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記事一覧

伊方再差し止め 指摘を真摯に受け止めよ(2020年1月25日配信『新潟日報』-「社説」)

 四国電力伊方原発3号機(愛媛県)に対し、高裁が示した2度目の運転差し止め決定である。原発に対する国民の不安に沿い、再稼働ありきの流れに異を唱えたともいえる。 原発再稼働を進める国や電力会社は、指摘を真摯(しんし)に受け止めなければならない。 伊方3号機の運転禁止を求め、50キロ圏内に住む山口県の住民が申し立てた仮処分の即時抗告審で、広島高裁が運転を認めない決定をした。 主な争点は、耐震設計の目安...

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伊方原発差し止め(2020年1月22日配信『しんぶん赤旗」-「主張」)

地震でも火山でも危険は明白 広島高裁は17日、四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)について「運転してはならない」とする決定を出しました。同原発から50キロ圏内にある瀬戸内海の島(山口県)の住民が求めた運転差し止めの仮処分の申し立てを認めたものです。決定は、四電の原発近くの活断層調査が不十分であり、火山噴火の影響も過小に見積もっていると認定し、安全性に問題がないとした原子力規制委員会(規制委)の判...

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伊方原発差し止め/自然災害のリスク見直せ(2020年1月22日配信『神戸新聞』-「社説」)

 広島高裁が四国電力伊方原発3号機(愛媛県)の運転を差し止める仮処分を決定した。昨年3月に山口地裁岩国支部に運転禁止の申し立てを却下された山口県の住民3人が即時抗告していた。 高裁決定は、主な争点だった地震と火山のいずれにおいても被害の想定や調査が十分でないと明確に認めた。四国電側の「全面敗訴」といえる。安全性に問題がないとして、再稼働審査に合格させた原子力規制委員会の判断にも誤りや欠落があったと...

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伊方差し止め 過小評価は許されない(2020年1月21日配信『東京新聞』-「社説」)

 四国電力伊方原発3号機の運転差し止めを認めた広島高裁の決定は、原子力規制委員会の審査姿勢に疑問を投げかけた。本当に、住民の安全最優先の審査をしているか。これを機に自問を求めたい。 争点は活断層と火山噴火。キーワードは「過小評価」だ。 原発の沖合600メートルを走る佐田岬半島沿岸の中央構造線(地質境界)が、大地震を引き起こす恐れのある活断層か、そうではないか。 今回の即時抗告審の1審に当たる山口地...

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中央構造線(2020年1月20日配信『しんぶん赤旗」-「潮流」)

 愛媛県伊方町九町字コチワキ…。四国電力伊方原発の所在地です。四国の西端、豊後水道に突き出した細長い佐田岬半島。その付け根にある地に、なぜ「九町」の地名が付いたのか▼平地の乏しい半島に9町(1町は3千坪)もの広大な平地があったから、と同地出身の俳人・坪内稔典さん。小学生時代、いま原発のある瀬戸内海側は九町越しと呼ばれ、半島の稜線を越えて磯遊びに行く場だった、と本紙連載で紹介していました▼その瀬戸内海側に...

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伊方差し止め 原発ゼロへ転換すべきだ(2020年1月20日配信『琉球新報』-「社説」)

 四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)について、広島高裁が運転を認めない仮処分決定をした。伊方3号機の運転を禁じる司法判断は、2017年の広島高裁仮処分決定以来2回目だ。再び出た差し止め決定を業界や政府は重く受け止めるべきである。 今回主な争点となったのは、耐震設計の目安となる地震の揺れ(基準地震動)や、約130キロ離れた熊本県・阿蘇カルデラの火山リスクに関する四国電や原子力規制委員会の評価の妥...

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軽視できない(2020年1月20日配信『愛媛新聞』-「地軸」)

 砥部町にある国の天然記念物「砥部衝上(しょうじょう)断層」は、九州から関東まで延びる長大な中央構造線の露頭の一つ。色の異なる岩石の重なりなどから「地質の境界」を実感することができる▲ 17日に広島高裁が下した四国電力伊方原発3号機の運転を差し止める仮処分決定は、この中央構造線に着目した。地震の影響が長年の焦点となっている沖合約8キロの活断層・中央構造線断層帯とは別に、約600メートルの沿岸を中央...

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伊方原発再差し止め 受け止めるべき疑問符だ(2020年1月19日配信『熊本日日新聞』-「社説」)

 四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転禁止を求めて、50キロ圏内に住む山口県東部の住民が申し立てた仮処分の即時抗告審で、広島高裁が運転を認めない決定を出した。2017年にも同高裁が運転差し止めを決定しており、再度の「待った」をかけた形だ。 高裁は「四国電力の地震や火山リスクに対する評価や調査は不十分」とし、安全性に問題がないとした原子力規制委員会の判断は誤りと指摘した。安全性の確保に重ねて...

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伊方原発運転認めず あくまで安全が最優先だ(2020年1月19日配信『茨城新聞』-「論説」)

四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転禁止を求めて、山口県の三つの島の住民が申し立てた仮処分の即時抗告審で、広島高裁が運転を認めない決定をした。伊方3号機の運転が禁じられるのは、2017年の広島高裁の仮処分決定以来だ。2度までも運転を禁じる司法判断が下ったことを、重く受け止めなければならない。四国電は「到底承服できない」として不服申し立てをする方針を表明した。原発に厳しい司法判断に対して経済界では、...

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[伊方差し止め] 災害想定の甘さに警鐘(2020年1月19日配信『南日本新聞』-「社説」)

 四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転を裁判所が再び禁じた。 地震や火山リスクについて、四国電の評価や調査を「不十分だ」と指摘。さらに再稼働審査で安全性に問題がないとした原子力規制委員会の判断も誤りがあったと断じた。 山口県の住民が運転差し止めを求めた仮処分申請の即時抗告審で、広島高裁が決定した。伊方3号機の運転が禁じられるのは、2017年12月の広島高裁仮処分決定以来である。国と電力会社...

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伊方原発差し止め 安全最優先への重い警鐘(2020年1月19日配信『山陽新聞』-「社説」)

 愛媛県伊方町の四国電力伊方原発3号機をめぐり、運転差し止めを求めた住民の仮処分が広島高裁で再び認められた。地震や火山のリスクを調査した四電と安全性に問題がないとした原子力規制委員会は、決定を重く受け止める必要がある。 原発から50キロ圏内に住む山口県の住民が訴えていた。地震の揺れの大きさや、約130キロ離れた熊本県・阿蘇カルデラのリスク評価が妥当かどうかが焦点だった。 裁判所の決定の根拠は、リス...

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伊方差し止め 安全への姿勢を迫った(2020年1月18日配信『京都新聞』-「社説」)

 四国電力伊方原発3号機(愛媛県)の運転禁止を求めて山口県の住民が申し立てた仮処分の即時抗告審で、広島高裁がきのう、運転を認めない判断を下した。 3号機を巡っては2017年12月、同高裁が別の仮処分で運転差し止め決定を出している。 一つの原発に司法が2度の運転差し止めの判断を示したことを、関係者は重く受けとめるべきだ。 きのうの決定で高裁は、四国電の地震や火山に対するリスク評価や調査を「不十分」と...

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伊方原発の運転禁止 安全性、根本から見直せ(2020年1月18日配信『中国新聞』-「社説」)

 原発再稼働を認めた原子力規制委員会の判断は、誤りで不合理―。司法から極めて厳しい評価が下されたと言えよう。 広島高裁がきのう、四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転を認めない決定をした。50キロ圏内に住む山口県東部の住民3人が申し立てた仮処分の即時抗告審である。 争点になった地震の揺れの想定と火山の噴火リスクについて、広島高裁はいずれも規制委の判断に誤りや不合理な点があるとした。再稼働の可...

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伊方の差し止め リスクと謙虚に向き合え(2020年1月18日配信『信濃毎日新聞』-「社説」)

 広島高裁が、四国電力伊方原発3号機の運転を認めない仮処分を決定した。 求めたのは50キロ圏内に住む山口県の三つの島の住民だ。地震や火山噴火で過酷事故が起きるリスクがあるのに避難計画もなく、暮らしが奪われると訴えていた。 決定は、再稼働を認めた原子力規制委員会の判断にも疑問を突きつけている。全国で原発の再稼働を進めている国や電力各社は決定を重く受け止め、リスクと謙虚に向き合わねばならない。 伊方原...

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伊方原発停止 高裁の迷走が止まらない(2020年1月18日配信『産經新聞』-「主張」)

 司法の見識が疑われる決定である。 広島高裁が仮処分で四国電力・伊方原子力発電所3号機(愛媛県)の運転停止を命じた。 伊方3号機に関する広島高裁の仮処分の判断は、この約2年のうちに運転が1回、停止が2回となった。裁判長が異なるとはいえ、高裁としての定見の欠如ぶりは、看過できない迷走状態だ。 伊方3号機は、福島事故で国内の全原発が停止した後、平成28年夏に国内で4番目に再稼働を果たした原発である。 ...

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伊方差し止め 司法はどこまで判断するのか(2020年1月18日配信『読売新聞』-「社説」)

 原子力発電所の安全性を巡り、裁判官が独自の解釈と判断で、結論を導いた印象は拭えない。 広島高裁が、愛媛県の四国電力伊方原発3号機の運転を差し止める仮処分を決定した。山口県の住民の申し立てを却下して運転を認めた山口地裁岩国支部の決定を覆した。四国電力は不服を申し立てる方針だ。 3号機は定期検査のため停止中で、4月に営業運転を再開する予定だった。仮処分は直ちに効力が生じるため、今後の司法手続きで決定...

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伊方原発再び差し止め 安全審査への重い警告だ(2020年1月18日配信『毎日新聞』-「社説」)

 司法の場で同じ原発に対して2度にわたって運転差し止めの決定が下された。重く受け止めなければならない。 広島高裁が四国電力伊方原発3号機(愛媛県)の運転差し止めを命じる仮処分決定を出した。 今回の決定は、伊方原発沖の近くを通る断層「中央構造線」は活断層である可能性が否定できないとして、地元住民への具体的な危険があると認めた。 活断層の有無に関する四電の調査に関しては不十分だと指摘した。その上で、政...

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伊方差し止め 原発の安全を問い直す(2020年1月18日配信『朝日新聞』-「社説」)

 原発のすぐ近くに活断層がないとは言い切れず、地震対策に誤りがある。火山噴火への備えも想定が小さすぎる。 福島第一原発の事故を受けた新規制基準に沿って進められている電力会社の安全対策、およびそれを認めてきた原子力規制委員会の判断に疑問を突きつける司法判断が示された。 愛媛県の四国電力伊方原発3号機について、広島高裁が運転を当面認めない決定を出した。山口県内の住民が運転差し止めを求めたのに対し、昨年...

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伊方原発運転認めず あくまで安全が最優先だ(2020年1月18日配信『佐賀新聞』-「論説」)

 四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転禁止を求めて、山口県の三つの島の住民が申し立てた仮処分の即時抗告審で、広島高裁が運転を認めない決定をした。伊方3号機の運転が禁じられるのは、2017年の広島高裁の仮処分決定以来だ。2度までも運転を禁じる司法判断が下ったことを、重く受け止めなければならない。 四国電は「到底承服できない」として不服申し立てをする方針を表明した。原発に厳しい司法判断に対して...

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伊方原発差し止め 甘い安全対策浮き彫りに(2020年1月18日配信『徳島新聞』-「社説」)

 四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転停止を求め、50キロ圏内に住む山口県東部の三つの島の住民3人が申し立てた仮処分の即時抗告審で、広島高裁が運転を差し止める決定を下した。 2011年3月の福島第1原発の事故以来、国も原発事業者も安全対策を図ってきたはずだ。しかし、安全性への認識は甘く、まだまだ不十分。そんな評価を突き付けたと言える。 争点の一つは、原発のすぐ沖合に活断層があるか否かだった。 住民側は...

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伊方3号機運転認めず 甘い災害想定への司法の警鐘だ(2020年1月18日配信『愛媛新聞』-「社説」)

 佐田岬半島沿岸の活断層について存在しないと主張した四国電力の調査は不十分で、主張を問題ないとした国の原子力規制委員会の判断には誤りがあると指摘した。国や電力会社の姿勢を厳しく批判した裁判所の判断を重く受け止めねばならない。 四国電力伊方原発3号機の運転差し止めを山口県の住民3人が求めた仮処分申請の即時抗告審で、広島高裁は運転を認めない決定をした。運転禁止の期間は、山口地裁岩国支部で係争中の差し止...

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「伊方」差し止め 住民本位の妥当な決定(2020年1月18日配信『北海道新聞』-「社説」)

 住民側の不安に応えた妥当な判断である。 四国電力伊方原発3号機(愛媛県)の運転中止を求め、50キロ圏内にある山口県の三つの島の住民が申し立てた仮処分の即時抗告審で広島高裁はきのう、運転を差し止める決定を出した。 原発の2キロ以内に地震を引き起こす活断層がある可能性を否定できないのに、四国電は十分な調査をせず、原子力規制委員会が「問題ない」と判断した過程にも過誤や欠落があると指摘した。 約130キ...

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