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コロナ禍のがん 先送りしない医療体制を(2020年7月20日配信『信濃毎日新聞』-「社説」)

 20万人以上の新型コロナウイルス感染が確認されたドイツで、がん治療への影響が問題になっている。 コロナ対応が優先され、3月中旬から6月末までに推計約5万件の手術が延期になった。診察や検診も先送りされた事例が多く、同国のがん支援協会が「致命的な事態が起きる」と警告している。 日本でも、第1波の感染が広がった都市部で、一般診療の休止や手術の延期に追い込まれる医療機関が相次いだ。 がん患者が感染を恐れ...

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治療で食べられなくても…がん張れるレシピを 症状別にサイト公開(2020年2月11日配信『東京新聞』)

昨年12月に開かれた、がん患者とその家族向けの料理教室=千葉県柏市で がんの手術や抗がん剤の使用によって食が細くなることがある。食べられない原因はさまざまだが、栄養が足りないと体力の回復が遅れ、治療にも影響がある。そうした状況でもおいしく食べられる食事を研究し、料理教室で普及を図ってきた国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)は、その成果を基に症状別レシピ検索サイトを公開、活用を勧めている。 昨年...

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がんでも「障害年金」を申請できる! 知っておきたい受け取れるお金(2020年2月6日配信『AERA』) 

キャンサーペアレンツ代表理事 西口洋平さん(40)/大手人材会社の営業職として働いていた2015年、胆管がんと診断される。翌年、仕事と抗がん剤による治療を続けながら、「キャンサーペアレンツ」を設立 がんになると働けないこともある。お金に困らないために、どんな選択肢や制度があるかを把握しておくことが大切だ。AERA2020年2月10日号では、事例をもとに備えるべきことを紹介する。【表で見る】がんになってもお金...

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子宮頸がん HPVワクチン 放置はもうゆるされない 厚労省は逃げるな(2019年12月16日配信『毎日新聞』)

三原じゅん子・自民党女性局長 子宮頸(けい)がんの罹患(りかん)率や死亡率は各国で低落傾向にある。子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防止するワクチン接種に取り組んだオーストラリアでは罹患率が急減した。そのなかで日本はワクチンの接種率が極めて低く、罹患率も死亡率も上昇し続けている。接種を望む人も接種で苦しんでいる人も 子宮頸がんは20~40代の女性に多いため、HPVワクチンは10代が...

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がんでも働き続けたいのに…定年後、拒まれた再雇用(2019年11月29日配信『朝日新聞』)

 みなさんは定年後の生き方を考えていますか? 人生100年時代と言われ、定年も延長されつつあります。ところが、私たちが50代以降のがん患者を対象に取り組んだ調査の結果から、がん患者が定年以降も働き続けることの難しさが浮かび上がってきました。調査結果について2回に分けてお伝えします。人事や組合に何度も調整 みなさんは定年退職後の生き方をどのように考えていますか? 我が家もパートナーは50代後半。そろ...

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小籔さん起用のポスター、「4070万円」にどよめき(2019年11月28日配信『朝日新聞』)

厚生労働省が作った人生会議のポスター=同省ホームページから 吉本興業のお笑い芸人、小籔千豊(かずとよ)さんが苦しそうな表情で患者を演じている厚生労働省の啓発ポスターが批判を浴び、同省が自治体への発送をやめた問題をめぐり、野党が28日の国会で追及した。同省は契約価格が4070万円だったことを明らかにした。SNSでは発送中止後も、ポスターをめぐる議論が収束していない。契約費にどよめき 28日の参院厚生...

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がん治療で脱毛、患者の心もケア 乳がん経験の美容師(2019年11月11日配信『朝日新聞』)

使う人に合わせて医療用ウィッグを調整する田尻美智子さん=2019年9月24日午後0時8分、神奈川県平塚市明石町 神奈川県平塚市の美容師田尻美智子さん(54)は、乳がんを患い、つらい治療を受けた経験を生かして、脱毛などに悩むがん患者の髪のケアに当たっている。治療中もできるだけ普段と変わらない生活をしてほしいと、医療用ウィッグ(かつら)の相談・調整から髪が元に戻るまで寄り添う。7年間で、100人近いが...

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「舌はないけどがんと生きる」 闘病記あす発売(2019年10月31日配信『東京新聞』)

 がんで舌の大部分を切除した荒井里奈さんが社会復帰をし、肺や神経への転移がありながらも、がんと明るく共存する日々をつづった「舌はないけど がんと生きる」=写真=を発売します。中日新聞朝刊に連載中の闘病記を書籍化しました。 岐阜県在住の著者は、40歳で舌下腺に腺様のう胞(ほう)がんを発症して手術を受けました。後遺症と闘いながらリハビリを続け、講演や患者会活動にいそしんでいます。 本書では、他のがん経...

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若い世代のがん 治療と支援の充実進めよ(2019年10月30日配信『産経新聞』-「主張」)

 小児や思春期、若年のがんは高齢のがんに比べて対策が遅れている。突然にがんだと知らされる若い世代が安心して治療を受け、当たり前の生活に戻れるよう、万全の支援をすべきである。 国立がん研究センターと国立成育医療研究センターが小児(0~14歳)と、思春期・若年成人のAYA世代(15~39歳)の調査をまとめた。 小児がんを発症するのは年に2千~2500人だ。数は少ないが、子供の命を奪う大きな原因である。...

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日経実力病院調査 前立腺がん、生活の質で治療法選択(2019年10月27日配信『日本経済新聞』)

選択肢の多い前立腺がんの治療法の説明には、模型やパンフレット、画像なども活用する(10月中旬、東京医大病院)高齢男性を中心に年約8万人が診断を受け、がん全体で4番目に患者数が多い前立腺がんは治療の選択肢が多岐にわたるのが特徴だ。手術支援ロボットの普及が進むほか、進行が遅いため積極的に治療せずに経過観察も多い。公開データを基にした日本経済新聞の実力病院調査で症例数が多かった病院は、年齢や進行状況、後遺症...

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がん、一人で抱え込まずに 800人が歩いて患者支援(2019年9月30日配信『朝日新聞』)

横断幕を掲げて歩く参加者ら=29日午前11時7分、徳島市の東新町商店街医師や看護師らががんについて語りあったフォーラム=29日午前10時15分、徳島市の東新町商店街 がん患者やその家族を支援するチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン2019とくしま」(日本対がん協会、とくしま実行委員会主催)が28、29日の2日間、徳島市の東新町商店街で開かれた。約800人が参加し、29日午前11時...

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肺がん治療の男性が死亡 静岡県立総合病院に支払い命令(2019年9月23日配信『朝日新聞』)

 静岡県立総合病院(静岡市葵区北安東4丁目)で肺がん治療を受けた70代男性が担当医らの過失により死亡したとして、約5100万円の損害賠償を求めた訴訟で、静岡地裁(小池あゆみ裁判長)は19日、同病院を運営する県立病院機構に約1100万円の支払いを命じる判決を出した。 判決によると、男性は2009年12月に手術を受け、10年1月から抗がん剤治療を受けていた。入院中の同年5月、肺炎による急性呼吸不全と嘔...

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横井庄一さんと早期がん発見(2019年9月23日配信『宮崎日日新聞』ー「くろしお」)

 終戦から27年たって旧日本軍兵士だった横井庄一さんはグアム島のジャングルから救出された。帰国時のせりふが気の毒で痛々しかった。「恥ずかしながら横井庄一、生きながらえて帰ってまいりました」。 13年後、横井さんは胃の不調を覚え、胃カメラ検査を希望した。ごく早期の胃がんが見つかり切除手術を受けたが執刀医によると普通の人なら不調など感じないわずかな病変だった(小長谷正明著「ヒトラーの震え毛沢東の摺り足...

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3度のがん「そんな日も」古村比呂さん救った息子の言葉(2019年9月22日配信『朝日新聞』)

自身の体験を語る古村比呂さん=2019年9月21日午後3時20分、山口市 俳優の古村比呂さん(53)が21日、山口市で「がんと共に歩む」と題して講演し、7年間で3度に及ぶがん闘病体験を語った。 古村さんは2011年末、産婦人科で勧められた検診で子宮頸(けい)がんが見つかり、翌年3月、子宮を全摘出する手術を受けた。 医師に全摘を告げられた際、「子宮がなくなると女の人は何者になるんだろうと考えた。離婚...

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胸つぶさない乳がん検診、記者が体験「全然痛くない!」(2019年9月17日配信『朝日新聞』)

検査から2週間後に、画像300枚が入ったディスクと所見が自宅に届いた=2019年9月5日、阿久沢悦子撮影 静岡県の焼津市立総合病院が3月からMRI(磁気共鳴画像法)を使った「痛くない乳がん検診」を始め、好評だ。従来の乳房を機械でつぶすようにして検査する「マンモグラフィー」に苦手意識を持つ記者(52)が「痛くない」というフレーズに引かれて、体験受診してみた。 検査はDWIBS法というMRIの撮影技術...

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乳がん新薬つながる発見かも 母を亡くした九州大准教授(2019年9月8日配信『朝日新聞』)

松島綾美九州大准教授 ホルモンの働きを乱すとされる化学物質が、乳がんの新しい薬になるかもしれない――。母を乳がんで亡くした九州大の研究者らが、そんな研究成果を英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。 乳がんは女性ホルモンのエストロゲンが過剰に分泌されることで悪化するとされている。このホルモンを抑える物質を探していた九大大学院理学研究院の松島綾美准教授(42)らの研究グループは、ビスフェノー...

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高齢者の乳がん手術は何歳まで? 合併症や術後の生活は(2019年9月8日配信『朝日新聞』)

岩田広治・愛知県がんセンター乳腺科部長 上皇后美智子さま(84)が比較的早期の乳がんと診断され、手術を受ける。乳がんになる女性の比率が高まるのは40代以降で、60代後半が最も多い。90代になっても40代前半と同程度だ。高齢で乳がんが見つかった女性はどのような治療を受ければいいのだろうか。高齢者の乳がんに詳しい愛知県がんセンターの岩田広治・乳腺科部長に聞いた。 Q 80代~90代といった高齢の乳がん...

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がん制圧へリレー 元患者らが24時間歩いて啓発(2019年9月8日配信『朝日新聞』)

がん患者や経験者がトラックを歩きながら啓発を呼びかけた=2019年9月7日午後0時27分、青森市の県立保健大学トラックにはがん患者らに向けられたメッセージなどが置かれた=2019年9月7日午後0時1分、青森市の県立保健大学 がん患者や支援者らが交代で24時間歩き続けるチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン青森」(実行委員会、日本対がん協会主催)が7日、青森市の県立保健大学で始まった...

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がんと24時間向き合って 長野でウォークイベント(2019年9月6日配信『朝日新聞』)

 がん征圧とがん患者支援のためのチャリティーイベント「リレー・フォー・ライフ・ジャパン」(実行委員会、日本対がん協会主催)が7、8日に松本市で、14、15日に長野市でそれぞれ開かれる。 世界的な取り組みで、1985年、米国人外科医が「がん患者は24時間がんと向き合っている」というメッセージを掲げながら競技トラックを24時間走り続け、募金を呼びかけたのが始まり。イベントでは、職場や学校、家族、友人た...

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がん征圧月間 仕事との両立支援さらに(2019年9月5日配信『山陽新聞』ー「社説」)

 今月はがん征圧月間である。がんは死を連想させる病気とされてきたが、必ずしもそうではなくなっている。 2009~10年にがんと診断された患者の5年後の生存率は66・1%だった。国立がん研究センターが先月発表した。全国のがん診療連携拠点病院277施設の患者約56万8千人を分析した結果だ。 08~09年に比べて0・3ポイント向上した。治癒の目安とされるこうした患者の割合は、他の統計データを含めて見ると...

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がんと闘う人へ「明日がある」3年半、111回のブログ(2019年9月2日配信『朝日新聞』)

渡辺由美子さんと清さん夫妻。旅行でベトナムを訪れた際に撮影した(2017年1月、清さん提供)渡辺由美子さんと清さん夫妻。今年2月にレストランで食事した際に撮影した=大阪府茨木市、清さん提供 3年半にわたり、がんとの闘いをブログで発信していた女性が今春、65歳で亡くなった。前向きに、そして明るく。人柄がにじみ出た文章は同じようにがんと闘う人らを勇気づけた。それが自費出版された。 「自分を奮いたたせて...

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Author:gogotamu2019
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