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記事一覧

国民賛同募り再審請求 菊池事件 弁護団「違憲放置できず」(2020年11月14日配信『熊本日日新聞』)

熊本地裁前で開かれた集会で「男性の無念をしっかりと胸に刻み、闘い抜きたい」と話す菊池事件弁護団の徳田靖之共同代表(左)=13日、熊本市中央区© 熊本日日新聞社 熊本地裁前で開かれた集会で「男性の無念をしっかりと胸に刻み、闘い抜きたい」と話す菊池事件弁護団の徳田靖之共同代表(左)=13日、熊本市中央区 ハンセン病患者とされた男性が1952年に起きた殺人事件の被告になり、無実を訴えながら死刑執行された「...

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「菊池事件」検察官による再審請求を要請 原告ら元患者3団体、最高検宛て(2020年7月1日配信『毎日新聞』)

最高検への再審請求要請書を熊本地検に提出後、記者会見する元患者(左)ら=熊本市中央区で2020年7月1日午後3時13分 1952年の殺人事件などで、ハンセン病とされた男性が死刑となった「菊池事件」の裁判が、隔離施設内の「特別法廷」で開かれたのは憲法違反に当たると認めた2月の熊本地裁判決を受け、原告ら元患者でつくる3団体が1日、検察官が再審請求するよう求める最高検宛ての要請書を熊本地検に提出した。 特別法廷での審理...

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「ごめんで済むなら○○は…」(2020年3月13日配信『熊本日日新聞』-「新生面」)

 コロナウイルス禍を脇に置けば「春風駘蕩[たいとう]」の心地がする今の時季とは対照的に、検察官は自身の記章を「秋霜烈日」バッジと呼ぶ。秋の冷たい霜と夏の強い日差しを捜査への厳正な姿勢に例えたというが、このところの国会では検察を巡り、その立派な信条とは程遠いやりとりが続いている▼9日には東京高検検事長の定年延長問題で、森雅子法相が、東京電力福島第1原発事故当時に福島県の検察官が市民より先に逃げた-と...

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「菊池事件」判決確定 苦渋の決断を再審請求に(2020年3月12日配信『熊本日日新聞』-「社説」)

 ハンセン病患者とされた男性が殺人罪に問われ無実を訴えながら死刑となった「菊池事件」で、隔離先の療養所などに設置された特別法廷での審理を憲法違反とした熊本地裁判決について、原告の元患者らが、控訴しないことを決め判決が確定した。 国への損害賠償請求を退けられたにもかかわらず、原告側が控訴を見送ったのは、本来の目的である審理のやり直しのために、違憲判決の確定を優先させたためだ。国の最高法規に違反した審...

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ハンセン病法廷/司法に猛省迫る違憲判決(2020年3月9日配信『神戸新聞』-「社説」)

 ハンセン病患者とされた男性を非公開の特別法廷で審理した裁判所の措置を「憲法違反」とする判決が、熊本地裁で言い渡された。 最高裁は4年前に調査報告を基に「偏見や差別を助長し違法だった」と謝罪したが、違憲性には言及していなかった。明確に違憲と断じた司法判断は初めてだ。 最高裁の問題認識の甘さを地裁判決が浮き彫りにした。裁判所による人権侵害に猛省を迫る判決だ。司法界は重く受けとめねばならない。 特別法...

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ハンセン病法廷 司法の差別問う違憲判決(2020年3月8日配信『新潟日報』-「社説」)

 差別と偏見に基づいた司法の場での人権侵害が厳しく断罪された。違憲判決を最高裁は重く受け止めなければならない。 ハンセン病患者とされた男性が1950年代に殺人罪に問われ、隔離先の療養所などに設けられた特別法廷で死刑判決を受けた「菊池事件」の審理は、憲法に反するのではないか。 元患者らの訴えに対し、熊本地裁は「特別法廷での審理は人格権を侵害し、患者を理由とした不合理な差別で、憲法に違反する」との判断...

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ハンセン病特別法廷違憲判断 司法は重く受け止めよ(2020年3月7日配信『愛媛新聞』-「社説」)

 ハンセン病患者とされた男性が殺人罪に問われ、隔離された「特別法廷」で死刑判決を受けた「菊池事件」を巡り、熊本地裁は先月末、特別法廷を違憲とする判断を下した。特別法廷の適否に関する司法判断は今回が初めてとなる。 特別法廷での審理について地裁は「人格権を侵害し、患者であることを理由とした不合理な差別だ」と明言した。裁判所が過去の憲法違反を自ら断罪するのは異例で、画期的な判断だ。司法は人権を守る役割を...

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無知や独断にもとづく国の愚行(2020年3月4日配信『しんぶん赤旗」-「潮流」)

 予断と偏見に満ちた裁判でした。隔たれた塀の中で事実上の非公開。被告人以外は予防着や長靴、裁判官や検察官は手にゴム手袋をはめ、箸で証拠物をつまんだといいます▼およそ70年前。熊本県でハンセン病患者とされた男性が殺人罪に問われました。無実を訴えつづけながら再三の再審請求も通らず死刑に。国の誤った隔離政策が戦後もひきつがれ、それを司法が支えてきた「特別法廷」での審理でした▼ハンセン病療養所の菊池恵楓(け...

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特別法廷「違憲」 “司法の差別”に重い判断(2020年3月3日配信『山陽新聞』-「社説」)

 司法による過去の人権上の過ちを、自ら断罪した画期的な判決といえよう。 ハンセン病患者とされた男性が、殺人罪などに問われて死刑となった「菊池事件」を巡り、熊本地裁は、隔離先の療養所などに設置された特別法廷での審理を「違憲」とする初の判断を示した。 事件は1952年に熊本県内で起きた。ハンセン病療養所への入所勧告を受けていた男性が、村の元職員を殺害したとされる。男性は一貫して無実を主張したが、死刑が...

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[ハンセン病特別法廷]違憲判決を再審の道に(2020年3月2日配信『沖縄タイムス』-「社説」)

 ハンセン病患者とされた男性が隔離先の療養所などに設置された特別法廷で死刑判決を受け、執行された「菊池事件」を巡り、熊本地裁は特別法廷での審理は「憲法違反」とする判断を示した。 隔離政策下の特別法廷に関する司法判断は初めて。人権のとりでの司法は過去の特別法廷が断罪されたことを深刻に受け止めるべきだ。 ハンセン病療養所への入所を勧告されていた男性が1952年、熊本県内の村の元職員を殺害したとして殺人...

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【「特別法廷」違憲】最高裁は検証をやり直せ(2020年3月2日配信『高知新聞』-「社説」)

 ハンセン病患者に対する差別的な取り扱いに、また一歩、警鐘を鳴らす判断が出た。当時の特別法廷での審理を巡り、地裁が最高裁に再考を迫る内容といえる。 1950年代、ハンセン病患者とされた男性が殺人罪に問われ、隔離先の療養所などに設置された特別法廷で死刑判決を受けた「菊池事件」を巡る地裁判決だ。 事件発生地が現在の熊本県菊池市であることから、こう呼ばれる。隔離政策下の特別法廷の適否が争われた訴訟の判決...

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特別法廷違憲 断罪された司法の差別(2020年2月28日配信『京都新聞』-「社説」)

 隔離され、非公開の場所で開かれた法廷を裁判所が自ら「違憲」と断罪した。遅きに失したとはいえ、異例の司法判断の意味は極めて重い。 ハンセン病療養所に設置された「特別法廷」で元患者の男性が死刑判決を受けた菊池事件を巡り、熊本地裁は「特別法廷での審理は人格権を侵害し、患者であることを理由とした不合理な差別で、憲法に違反する」との判断を示した。 菊池事件は1952年、療養所への入所を勧告された男性が熊本...

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ハンセン病法廷 違憲と断じたのならば(2020年2月28日配信『信濃毎日新聞』-「社説」)

 ハンセン病患者の隔離施設内に設けた「特別法廷」での裁判は、個人の尊重や法の下の平等を定めた憲法に反すると明確に認めた。画期的な判断である。 1950年代に起きた「菊池事件」をめぐる国家賠償請求訴訟の判決で熊本地裁が示した。法廷を開設した手続きや審理の進め方について、患者であることを理由にした差別だと断じている。 裁判は裁判所で行うのが原則だが、最高裁が認めれば他の場所に法廷を設けることができる。...

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[特別法廷「違憲」] 最高裁の検証が必要だ(2020年2月28日配信『南日本新聞』-「社説」)

 ハンセン病患者とされた男性が特別法廷で死刑判決を受けた「菊池事件」の訴訟判決で、熊本地裁は人格権を侵害し、憲法の平等原則に違反するとして違憲の判断を示した。 ハンセン病患者を隔離して審理した特別法廷の適否について、最高裁はこれまで違憲性の言及を避けてきた。司法判断は今回が初めてであり、判決の持つ意味は重い。 国の隔離政策により、元患者や家族らは長く深刻な差別被害に苦しんできた。最高裁は差別助長に...

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「隔離法廷」違憲 検証と謝罪、なぜ避ける(2020年2月28日配信『中国新聞』-「社説」)

 ハンセン病へのいわれなき差別政策を助長してきた司法が自らの過ちを断罪した。重い判断だといえよう。 1950年代、患者とされた熊本県内の男性が殺人罪に問われ、隔離状態の特別法廷で死刑判決を受けた「菊池事件」を巡り熊本地裁は「特別法廷での審理は憲法に違反する」とした。検察が再審請求しないのは違法だと、元患者が国に損害賠償を求めた訴訟の判決である。一方で、元患者の請求は棄却した。 政府がハンセン病隔離...

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ハンセン病特別法廷 最高裁は改めて検証を(2020年2月28日配信『茨城・佐賀新聞』-「論説」)

ハンセン病患者とされた男性が隔離先の療養所などに置かれた特別法廷で死刑判決を受け、執行された「菊池事件」を巡り、検察が再審請求しないのは違法と元患者らが国に損害賠償を求めた訴訟の判決で、熊本地裁は特別法廷での審理を明確に「憲法違反」とする判断を示した。賠償請求については検察官の裁量などを理由に棄却した。特別法廷は裁判所法に定めがあり、最高裁が地裁や高裁から申請を受けて裁判所外で開くことを許可する。...

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菊池事件判決 「違憲の法廷」なら再審を(2020年2月28日配信『西日本新聞』-「社説」)

 「憲法違反」の法廷が下した判決ならば、裁判のやり直しが当然ではないのか。まさに司法全体の正義が問われている。 ハンセン病患者とされた男性が隔離施設である「特別法廷」で裁かれ、死刑となった菊池事件を巡り、熊本地裁が画期的な判断を示した。 この事件を検察が再審請求しないのは不当として元患者6人が国家賠償を求めた訴訟の判決で、特別法廷を明確に違憲と断じたのだ。法の下の平等を保障した14条など複数の憲法条...

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ハンセン病特別法廷/違憲判断に司法は向き合え(2020年2月28日配信『河北新報』-「社説」)

 ハンセン病患者が偏見や差別から、隔離された「特別法廷」で審理された裁判は憲法に違反する。そんな司法判断が出た。 人権を守るべき裁判所が憲法に反し、偏見や差別を助長していたことになる。司法府は責任を重く受け止め、ハンセン病患者らの名誉回復に努める必要があるだろう。 ハンセン病患者とされた男性が1950年代、殺人罪に問われ、無実を訴えたまま死刑となった「菊池事件」を巡り、男性を裁いた特別法廷が違憲か...

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ハンセン病判決 「違憲」なら再審が筋だ(2020年2月28日配信『東京新聞』-「社説」)

 ハンセン病患者とされた男性をめぐる一九五〇年代の特別法廷の審理は「違憲」と熊本地裁が判断した。人格権などを侵害したと認めた。男性は無実を訴えており、再審の扉を開くのが筋だ。 特別法廷とは最高裁が認めた場合に裁判所以外で法廷を開く方法だ。ハンセン病患者の裁判では、隔離先の療養所や専用の刑事施設に設けられ、四八年から七二年にかけ九十五件が開かれた。 だが、ハンセン病は感染力が極めて弱く、完治できる病...

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ハンセン病法廷 司法の過ち直視した違憲判断(2020年2月28日配信『読売新聞』-「社説」)

 裁判におけるハンセン病患者への人権侵害に、正面から向き合った司法判断と言えよう。 約70年前に熊本県で起きた「菊池事件」を巡る訴訟の判決だ。熊本地裁は、隔離されたハンセン病療養所の菊池恵楓園などに設けられた特別法廷が「法の下の平等を定めた憲法に反する」と指摘した。 ハンセン病を理由とする特別法廷は、90以上の裁判で設置された。最高裁は2016年の報告書で、隔離の必要性がなくなった1960年以降の...

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特別法廷に違憲判決 ハンセン病の差別直視を(2020年2月28日配信『毎日新聞』-「社説」)

 ハンセン病を理由に隔離施設の特別法廷でかつて開かれた刑事裁判について、熊本地裁が憲法違反と認めた。不合理な差別で、被告の人格権を侵害していると判断した。 最高裁は2016年にまとめた報告書で差別的な取り扱いだったと認めて謝罪したものの、違憲とまではしなかった。熊本地裁判決は踏み込んだ判断であり、評価できる。 問題となったのは、1952年に熊本県で起きた「菊池事件」の裁判である。被告の男性はハンセ...

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菊池事件判決 違憲を認めた判断は重い(2020年2月27日配信『熊本日日新聞』-「社説」)

 ハンセン病患者とされた男性が1952年に県北で起きた刺殺事件で殺人罪に問われ、無実を訴えたまま死刑となった「菊池事件」を巡り、検察が再審請求しないために精神的苦痛を受けたとして、元患者6人が国に損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、熊本地裁で言い渡された。同地裁は原告の請求を棄却する一方で、男性を裁いた「特別法廷」の審理の手続きについては憲法違反を認めた。 この裁判は賠償請求訴訟ではあるが、原告側...

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原告「名誉回復まだ」 違憲判断評価も笑顔なく 特別法廷訴訟・熊本(2020年2月26日配信『時事通信』)

原告「名誉回復まだ」 違憲判断評価も笑顔なく 特別法廷訴訟・熊本「菊池事件」の再審請求をめぐる国賠訴訟の判決後、会見に臨む原告ら=26日午後、熊本市中央区 ハンセン病患者とされた男性が特別法廷で裁かれ死刑となった「菊池事件」をめぐる熊本地裁の国賠訴訟判決を受け、原告らが26日、記者会見を開いた。 特別法廷を違憲とした地裁の判断を評価する一方で、判決が再審請求しない検察の責任を認めなかったことから、「...

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菊池事件判決に最高裁「個別の判決へのコメント差し控える」(2020年2月26日配信『産経新聞』)

菊池医療刑務支所(当時)に設置された特別法廷(国立療養所菊池恵楓園の社会交流会館所蔵) ハンセン病患者とされた男性が特別法廷で死刑となり執行された「菊池事件」で、特別法廷の違憲性を初めて認めた26日の熊本地裁判決を受け、最高裁広報課は「個別の判決に対するコメントは差し控えさせていただく」とコメントした。 裁判所法では、災害などの緊急時を念頭に、最高裁が必要と認めれば外部で法廷を開けると規定。この規...

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ハンセン病法廷 司法の差別に向き合え(2019年11月22日配信『信濃毎日新聞』ー「社説」)

 ハンセン病元患者家族への補償法が成立した。家族にも深刻な差別が及んだ責任を国が認め、被害の回復を図ることは大きな一歩だが、これですべてが解決するわけではない。 見落とせないことの一つが隔離施設内に設けた「特別法廷」の問題だ。裁判としての公正さを欠く上、不当な刑罰を科された疑いがある。1950年代に熊本で起きた菊池事件はそれを象徴する。 検察が再審を請求しないのは違法だとして、元患者らが国に賠償を...

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旧ハンセン病刑務所の解体進む 跡地で小中一貫校の起工式 熊本(2019年6月27日配信『毎日新聞』)

起工式で「人権教育の拠点にしたい」とあいさつする合志市の荒木義行市長=熊本県合志市で2019年6月27日午前11時42分 ハンセン病患者の受刑者を収容する国内唯一の刑務所だった熊本刑務所旧菊池医療刑務支所(熊本県合志=こうし=市)の解体が今月から始まっている。 国の隔離政策の歴史を伝える遺構として保存を求める声もあったが、7月中に姿を消して跡地に同市の小中一貫校「合志楓(かえで)の森」が建つ。 27日に起工式が...

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