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障害者施設での事件をモチーフにしたPカンパニー「拝啓、衆議院議長様」が改定上演へ(2020年7月29日配信『ステージナタリ

Pカンパニー 第31回公演~シリーズ罪と罰 CASE 6~罪と罰の狭間を見つめて「拝啓、衆議院議長様」チラシ表Pカンパニーの「拝啓、衆議院議長様」が9月17日から21日まで、東京・シアターグリーン BOX in BOX THEATERにて上演される。【写真】Pカンパニー 第31回公演~シリーズ罪と罰 CASE 6~罪と罰の狭間を見つめて「拝啓、衆議院議長様」チラシ裏(メディアギャラリー他1件)「拝啓、衆議院議長様」は、劇団チョコレートケーキの古...

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相模原殺傷4年 共生社会へ課題克服を(2020年7月29日配信『琉球新報』-「社説」)

 相模原市の知的障がい者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害され、職員を含む26人が重軽傷を負った事件発生から4年を迎えた。 事件を通して命の価値を線引きする発想が社会に衝撃を与えた。障がいの有無によって分け隔てられることのない共生社会(インクルーシブ)の実現に向け私たち一人一人に重い課題を突き付けた。課題を克服するために、事件を過去のものとせず差別の芽を摘む不断の努力が求められる。 殺人罪な...

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分け隔てない社会目指す 障害者3団体が共同声明(2020年7月28日配信『産経新聞』)

建て替え工事中の相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」=15日 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」殺傷事件が26日で発生から4年を迎え、障害者らでつくる3団体が共同声明を発表し「事件の風化を阻止し、障害によって分け隔てられない社会の実現を目指す」と決意を表明した。 声明を出したのは「DPI日本会議」など。事件の背景にあるのは、差別や偏見を払拭できず、優生思想を生み出している社会とし...

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生産性で優劣決める社会を変えたい 植松死刑囚の裁判傍聴、障害児の父親願う(2020年7月27日配信『東京新聞』)

 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害された事件から4年となった今も、事件は終わっていないと感じている人々がいる。重い障害のある長男土屋荘真そうま君(6つ)の父親の義生よしおさん(40)=横浜市戸塚区=もその1人だ。植松聖死刑囚の裁判員裁判を傍聴し「金を稼げるなど、生産性で優劣を決める社会が変わらなければ、生きづらさを抱える人の鬱憤うっぷんの矛先が、障害者のような立場の...

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「やまゆり園」4年(2020年7月26日配信『しんぶん赤旗』ー「主張」)

「命の選別」を許さない社会を 神奈川県相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害され、職員を含む26人が重軽傷を負った事件からきょうで4年です。殺人罪などに問われた元職員が「障害者には生きる価値がない」という到底容認できない主張を続け犯行を正当化したことは国内外に大きな衝撃を与えました。横浜地裁は3月、元職員に死刑を言い渡し、同判決は確定しました。しかし、裁判でも、元職員が障害者...

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自分も「生きるに値しない命がある」と思ってはいないだろうか? - 神奈川新聞取材班 (2020年7月26日配信『 幻冬舎plus』)

2016年7月26日未明、神奈川県相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が死亡、職員を含む26人が重軽傷を負うという、大変痛ましい事件が起きました。犠牲になられた方々に、心より哀悼の意を表します。差別と偏見、優生思想、匿名報道ほか、事件が突きつけた問いに向き合い、4年間にわたって取材を続けてきた、地元紙・神奈川新聞記者による座談会の2回目です。(構成:大山くまお 写真:神奈川新聞社)*  ...

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相模原殺傷事件4年 犠牲者19人を悼む 「風化させぬ」と決意(2020年7月26日配信『東京新聞』)

殺傷事件から4年を迎え、知的障害者施設「津久井やまゆり園」を訪れて涙ぐむ女性=相模原市緑区で 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害され、職員2人を含む26人が重軽傷を負った事件は26日、発生から4年を迎えた。施設の敷地内に設置された献花台で、園関係者や被害者の家族らは犠牲者を追悼し、事件を風化させない決意を新たにした。(曽田晋太郎)献花台で手を合わせる、事件で重傷を負っ...

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「必要のない人いない」多様性ある社会の実現訴え 大阪で追悼集会、相模原殺傷事件4年(2020年7月26日配信『毎日新聞』)

津久井やまゆり園事件から4年。障害者差別に抗議をする追悼集会の参加者たち=大阪市北区で2020年7月26日午後6時18分、山崎一輝撮影 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害された事件から4年を迎えた26日、関西の障害者らがJR大阪駅近くで追悼集会を開いた。難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性が薬物投与され、医師2人が嘱託殺人の疑いで逮捕された事件が明らかになったばかり。参加者は「必要のない人...

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「時がたてば経つほど会いたい」 美帆さんの母が手記 相模原殺傷事件4年(2020年7月26日配信『毎日新聞』)

中学1年の時の美帆さん。出掛けた時に撮影されたという=遺族提供 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年7月、入所者ら19人が殺害され、26人が負傷した事件で、娘の美帆さん(当時19歳)を失った母親が現在の心境をつづった手記を毎日新聞に寄せた。美帆さんに会いたい思いや、差別がなくなることを祈る気持ちを吐露している。事件は26日で発生から4年を迎える。【木下翔太郎】 <あれから4年経(た)ちました。美帆...

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相模原事件4年 見過ごせない施設の実態(2020年7月24日配信『信濃毎日新聞』-「社説」)

 障害者を差別する根底に何があったのか。それは今もつながっていないか。常に問い続けなければならない。 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人が殺傷された事件から26日で4年がたつ。 殺人罪などに問われ、死刑が確定した元職員の植松聖死刑囚は、施設職員が入所者を人として扱っていないと感じたと、法廷で証言している。裁判所は実態を掘り下げる審理を全くせずに、施設での勤務経験が犯行動機...

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虐待有無、徹底検証を 障害者団体、県に要望 やまゆり園 /神奈川(2020年7月5日配信『毎日新聞』)

 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で虐待の疑いがあると県の検証委員会が指摘したことを受け、複数の障害者団体が県庁を訪れ、虐待の有無について徹底した検証を求める要望書を黒岩祐治知事に提出した。 要望書を提出したのは障害者の家族らでつくる「DPI(障害者インターナショナル)日本会議」や「全国手を…公式サイト➡ここをクリック津久井やまゆり園の検証作業を求め、神奈川県の黒岩知事に要望書をお渡ししまし...

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相模原事件の現場・津久井やまゆり園の「検証」中止宣言で神奈川県vs県議会「騒動」の顛末(2020年7月1日配信『yahooニュース』)

篠田博之 | 月刊『創』編集長凄惨なやまゆり園事件から間もなく4年目を迎える(事件当時、筆者撮影)突如廃止が決まったやまゆり園「検証委員会」 相模原事件については、2020年3月、植松聖元被告に死刑判決が出され、既に確定している。ただ、津久井やまゆり園という障害者施設の元職員である植松死刑囚がなぜ障害者を殺傷するという犯行に及ぶに至ったのかという、事件の本質に関わる部分については、ほとんど解明されていな...

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相模原殺傷、植松被告の死刑確定 弁護人の控訴を取り下げ(2020年3月30日配信『共同通信』)

 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人が殺傷された事件で、横浜地裁の裁判員裁判で死刑判決を受けた元職員植松聖被告(30)が30日、弁護人による控訴を取り下げた。地裁が明らかにした。同日が控訴期限のため、高裁や最高裁の判断を待たずに死刑が確定した。 植松被告は判決後の18日、接見取材に対し「控訴しない。二審、三審と続けるのは間違っていると思う。(死刑は)出るだろうと思った。納...

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あすへのとびら 相模原事件の教訓 包み込む社会を目指そう(2020年3月22日配信『信濃毎日新聞』-「社説」)

 「言葉で意思疎通できない人が排除されない社会をどうつくるか。問いは私たちに残された」 相模原市の知的障害者施設で入所者ら45人が殺傷された事件で、元職員の植松聖被告に死刑判決が言い渡された。長野県内で重度障害のある48歳の息子と暮らす男性は、こう受け止めている。 一審横浜地裁の裁判員裁判で、被告は「障害者は要らない」「障害者は不幸をつくる」と事件を正当化する発言を繰り返した。 ゆがんだ障害者観の...

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障がい者殺傷に死刑 重い課題突き付けている(2020年3月19日配信『琉球新報』-「社説」)

 障がい者への差別と偏見に基づく犯罪は社会に重い課題を突き付けた。刑事責任能力の有無や程度を判断するだけで済ませていい事件では決してない。 障がい者ら45人を殺傷したとして殺人罪などに問われた植松聖被告(30)に横浜地裁は死刑判決を言い渡した。命の価値に序列をつけるゆがんだ犯行は卑劣であり、断じて許されない。 事件は2016年7月26日未明に発生した。相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で、19歳...

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相模原殺傷事件資料、永久保存へ(2020年3月18日配信『共同通信』)

相模原市が「歴史的公文書」に指定 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人が殺傷された事件で、同市が保管する関連資料を条例に基づいて「歴史的公文書」に指定し、永久保存する方針を固めたことが18日、市への取材で分かった。 同市は殺人罪などに問われた元職員植松聖被告(30)を事件前に措置入院させていた経緯や、事件発生後、消防が現場から被害者を搬送した状況などについて、関連資料を作成して残...

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相模原知的障害者殺傷事件の植松被告「控訴しない」 死刑判決、納得はせず(2020年3月18日配信『産経スポーツ』)

 相模原市の知的障害者施設で入所者ら45人が殺傷された事件で殺人罪などに問われ、横浜地裁の裁判員裁判で死刑判決を受けた植松聖被告(30)は18日、共同通信の接見取材に応じ「控訴しない」と話した。弁護人が控訴したとしても、取り下げるとした。控訴期限は今月30日。判決内容については「(死刑は)出るだろうと思ったが、納得はしていない」と述べた。 被告は「二審、三審と続けるのは間違っていると思う。自分の中...

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相模原死刑判決に関する社説・論説集(2020年3月18日)

植松被告死刑判決 差別意識の解明不十分(2020年3月18日配信『秋田魁新報』-「社説」) 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年7月、入所者ら計45人が殺傷された事件の裁判員裁判で、横浜地裁は殺人罪などに問われた元職員植松聖被告に求刑通り死刑判決を言い渡した。 この事件が社会に大きな衝撃を与えたのは、被告が「意思疎通のできない障害者は不幸を生むから要らない」という考えにとらわれ...

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植松被告「死刑判決 しかたがない 控訴しません」接見に応じる(2020年3月17日配信『NHKニュース』)

 相模原市の知的障害者施設で入所者19人を殺害した罪などに問われ、16日、死刑判決を言い渡された植松聖被告がNHKの記者の接見に応じ、死刑判決について「しかたがない。自分は控訴しません」と話しました。 植松聖被告(30)は平成28年、相模原市の知的障害者施設で入所者19人を殺害した罪などに問われ、16日、横浜地方裁判所で、死刑判決を言い渡されました。 被告は17日、横浜拘置支所でNHKの記者の接見に応じ、死刑を言い渡...

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相模原殺傷、被告に死刑判決 佐々木教授らに聞く「プロセス言及なく残念」(2020年3月17日配信『東京新聞』)

「予想された判決だが、司法の限界も感じる」と話す佐々木隆志さん=横浜市中区で 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人を殺傷した罪などに問われた元施設職員植松聖被告(30)の判決公判があった16日、横浜地裁にわずか10席の一般傍聴券を求め、1603人が訪れた。2カ月余に及んだ裁判は、それぞれの人たちに何を問いかけたのか。 3男(24)に広汎性発達障害がある静岡県立大学短期大学部...

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相模原殺傷判決 悲しみ終わらない 遺族ら「望んだ判決」(2020年3月17日配信『東京新聞』)

判決を受け記者会見する、尾野剛志さん=いずれも16日、横浜市中区で 被告の差別主張の背景は分からないまま、判決が言い渡された。相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」の入所者ら45人が殺傷された事件で、植松聖(さとし)被告(30)を死刑とした16日の横浜地裁判決。遺族や被害者家族は極刑に納得しつつも、もどかしさを口にした。事件は社会に障害者との「共生」の意味を問い続ける。  「事件からの3年8...

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<証言 相模原殺傷事件> (3)両親の必死の説得 届かず(2020年3月5日配信『東京新聞』)

横浜地裁の公判での植松被告(イラスト・なかだえり) 植松聖(さとし)被告(30)は事件前年の2015年11月ごろから、東京都八王子市のマンションで離れて暮らす両親をたびたび訪れていた。「自分は選ばれた存在だ」。カードゲームでそんな予言が出たと語り、「障害者は生きていても意味がない。安楽死させた方がいい」と訴えるようになった。 第11回公判で、遺族の代理人弁護士が「事件を起こそうと両親に話して止めら...

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<証言 相模原殺傷事件> (2)自ら外れた教師への道(2020年3月4日配信『東京新聞』)

津久井やまゆり園ののぞみホームで働き始めた植松聖被告が文章を寄せた家族会報 2008年春、植松聖(さとし)被告(30)は父と同じ教師になろうと、帝京大文学部教育学科(現教育学部)に進んだ。初めのうちは講義をサボらずに単位を取り、教師の勉強になると考えて学童保育でアルバイトもした。 2年になるとクラブに通ったり、出会い系サイトを使って女性に会ったりするようになり、危険ハーブも吸い始めた。 法廷で明ら...

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「効率」(2020年2月21日配信『徳島新聞』-「鳴潮」)

「効率」という言葉が、どうも好きになれない。傍らには、往々にして「排除」が控えている。「無駄」をなくせと言う。でも、無駄とは何なのか。本当にそぎ落としていいものか。 ある人にとってはそうであっても、別の人にとってはそうでない。無駄とはそういうものだ。しかし少なくとも現代にあって、「効率」の中心にはお金が居座っている。 お金の視点から見れば、無駄は簡単に定義できる。つまりはお金にならないことである。...

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相模原事件結審 共生社会を否定する独善(2020年2月20日配信『信濃毎日新聞』-「社説」)

 相模原市の知的障害者施設で2016年に入所者ら45人が殺傷された事件の裁判員裁判が横浜地裁で結審した。前回公判で死刑を求刑された植松聖被告は最後まで障害者に対する独善的な考えを改めなかった。 理解不能な主張を曲げない被告の真意は見えない。遺族や家族の悔しさ、怒り、落胆はいかばかりか。想像するだけで胸が痛む。 16回に及ぶ公判で際立ったのは、「社会的弱者は不要」という優生思想に通じる差別意識のゆが...

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相模原殺傷 共に学ぶことが社会変える ダウン症の娘を持つ山田容子さん(2020年2月19日配信『産経新聞』)

 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で平成28年に起きた殺傷事件の公判が横浜地裁で続く中、ダウン症の娘を持つ、県内に住む山田容子さん(53)にいまの思いを聞いた。 一人娘の瞳(10)はダウン症で、川崎市の小学校に通っています。在籍は特別支援学級ですが、通常学級の児童とはっきりとは分けられていません。登校したら、4年2組の教室にランドセルを置き、算数など理解が難しい科目を除いて、他の子供たちと...

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障害者が安心して暮らせる社会(2020年2月19日配信『河北新報』-「河北春秋」)

 ノーベル文学賞受賞者の音楽家ボブ・ディランさんには難解な歌詞の曲が多い。その例外で、シンプルな言葉でストレートに愛を表現した『ウエディング・ソング』という歌がある▼<あなたが今までで一番好きだ 時よりも愛よりも金よりも空の星よりも…命それ自体よりも愛する。あなたはそれほど大切だ>。特に<命より愛する>という部分は愛の究極的表現のように思う▼似た言葉を聴いた。相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり...

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相模原障害者殺傷事件 検察が死刑求刑 植松聖被告(2020年2月1日配信『NHKニュース』)

相模原市の知的障害者施設で入所者19人を殺害した罪などに問われている被告に対し、検察は「障害者を1人の人間として尊重する社会の価値観と相いれない犯行で、酌量の余地はない」として死刑を求刑しました。相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」の元職員、植松聖被告(30)は平成28年7月、入所者19人を殺害した罪などに問われています。裁判で被告は殺害などについて認め、責任能力の有無が争点となっています。17日、...

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やまゆり園管理者見直し 入所者父、知事に要望「共同会運営 継続を」(2020年2月15日配信『東京新聞』)

黒岩知事(右)に要望する尾野さん=県庁で 入所者ら45人が殺傷される事件のあった県の知的障害者施設「津久井やまゆり園」(相模原市緑区)を巡り、黒岩祐治知事が指定管理者の見直しを表明したことに県議会が批判を強めている問題で、事件で重傷を負った入所者の尾野一矢さん(46)の父剛志(たかし)さん(76)が14日、県庁で知事と面会し、見直しをしないよう要望した。 知事は昨年12月、現在の指定管理者の社会福...

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相模原殺傷、弁護側の医師が証言「被告は大麻精神病」(2020年2月10日配信『読売新聞』)

 相模原市の「津久井やまゆり園」で2016年7月、知的障害者ら45人を殺傷したとして、殺人罪などに問われた元施設職員植松聖さとし被告(30)の裁判員裁判第13回公判が10日、横浜地裁であった。弁護側証人として出廷した医師が「被告は大麻精神病で『自分が殺すしかない』との妄想に行動を支配されていた」と説明。争点の「刑事責任能力の有無と程度」に関して、事件当時の被告は心神喪失か耗弱の状態だったとする弁護...

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相模原事件裁判 事件の背景掘り下げを(2020年2月7日配信『茨城新聞』-「論説」)

相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年7月、入所者19人を殺害し、26人に重軽傷を負わせたとして殺人罪などに問われた元職員、植松聖被告が横浜地裁の裁判員裁判公判で計4日間にわたり被告人質問に臨んだ。何度か遺族や被害者家族に謝罪したが、障害者への差別的発言を繰り返し、自らを正当化しようとした。「重度障害者は不幸のもとになっている」と言い切り「施設に預けるのは、家族の負担になっているため」「国...

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植松被告「楽しみたいから思いついた」公判質問詳報(2020年2月6日配信『共同通信』」)

横浜地裁で6日あった相模原殺傷事件公判の被告人質問で、植松聖被告(30)と被害者参加弁護士らとの主なやりとりは次の通り。午前10時半に開廷。被害者のほとんどが匿名で審理されているため、検察官が名前の対照表を証言台に置く。裁判長「それぞれ被害者の個別の質問を各弁護士から、事件全体の質問をまた何人かの弁護士がします」まず、最初に襲われて亡くなった美帆さん=当時(19)=の遺族代理人の弁護士が質問。弁護士「刺...

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「やまゆり園」事件 自分の内面 見つめる契機に 詩人・颯木さん 本紙へメッセージ(2020年1月29日配信『東京新聞』)

颯木あやこさん 前代未聞の事件には、この世界を反映する自分の内面を見つめ、変化を促すしか出口はない-。詩人の颯木(さつき)あやこさん(川崎市麻生区)が、相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者らが殺傷された事件についてのメッセージを本紙に寄せた。事件は、私たちそれぞれに問題提起したという。  颯木さんは17歳でプロテスタントの洗礼を受け、ミッション系大学の社会福祉学科に進学。卒業後に障...

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園での勤務経験が影響か 相模原殺傷公判 植松被告が主張(2020年1月28日配信『東京新聞』)

 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」の殺傷事件で、元職員植松聖(さとし)被告(30)の裁判員裁判の第9回公判は27日、横浜地裁(青沼潔裁判長)で前回に続き被告人質問が行われた。植松被告は障害者への差別的な考えを持つようになった経緯について、園で働く中で他の職員が入所者に命令口調で話すのを見たり、暴力を振るっていると耳にしたりしたことなどを挙げた。  被告は前回、2012年12月に園で働き...

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植松被告「差別意識、園で働いた経験から」 被告人質問(2020年1月27日配信『朝日新聞』)

 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で利用者ら45人を殺傷したとして、殺人などの罪に問われた元職員植松聖(さとし)被告(30)の第9回公判が27日、横浜地裁(青沼潔裁判長)であった。検察側の被告人質問で植松被告は、園で働いた経験から「重度障害者はいらない」という差別意識を抱くようになったと説明した。 被告は2012年12月から3年あまり園で働いた。被告の説明によると、障害者への同僚の接し方は「口調が命令的...

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光圀の逸話(2020年1月27日配信『宮崎日日新聞』-「くろしお」)

 黄門さまこと徳川光圀にまつわる逸話だという。領地内で、無学な男が親を殺した。たちまち捕らえられて「死罪」を言い渡されたが男は奉行に食ってかかった。「おらの親を殺すのはおらの勝手だろう」。 話を聞いた光圀は奉行に刑の執行を待つように言い、儒学者を呼んで無学な男に牢(ろう)内で学問を教えるように命じた。1年後には男は特別な書物でなければ読めるようになり、2年が過ぎた頃には儒学者の門弟と差がなくなった...

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障害者施設殺傷事件から3年半 犠牲者悼む 相模原(2020年1月26日配信『NHKニュース』)

 相模原市の知的障害者施設で19人が殺害された事件から3年半となる26日、現場となった施設の献花台には施設の関係者などが訪れ、犠牲者を悼みました。 平成28年7月26日、相模原市にある知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者が次々と刃物で刺され、19人が殺害されるなどした事件では、元職員の植松聖被告(30)が殺人などの罪に問われ、今月8日から裁判員裁判が開かれています。 現場となった施設の前には毎月26日の月...

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『お母さん、幸せだったよ』~法廷に響いた“反論”(2020年1月17日配信『NHKニュース』)

大事な人と最後に会った時の表情、声、ぬくもりを覚えていますか。それが最後になるとわかっていたならー。その思いは当然ながら、障害のあるなしで変わるものではありません。法廷に響いたのは、私たちがこの3年半、最も伝えたかったことばでした。(障害者殺傷事件取材班)“奇妙な姿”で現れた被告1月10日、2回目の審理。初公判で指をかむような動作をして突然、暴れた植松聖被告は姿を見せるのか。まずそこに注目が集まりまし...

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相模原殺傷 7遺族の供述調書(要旨)(2020年1月17日配信『東京新聞』)

 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」殺傷事件の裁判員裁判で、検察側は16日、犠牲となった入所者19人のうち、前日の12人に続き7人の遺族の供述調書を法廷で朗読した。要旨は次の通り。 前日の12人➡ここをクリック▼男性(66)の兄 7歳年下の弟だった。ほとんど言葉は話せなかったが、表情豊かで身ぶり手ぶりで気持ちを伝えようとしていた。「あー」「うー」といった単語で何をしたいのか意味が伝わった。...

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相模原殺傷 12遺族の供述調書(要旨)(2020年1月16日配信『東京新聞』)

 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で発生した殺傷事件の裁判員裁判で、検察側は15日、犠牲となった入所者19人のうち12人の遺族の供述調書を法廷で朗読した。かけがえのない肉親に寄せる遺族らの思いが込められていた。要旨は次の通り。▼美帆さん(19)の母 会話でのコミュニケーションは取れなかったが、怒ったり笑ったりできた。怒った時は手をかんだり、トイレに行きたい時は私の肩をトントンとたたいた...

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やまゆり園公判 凶行を生んだ背景に迫れ(2020年1月16日配信『山陽新聞』-「社説」)

 相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で、多数の入所者が殺害されたり重軽傷を負ったりした事件の裁判員裁判が始まった。19人が刺殺され、職員2人を含む26人が重軽傷を負った惨劇は、発生から3年半たった今も犯人の男がなぜ凶行に至ったのか十分に解明されたとは言えない。事件の背景に迫れるかが大きな焦点となる。 事件は2016年7月に起きた。数カ月前まで同園に勤めていた植松聖被告が未明の施設に刃物を...

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障害者殺傷事件 供述調書で遺族の悲痛な思い明かされる(2020年1月15日配信『NHKニュース』)

相模原市の知的障害者施設で入所者19人が殺害されるなどした事件の裁判が横浜地方裁判所で開かれ、検察が亡くなった19人のうち12人の遺族の供述調書を読み上げ、豊かな感情があり、かけがえのない肉親を突然奪われた悲痛な思いが明かされました。平成28年7月、相模原市の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で、入所者が次々と刃物で刺され19人が殺害されるなどした事件では、施設の元職員、植松聖被告(29)が殺人などの罪に問わ...

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植松被告という鏡(2020年1月13日配信『沖縄タイムス』-「大弦小弦」)

 拘置所の面会室で、植松聖被告は淡々と告げた。「息子さんは2歳のころ、安楽死させるべきでした」。福岡市の放送局、RKB毎日放送の神戸金史(かんべかねぶみ)記者(53)は長男が自閉症だと伝えた上で面会と取材を重ねていた▼相模原市の知的障がい者施設を襲い、入所者ら45人を殺傷した罪に問われる植松被告。長男へのむきだしの敵意に、神戸記者は「心の中をやすりで削られているような気がした」と語る▼それでも向き合...

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やまゆり再建へ工事説明会(2020年1月13日配信『読売新聞』)

 殺傷事件が起きた相模原市緑区の知的障害者福祉施設「津久井やまゆり園」の再建について、県は12日、地元住民を対象にした工事概要の説明会を同区で開いた。参加者からは県が設置する犠牲者の鎮魂モニュメントや、防犯対策について質問が上がった。 県は今月下旬から来年4月末までにかけて二つの居住棟などを新設するが、モニュメントの設置場所などは決まっていないという。 事件の犠牲者19人の生前の様子を聞き取る活動...

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「障害者をもっと“当たり前”の存在に」 寝たきり芸人あそどっぐさんが「やまゆり園事件」で考えたこと

田中森士 | ライター・元産経新聞記者寝たきり芸人の「あそどっぐ」さん=2020年1月、熊本県合志市(筆者撮影)相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人が殺傷された事件で、殺人などの罪に問われた元職員の裁判員裁判が横浜地方裁判所で始まった。意思疎通のできない入居者を狙ったとされる元職員の行動や思想は、多様性のある社会を否定しているとも受け取れる。「事件直後はあまりのショックに芸人を辞めよう...

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[相模原事件公判]ゆがんだ動機の解明を(2010年1月12日配信『沖縄タイムス』-「社説」)

 2016年に相模原市の知的障がい者施設「津久井やまゆり園」で入所者19人が殺害され、26人が重軽傷を負った事件の裁判員裁判が始まった。 公判で明らかになったのは、元施設職員の植松聖被告が「しゃべれるか」を確認しながら、刺すかどうか決めていたという身震いするような事実である。 検察側が読み上げた園職員6人の供述調書から、話せない人を選んで襲撃していたことが判明したのだ。 戦後最悪とされる犠牲者を出...

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「自分の問題と考えて」 相模原事件でシンポ、横浜(2020年1月11日配信『共同通信』)

 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人が殺傷された事件の裁判員裁判が始まったのに合わせ、障害者やその家族、支援者らでつくるグループが11日、横浜市内でシンポジウムを開いた。「自分は良識があると思い込まず、全ての人が自身の問題として考えるべきだ」などと意見を交わした。シンポジウムで発言する精神科医の高岡健さん。右は車いすを利用する障害者で、グループホームを運営する千田好夫さん(11日午...

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傍聴席のついたて(2020年1月10日配信『宮崎日日新聞』ー「くろしお」)

 半世紀も前だが顔もしぐさも覚えている。小学校の学級に知的障害の男の子がいて、時々は特殊学級に行くが一緒に授業を受けていた。いろいろ粗相をしでかしても、学級を明るい雰囲気にする存在だった。 ごく自然な関係が続いたが、やがて彼が特殊学級に”隔離”されてめったに会わなくなった。むろん今は特殊教育の必要性は理解している。ただ当時はその子が遠い世界の人になった気がした。大人になるにつれて、知らぬ間に健常者と...

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「ヒトラーの思想が降りてきた」(2020年1月10日配信『徳島新聞』ー「鳴潮」)

車体全体が灰色で、窓は白い板で覆われている。その不気味なバスに乗せられると、二度と帰ってこられない。行き先は病院のガス室だった ナチス・ドイツが行った「T4作戦」。障害者を価値のない生命、社会の負担とみなして命を奪った。作戦は1年半ほどで表向き中止されたものの、殺害は続けられ、第2次大戦中の犠牲者は少なくとも20万人とされる 「ヒトラーの思想が降りてきた」。相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」の殺傷...

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26席に1944人 やまゆり園事件、裁判傍聴希望の思い(2020年1月9日配信『神奈川新聞』)

相模原障害者施設殺傷26の一般傍聴席を求めて、足を運んだ人々。整理券を受け取るため、長い列ができた=8日午前9時40分ごろ、横浜市中区の象の鼻パーク 相模原市緑区の県立知的障害者施設「津久井やまゆり園」で入所者ら45人が殺傷された事件で、殺人などの罪に問われた元職員植松聖被告(29)の初公判は世間の大きな注目を集めた。横浜地裁近くの象の鼻パーク(横浜市中区)には8日朝、用意された26席の一般傍聴券...

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Author:gogotamu2019
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