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記事一覧

虐待、4割DVと連携せず 児相とDV相談センター(2020年7月26日配信『産経新聞』)

 厚生労働省が全国の児童相談所と配偶者暴力相談支援センターに平成30年度の連携状況を尋ねた調査で、回答した児相の4割超、センターの3割超が連携した事案はないと報告していたことが26日、分かった。児童虐待の背景には、ドメスティックバイオレンス(DV)が潜むことが多く、専門家からは包括的支援に向けた連携が不十分との指摘も出ている。 東京都目黒区や千葉県野田市の児童虐待死事件を受け、今年4月に施行された...

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【記者発】凄惨な虐待 なぜ、なくならない 大阪社会部・山本祐太郎(2020年7月25日配信『産経新聞』)

梯沙希(かけはしさき)容疑者と稀華(のあ)ちゃんが暮らしていたマンションの居室。ベランダにはものが散乱していた=東京都大田区蒲田梯沙希容疑者(本人のInstagramより)(新潮社) 東京都大田区の自宅マンションに長女(3)を放置して死亡させたとして、母親(24)が保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された。母親は「子育てに疲れた」などと供述。1週間以上にわたって鹿児島県へ旅行し、知人男性に会っていたという。 一...

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乳児死亡、16時間置き去りか 放置疑いで母親逮捕、東京・台東(2020年7月24日配信『共同通信』)

 生後3カ月ぐらいの女児を自宅マンションに約16時間置き去りにしたとして、警視庁浅草署は24日、保護責任者遺棄の疑いで、東京都台東区、母親で自称アルバイト、坂元愛容疑者(30)を逮捕した。女児は搬送先の病院で死亡した。 浅草署によると、坂元容疑者は長女とみられる女児と2人暮らし。容疑を認め、「母乳は与えていた」と供述しているという。女児に目立った外傷はなく、署は司法解剖して死因を詳しく調べる。 逮捕容疑は...

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結愛さんへの虐待「あまりにも衝撃的でした」と母親。ショックによる記憶喪失状態だったと弁護側が主張【目黒虐待死事件】(2020年7月21日配信『ハフポス』)

東京都目黒区で2018年3月、5歳だった船戸結愛さんが虐待を受けて亡くなった事件で、保護責任者遺棄致死罪で起訴された母親の優里被告の控訴審初公判が7月21日、東京高等裁判所(若園敦雄裁判長)であった。弁護側は優里被告が結愛さんが当時の夫(保護責任者遺棄致死などで懲役13年の判決が確定・事件後に離婚)により浴槽に閉じ込められていたのを目撃し、急性ストレスによる解離性健忘(記憶喪失)状態に陥っていたと初めて主張...

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ネグレクト 危険な兆候見逃さないで(2020年7月19日配信『西日本新聞』-「社説」)

 幼い子どもの痛ましい死が再び繰り返された。救い出す道を社会全体で探り続けたい。 東京都大田区の自宅に3歳の女児を放置し衰弱死させたとして、保護責任者遺棄致死の疑いで24歳の母親が逮捕された。母親は宮崎県出身で、交際男性に会うため鹿児島県を訪ね、約1週間も留守にしたとされる。死因は高度脱水症状と飢餓で、胃の中に食べ物はほとんど残っていなかった。 母親は離婚後、母子2人で暮らしていた。日頃から女児を自宅...

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夜の二人(2020年7月17日配信『宮崎日日新聞』-「くろしお」)

 高村光太郎(1883~1956年)の詩集「智恵子抄」の中に「夜の二人」という作品がある。「私達の最後が餓死であらうといふ予言は、しとしとと雪の上に降る霙(みぞれ)まじりの夜の雨の言つた事です」―。 何とも幻想的で、うら悲しい書き出しが、読む者を引き込む。書かれたのは光太郎と智恵子の結婚から12年後の1926(大正15)年。詩は続く。「智恵子は人並はづれた覚悟のよい女だけれど まだ餓死よりは火あぶ...

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愛媛県;児童虐待相談が2千件超(2020年7月16日配信『NHKニュース』)

昨年度愛媛県内の児童相談所などが対応した児童虐待に関する相談は、警察を介して当事者以外から寄せられる相談の増加などを背景に初めて2000件を超え、過去最多となりました。県によりますと、昨年度、県内の3つの児童相談所や自治体が対応した児童虐待に関する相談は2046件で、前の年度より254件、14.2%増えました。増加は8年連続で、統計を取り始めた平成17年以降、最も多く初めて2000件を超えました。...

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梯稀華ちゃん(2020年7月12日配信『琉球新報』-「金口木舌」)

 彼女は電気と水道を止められたアパートにいた。学校では一人だけ夏の制服。次第に学校から足が遠のいた。一日一食。担任が届けた給食で食いつないだ。県内の児童養護施設に保護され、真っ先に思った。「あぁ、一日三食も食べられる」▼13年前、彼女を施設で取材した。ひとり親家庭で共に暮らした父親はある日蒸発し、育児放棄した。最初の取材時、彼女は高校生。それから7年後、2児の母となった彼女を取材した。幸せな家庭を築...

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神奈川県警に児童虐待の捜査班 被害深刻化で、「専門知識必要」(2020年7月11日配信『共同通信』)

神奈川県警に新設された児童虐待の専従捜査班で、事案に対応する捜査員=6月 神奈川県警は4月、殺人など凶悪事件を捜査する捜査1課に専従捜査班を新設した。 密室で繰り返されることが多い児童虐待は、被害者が幼いため証言を得ることが難しく、エスカレートすれば命を落とすこともある。県警幹部は「専門知識が必要な事案に、的確に対応できる人材を育てたい」と意気込んでいる。 県警によると、捜査班には警部以下17人が...

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「のんたん」は泣いて疲れて眠って衰弱した… 母親も育児放棄を経験、蒲田3歳女児死亡(2020年7月11日配信『東京新聞』)

逮捕された梯沙希容疑者(左)と亡くなった長女の稀華ちゃん=知人提供 東京都大田区蒲田の自宅マンションに長女を8日間置き去りにして死亡させたとして、保護責任者遺棄致死の疑いで母親の梯沙希容疑者(24)が警視庁に逮捕された事件は、育児放棄の末、幼い命が奪われた。亡くなった稀華ちゃん(3つ)は部屋に1人っきりで、母が帰ってくるのを待ち続けていたとみられる。◆「お茶とお菓子を置いた」 母子家庭の2人は、川...

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また来ん春…(2020年7月11日配信『佐賀新聞』-「有明抄」)

 〈おもへば今年の五月には/おまへを抱いて動物園〉。中原中也の詩「また来ん春…」は、1歳半の長男と出かけた思い出がつづられている◆〈象を見せても猫(にやあ)といひ/鳥を見せても猫(にやあ)だつた〉。片言をおぼえたばかりの子が、初めて見る動物たちを前にはしゃぐ。世の親なら、誰にも似たような経験があるだろう。〈最後にみせた鹿だけは/角によつぽど惹(ひ)かれてか/何とも云(い)はず 眺めてた〉。そんな記憶...

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周りの大人たちは一体何をしていたのか(2020年7月10日配信『産経新聞』-「産経抄」)

 東京都大田区の1DKのマンションの一室は、出口がソファでふさがれ密室状態だった。3歳の梯稀華(かけはし・のあ)ちゃんは、脱水症状と飢えによって死亡したとみられる。意識が薄れるなかで、脳裏に浮かんだのはどんな光景だったろう。 ▼警視庁に逮捕された沙希容疑者(24)は幼い娘を放置して、鹿児島県を8日間旅行していた。稀華ちゃんの父親である沙希容疑者の元夫や旅行を共にしていた交際相手の男性を含めて、周り...

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たくましい自衛隊員の腕に抱かれた生後間もない赤ちゃん…(2020年7月9日配信『西日本新聞』-「春秋」)

 たくましい自衛隊員の腕に抱かれた生後間もない赤ちゃん。豪雨に見舞われた福岡県大牟田市で、孤立した自宅から母親と一緒に救い出された生後2カ月の女の子だ▼きのうの本紙朝刊に大きな写真。テレビのニュースでも放送された。元気そうな赤ちゃんの姿に「よかった」という声が全国から聞こえるような気がした▼杉田二郎さんが歌った「ANAK(息子)」の一節を思い出す。<お前が生まれた時 父さん母さんたちは/どんなによろこんだ...

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3歳衰弱死、鹿児島旅行前に「お茶と菓子をいっぱい置いていった」…母親供述(2020年7月9日配信『読売新聞』)

 東京都大田区で3歳女児がマンション室内に8日間放置されて死亡した事件で、保護責任者遺棄致死容疑で逮捕された母親の居酒屋店員、梯かけはし沙希容疑者(24)が警視庁の調べに対し、「お茶とお菓子をいっぱい置いていった。(女児が)死ぬとは思わなかった」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。警視庁は女児が放置された状況を調べている。 捜査関係者によると、梯容疑者は今年5月と6月の2回、長女の稀...

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3歳娘を自宅に8日間放置し死なす 育児放棄の疑いで母を逮捕 警視庁(2020年7月7日配信『毎日新聞』)

警視庁蒲田署に入る梯沙希容疑者=東京都大田区で2020年7月7日午後4時32分 東京都大田区の自宅マンションに娘を1人で8日間放置して死なせたとして、警視庁捜査1課は7日、母親の飲食店店員、梯(かけはし)沙希容疑者(24)を保護責任者遺棄致死容疑で逮捕した。放置している間、梯容疑者は知人男性に会うために外出していたとみられ、同課は育児放棄(ネグレクト)だったとみて調べる。 逮捕容疑は6月13日までの8日間、大田区蒲...

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東京・三鷹市がDV被害者の住所漏らす 加害者に戸籍付票郵送、印刷時に警告 東京・三鷹(2020年6月29日配信『毎日新聞』)

住民基本台帳ネットワークシステム=写真はイメージ 東京都三鷹市は29日、ドメスティックバイオレンス(DV)被害者の女性が含まれる戸籍付票の写しを4月に加害者から請求されて郵送し、女性の住所を漏らしていたと発表した。女性は「DV等支援措置」の対象で、本来は住所を加害者側に知らせないことになっている。市は、6月に女性から問い合わせを受けるまで漏えいに気づいていなかったという。 同市市民課によると、4月10日に加...

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「世界規模で恐ろしいほど急増」DV被害に新たな相談窓口…政府が対策急ぐ(2020年4月19日配信『読売新聞』)

 新型コロナウイルスの影響で外出自粛を強いられる中、政府は家庭内暴力(DV)被害への対策を急いでいる。20日には新たな電話相談窓口を設置するとしており、被害者の救済につなげたい考えだ。 20日開始の新たな電話相談窓口は全国共通で0120・279・889。当面は午前9時から午後9時までだが、29日からは24時間受け付ける。民間の事業者に委託し、相談員が対応する。電話では相談しづらい状況を想定して、S...

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外出自粛とDV 暴力の深刻化を防がねば(2020年4月9日配信『信濃毎日新聞』-「社説」)

 家族が一緒にいる時間が増えることに伴って、見落とせないのが家庭内の暴力だ。長引く外出の自粛要請や学校の臨時休校で、ドメスティックバイオレンス(DV)や虐待が深刻化するのを防がなくてはならない。 新型コロナウイルスの感染が拡大し、先行きが見えない不安が人々の気持ちを覆っている。それは弱い立場の家族への攻撃や暴力につながりがちだ。 東日本大震災の被災地でも、家族への暴力が多く起きていたことが調査で明...

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野田虐待死 父親が控訴 懲役16年判決不服(2020年4月1日配信『東京新聞』)

 千葉県野田市の自宅で2019年1月、小学4年の栗原心愛(みあ)さん=当時(10)=を虐待死させたとして傷害致死罪などに問われ、1審千葉地裁で懲役16年の判決を受けた父親勇一郎被告(42)が、判決を不服として、東京高裁に控訴した。3月31日付。千葉地裁が1日に明らかにした。 3月19日の1審千葉地裁の裁判員裁判判決は、起訴された6件の起訴内容全てを有罪と認定。その上で「先例を大きく超える極めて悪質...

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「激辛カレー」強要容疑など 神戸・東須磨小の加害教諭4人を起訴猶予 懲戒処分など理由に(2020年3月27日配信『毎日新聞』)

神戸市立東須磨小学校での教員いじめ問題で、懲戒処分について説明する長田淳・市教育長(右から2人目)ら=神戸市役所で2020年2月28日午後5時34分 神戸市立東須磨小で男性教諭(25)が同僚からいじめや暴力を受けた問題で、神戸地検は27日、兵庫県警に強要や暴行の容疑で書類送検された4人について、不起訴処分(起訴猶予)にした。地検は、4人が市教委による懲戒処分など社会的制裁を受けている点や、被害教諭の処罰感情も踏ま...

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千葉・小4虐待死判決/教訓くみ取り対策の徹底を(2020年3月25日配信『河北新報』-「社説」)

 幼い命をなぜ虐待から救えなかったのか。虐待のない社会をいかにつくるのか。痛ましい事件から教訓をくみ取り、悲劇を二度と繰り返さないよう、対策を確実に進めなくてはならない。 千葉県野田市の小学4年、栗原心愛(みあ)さん=当時(10)=を虐待し死亡させたとして、傷害致死罪などに問われた父勇一郎被告の裁判員裁判で、千葉地裁は懲役16年の判決を言い渡した。 同種事件では異例の重い量刑が科された。弁護側は「...

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千葉虐待死判決 社会全体で子どもの安全確保を(2020年3月22日配信『愛媛新聞』-「社説」)

 昨年1月、千葉県野田市の小学4年栗原心愛さんを虐待し死亡させたとして、傷害致死罪などに問われた父勇一郎被告の裁判員裁判で、千葉地裁は懲役16年の判決を言い渡した。 被告側は罪は争わないとしつつ、暴行の多くを否定したが、判決は起訴された六つの罪を全て認定。「尋常では考えられないほど凄惨(せいさん)で陰湿」とし、これまでの同種事件を上回る異例の量刑とした。 子どもは親の所有物ではなく虐待は絶対に許さ...

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職員室で飛び交う暴言、下ネタ 「機能不全」に陥った神戸・東須磨小の抱えた「闇」(2020年3月21日配信『毎日新聞』)

問題発覚直後の記者会見で質問に答える神戸市立東須磨小の仁王美貴校長=神戸市中央区で2019年10月9日午後5時40分 2018年夏、神戸市立東須磨小学校に保護者から一本の電話があった。「先生たちの間でいじめが起きているのではないでしょうか」。女性教諭E(40)が児童の前で男性教員Y(20代)を厳しく叱責したと知り、不安視していた。 1年以上たった19年10月、東須磨小では教員同士で激辛カレーを無理やり食べさせるなど過激な...

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栗原心愛(みあ)さんに虐待に関する社説・論説集(2020年3月21日)

千葉小4虐待死/教訓を生かせているか(2020年3月22日配信『山陰中央新報』-「論説」) 千葉県野田市立小4年の栗原心愛(みあ)さんに虐待を繰り返し、昨年1月に死亡させたとして傷害致死などの罪に問われた父勇一郎被告の裁判員裁判で、千葉地裁は懲役16年の判決を言い渡した。母は被告の暴行を止めなかったとして傷害ほう助罪で執行猶予付きの有罪判決が確定。法廷で虐待の模様を詳しく証言した。 被告は「罪は争...

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野田虐待死で判決 子どもを守る連携強化を(2020年3月21日配信『毎日新聞』-「社説」)

 千葉県野田市で小学4年の栗原心愛(みあ)さんを虐待死させたとして、千葉地裁が父親の勇一郎被告に懲役16年の判決を言い渡した。 父親は暴力の内容をほぼ認めず、日常的虐待を否定したが、判決は母親の証言などから全面的に退けた。 裁判では、心愛さんが屈伸をさせられたり、大泣きしたりする様子を撮影した動画が証拠とされた。判決は「理不尽な支配欲から虐待を続け人格を全否定した」と批判した。 過去の虐待死事件の...

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野田虐待死 懲役16年 暴力で支配 根底迫れず 被告、最後まで無表情(2020年3月20日配信『東京新聞』)

 千葉県野田市の小学4年栗原心愛(みあ)さん=当時(10)=を虐待死させたとして、傷害致死罪などに問われた父親勇一郎被告(42)は、千葉地裁で懲役16年の判決理由を言い渡される間、無表情で正面を見据え、身動きすることもなかった。審理に参加した裁判員や傍聴者は、被告の真意や虐待が生まれた背景をつかみきれず、もどかしい思いを抱えながら公判を振り返った。◆認定心理士「命奪った結果だけ受け止め」「暴力以外...

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野田虐待死判決に関する社説・論説集(2020年3月20日)

千葉虐待死判決 再発防ぐ強固な連携を(2020年3月20日配信『北海道新聞』-「社説」) 千葉県野田市で昨年1月に栗原心愛(みあ)さん=当時(10)=を虐待して死亡させたとして、傷害致死罪などに問われた父勇一郎被告(42)の裁判員裁判で、千葉地裁は懲役16年の判決を言い渡した。 同種事件では異例の重い刑だ。 弁護側は「しつけが行き過ぎた」と情状酌量を求めたが、判決は「独善的な考え方と支配欲から虐待...

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被告の心理と行政側の問題 心愛さん虐待死の裁判で見えた意義(2020年3月19日配信『yahooニュース』)

山脇由貴子 | 心理カウンセラー 家族問題カウンセラー16年の有罪判決 千葉県野田市で当時小学校4年生の栗原 心愛さんが自宅浴室で死亡した虐待事件で、父親である勇一郎被告に対して懲役16年の判決が言い渡されました。 心愛さんが受けた虐待の内容を考えると、「軽い」と感じざるを得ません。けれど私が児童相談所で勤務している時、子どもを虐待した親が逮捕もされずに普通の生活をし続けていたことは多々ありました。その...

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千葉女児虐待死 父親に懲役16年判決 同種事件の量刑大きく超える(2020年3月19日配信『産経新聞』)

 千葉県野田市の自宅で昨年1月、小学4年の栗原心愛(みあ)さん=当時(10)=を虐待して死亡させたとして、傷害致死罪などに問われた父親の勇一郎被告(42)の裁判員裁判の判決公判が19日、千葉地裁で開かれ、前田巌裁判長は懲役16年(求刑懲役18年)を言い渡した。同種の虐待事件の量刑傾向を大きく超える判決となった。 弁護側は先月21日の初公判で傷害致死罪の成立を認めたものの、死亡に至ったとされる起訴内...

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小4女児虐待死事件 父親に懲役16年の判決 千葉地裁(2020年3月19日配信『NHKニュース』)

 千葉県野田市で小学4年生の女の子を虐待して死亡させたとして傷害致死などの罪に問われた42歳の父親に対し、千葉地方裁判所は懲役16年の判決を言い渡しました。 去年1月、千葉県野田市の小学4年生、栗原心愛さん(当時10)が自宅の浴室で死亡しているのが見つかった事件では、父親の勇一郎被告(42)が冷水のシャワーを顔に浴びせ続けて死亡させたなどとして傷害致死などの罪に問われています。 先月から開かれた裁判員裁判...

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千葉小4虐待死裁判(2020年3月18日配信『宮崎日日新聞』-「社説」)

◆悲劇根絶へ対策点検怠るな◆ 千葉県野田市立小4年、栗原心愛(みあ)さんの虐待死事件で傷害致死罪などに問われた父勇一郎被告に、検察側は「凄惨(せいさん)で拷問といっても差し支えない行為」として懲役18年を求刑した。19日、判決が言い渡される。 千葉地裁の裁判員裁判初公判で、勇一郎被告は「娘にしてきたことはしつけの範囲を超える。深く反省している」と述べた一方で、衰弱させたり、冷水シャワーを掛けたりした...

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「助けて、ママ。お願い」 心愛さん虐待死 裁判からたどる「密室」の記録(2020年3月18日配信『東京新聞』)

栗原心愛さんの自宅アパートの玄関。事件直後は大勢の友人らが花や菓子を手向けていた(昨年2月撮影) 千葉県野田市の小学4年栗原心愛さん=当時(10)=を虐待死させたとして、傷害致死罪などに問われた父親勇一郎被告(42)の裁判員裁判は19日午前11時から、千葉地裁で判決が言い渡される。検察側は「拷問ともいえる壮絶な虐待だった」として懲役18年を求刑。弁護側は「日常的な虐待ではなかった」と情状酌量を求め...

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虐待する側・される側の双方を描く映画『ひとくず』(2020年3月16日配信『映画ログプラス』)

実の父親が母親に手をあげるのを見て育った上西雄大監督が初日舞台挨拶レポ! 映画『ひとくず』は、3歳まで戸籍がなく、実の父親が母親に日常的に手をあげているのを見て育った、「居場所のなさ」「弱者」を身をもって知っている監督・脚本・編集・プロデューサーの上西雄大が、30年以上児童相談所に勤務している児童精神科医師の楠部知子先生から「虐待してしまう大人もまた傷ついている」という実態を耳にし、傷ついた子供だけ...

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児童虐待通報最多 被害防止へ連携強めよ(2020年3月15日配信『秋田魁新報』-「社説」)

 県警が2019年、児童虐待の疑いがあるとして受けた通報は319件で、このうち警察官が現場確認して虐待と判断して児童相談所(児相)に通告した事案は253件に上った。通報、通告とも過去最多を更新した。全国で児童虐待事件が相次ぎ、社会的関心が高まったことが背景にあるとみられる。 虐待は家庭内で潜在化する傾向がある。早期発見に努めることが、被害を最小限に食い止めることにつながる。警察、児相、行政、地域が...

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いじめ加害教諭4人を書類送検、起訴求めない「寛大処分」意見付く 兵庫県警(2020年3月11日配信『産経WEST』)

 神戸市立東須磨小で教諭4人が同僚をいじめていた問題で、兵庫県警は11日、強要と暴行の疑いで、加害側の4人を書類送検した。捜査関係者への取材で分かった。4人はすでに神戸市教委から懲戒処分を受け、いじめへの関与が強いとされた男性2人は懲戒免職となっている。 捜査関係者によると、書類送検されたのは、蔀(しとみ)俊元教諭(34)=懲戒免職▽柴田祐介元教諭(34)=同▽女性教諭(45)▽男性教諭(37)。4...

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精神疾患患者への虐待 人の尊厳、損なう行為だ(2020年3月9日配信『中国新聞』-「社説」)

 神戸市の病院で精神疾患のある男性入院患者3人に虐待行為を繰り返したとして、元看護助手や看護師の計6人が兵庫県警に逮捕された。 ベッドを逆さにして閉じ込めたり、患者同士に口づけさせたりした監禁や準強制わいせつの疑いである。虐待の様子をスマートフォンで撮影した動画の一部を無料通信アプリLINE(ライン)で情報共有したことも明らかになった。 人間の尊厳を著しく損なう行為だ。決して許されない。 動画約3...

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【世相コラム】見えないDV 結愛ちゃん虐待死事件の教訓(2020年3月8日配信『時事通信』)

 「もうおねがいゆるして ゆるしてください おねがいします ほんとうにもうおなじことをしません」。 東京都目黒区のアパートの一室で、母親の再婚相手からの暴力で亡くなった船戸結愛(ゆあ)ちゃんが残した反省文だ。保護責任者遺棄致死の罪に問われた母親の優里被告が2月、獄中から事件の前後を振り返った手記「結愛へ」(小学館)を出した。 報道された時、反省文の言い回しが5歳児にしては少し大人びた表現になってい...

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野田虐待死公判 涙流すも行為は否定続け 被告人質問終了 証人証言と矛盾も(2020年3月7日配信『東京新聞』)

 野田市の小学4年栗原心愛(みあ)さん=当時(10)=の虐待死事件で、傷害致死罪などに問われた父親勇一郎被告(42)の裁判員裁判は6日、3日間の被告人質問を終えた。勇一郎被告は弁護側の質問に、涙を流しながら話したが、検察側から証人の証言との矛盾を指摘される場面もあった。2018年7月以降の行為を「虐待だった」と認めた一方、起訴内容の行為の多くを否定した。 心愛さんが死亡する直前の状況について、母親...

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[DV相談最多] 加害者教育が不可欠だ(2020年3月7日配信『南日本新聞』-「社説」)

 配偶者や恋人からの暴力を意味するドメスティックバイオレンス(DV)の相談が増えている。背景にはDVの違法性が認識され、被害者支援の態勢が整ってきたことがある。 一方で、DV被害をどこにも相談しない人は依然多く、被害の訴えは「氷山の一角」とも言われる。被害者支援と併せて加害者の更生教育など、社会全体でDV根絶に取り組む必要がある。 警察庁によると、2019年に全国の警察で受けたDV相談は8万220...

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野田虐待死裁判、父親「事実しかしゃべっていない」(2020年3月6日配信『TBSニュース』)

 千葉県野田市で小学4年の栗原心愛さんを虐待死させた父親の裁判で、父親は、心愛さんが亡くなった日について、検察側から母親の証言と食い違いがあることを指摘され「私は事実しか喋っていません」などと主張しました。 5日に引き続き行われている被告人質問では検察側が、父親の栗原勇一郎被告に心愛さんが死亡するまでのいきさつについて聞いています。勇一郎被告は5日に弁護側から「心愛さんにしてきたことは虐待ですか」...

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【野田小4虐待死、被告人質問2日目詳報】(1)涙ながらに思い出話すも、虐待行為の多くを否定(2020年3月5日配信『産経新聞』) 

千葉地裁の法廷 千葉県野田市で昨年1月、小学4年の栗原心愛(みあ)さん=当時(10)=を虐待して死亡させたとして、傷害致死罪などに問われた父親の勇一郎被告(42)の裁判員裁判第8回公判が5日、千葉地裁(前田巌裁判長)であった。4日に引き続き、弁護側による被告人質問が行われ、勇一郎被告は虐待行為の多くについて否定した。 勇一郎被告は、傷害致死と傷害、暴行、2件の強要という心愛さんに対する5つの罪のほ...

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昨年のDV摘発、最多9161件 16年連続で増加、被害深刻(2020年3月5日配信『共同通信』)

 昨年1年間に全国の警察が摘発したドメスティックバイオレンス(DV)は9161件(前年比73件増)で、統計を取り始めた2003年以降、16年連続で増加し、過去最多を更新したことが5日、警察庁集計の確定値で分かった。警察への相談件数も8万2207件(4725件増)で最多を更新。家庭内の暴力は深刻な状況が続いている。 一方、ストーカーの被害相談は7年連続で2万件台となったが前年からは微減、摘発も減少し...

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小4女児虐待死裁判 被告の父親 暴行は「娘のうそ」千葉(2020年3月4日配信『NHKニュース』)

千葉県野田市で小学4年生の女の子を虐待して死亡させたとして傷害致死などの罪に問われている42歳の父親の裁判は4日から被告人質問が始まり、女の子が小学校のアンケートで訴えた被告からの暴行について「娘がされてもいないのにうそを書いたと思います」と述べて否定しました。去年1月、千葉県野田市の小学4年生、栗原心愛さん(当時10)が自宅の浴室で死亡しているのが見つかった事件では、父親の勇一郎被告(42)が冷水のシ...

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神戸教員間いじめ 対岸の火事で済ませるな(2020年3月2日配信『徳島新聞』-「社説」)

 「闇がある、と思った」。第三者の調査委員会が調査結果とともに示した所見は、教育界全体に向けられた警句と言えるのではないか。 神戸市立東須磨小学校で起きた教員間のいじめ問題で、市教委が設置した弁護士らの外部調査委員会が報告書を公表した。 報告書が認定した暴力や暴言などの悪質な行為は125件に及び、日常的に繰り返されていたという。信じがたい頻度だ。 30~40代の教諭4人が同僚の男性教諭(25)に行っていたのは...

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加害教員の処分/構造的な問題に向き合え(2020年3月1日配信『神戸新聞』-「社説」)

 神戸市立東須磨小学校の教員間暴行・暴言問題で、加害教員らに処分が下された。 男女4人の加害教員のうち、悪質なパワハラやセクハラが数多く認定された男性2人は懲戒免職、そのほかは女性が停職3カ月、男性が減給10分の1(3カ月)となった。 管理職への厳しい処分も当然である。 威圧的な言動で部下へのパワハラが認められた前校長は停職3カ月、被害者から相談を受けながら解決できなかった現校長は減給10分の1(...

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神戸の教員暴力報告書 許す温床、社会にないか(2020年3月1日配信『中国新聞』-「社説」)

 神戸市立小学校の教員4人が同僚にパワハラやセクハラを繰り返していた問題で、弁護士による調査委員会が報告書を公表した。激辛カレーを食べさせるといった計125項目にも上る暴行や暴言など嫌がらせ行為があったと認定した。 これが教育現場かと、目を疑わせる実態に改めて言葉を失う。加害教員の意識や行為は子どもの「いじめ」と同一構造だと、報告書は断じてもいる。 市教委は関係者を処分し、学校巡回を増やすなどして...

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「ママー助けて、お願いママ」何度も助けを求めた心愛さん 証人出廷の母親が娘の死後にみせた異常な表情(2020年3月1日配信『週刊文春デジタル』)

 千葉県野田市で小学4年生だった栗原心愛(みあ)さん(当時10)が虐待死したとされる事件。傷害致死罪などで起訴されている父親の勇一郎被告(42)に対する裁判員裁判が千葉地裁で開かれている。その中で、2月26、27日、心愛さんの母親(33)も証人として出廷し、証言した。亡くなった栗原心愛さん 母親は昨年6月、勇一郎被告の虐待を制止しなかったとして、傷害幇助罪で懲役2年6月、保護観察付き執行猶予5年の有罪判決が言い渡...

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神戸・東須磨小 別の教員同士のいじめでも処分 ハラスメントが同時多発(2020年2月29日配信『毎日新聞』)

 神戸市立東須磨小学校で男性教諭(25)が同僚教諭4人からいじめや暴行を受けていた問題で、市教委は28日、懲戒免職や停職、減給にした4教諭のほかに、別の男性教員に嫌がらせをしていた40代の女性教諭を文書訓戒とした。弁護士3人による調査委員会がまとめた最終報告書に沿った処分だが、校内で教員間の人間関係が壊れ、ハラスメントが同時多発していた職場環境が浮かび上がった。 報告書や市教委によると、この女性教諭は2018...

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蚕のさなぎ食べさせる 神戸市立学校で新たな教員間いじめ 教室で丸刈り、頭に七味も(2020年2月28日配信『毎日新聞』)

 神戸市教委は28日、市立東須磨小学校とは別の学校で、複数の先輩教員が後輩教員に対し、蚕のさなぎを食べさせるなどの集団ハラスメントがあったと発表した。40代男性教諭を減給10分の1(3カ月)、30代男性臨時講師を戒告の懲戒処分とした。市教委は「(後輩に)被害感情がなく、公表を望んでいない」として、校名や校種を明かさなかった。 市教委によると2016~18年度、加害側の2教員が後輩の男性教員に、蚕のさなぎを食べさせ...

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子供への虐待 悲劇への反省が足りない(2020年2月28日配信『産経新聞』-「主張」)

 昨年1月に千葉県野田市の小学4年、当時10歳だった栗原心愛(みあ)さんが虐待死した事件で、彼女が自分宛てに書いた手紙を祖母が公開した。 手紙はこう結ばれていた。「未来のあなたを見たいです。あきらめないで下さい」。心愛さんがどのような気持ちでこれを書いたのか。想像するだけで胸が痛い。 同じ悲劇を繰り返さぬため、親権者らによる体罰禁止規定を盛り込んだ改正児童虐待防止法が4月に施行される。 厚生労働省...

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Author:gogotamu2019
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