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(論)ひきこもりに関する論説(2020年9月21・12月2日・2021年4月8日)

コロナと引きこもり(2021年4月8日配信『宮崎日日新聞』-「社説」)◆深まる孤立へ共感と支援を◆ 小林市で、引きこもりに悩む家族らが集う「家族会」の発足に向けて準備が進められている。同市は地域共生社会づくりに向け市内の医療、福祉、介護など約70団体の多機関連携を進めてきており、2021年度は生活困窮者自立支援法に基づく就労準備支援事業として、引きこもり支援に本格的に取り組むことになった。11日、発...

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#自助といわれても;「8050問題」 ひきこもりの弟と向き合う姉「駅のホームで意識を失った」(2021年1月3日配信『毎日新聞』)

ひきこもりになった弟と母のケアをしている女性=東京都渋谷区で2020年12月16日午後4時13分、待鳥航志撮影 61万3000人--。内閣府が2019年に発表した全国の40~64歳のひきこもりの推計だ。ひきこもりの子と親が高齢化し、生活に困窮する「8050問題」の深刻化が叫ばれて久しい。記者は、ひきこもりの当事者ではなく、彼らを支えるきょうだいが集まる会合に出かけ、そこである女性と出会った。彼女は「私がすべてを解決しなくては...

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ひきこもり死 「8050問題」の“最終局面” どう命を守るのか(2020年11月26日配信『NHKニュース』)

ひきこもり続けた果てに、誰にも助けを求めず、命を落とす-。そんな深刻な事態が、いま全国に広がっている。親と共に“ひきこもり”の子が孤立する「8050問題」は、高齢化が進み、“死”という最終局面を迎えている。年老いた親が倒れ、生きる術を失った子が衰弱死や病死する。当事者たちは、なぜ“死”にまで追い込まれているのか。どうすれば命を守ることができるのか。29日放送のNHKスペシャル「ある、ひきこもりの死 扉の向こうの...

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見過ごされてきた女性たち ~求められるひきこもり支援~(2020年11月24日配信『NHKニュース』)

“ひきこもり”というと日本では長い間、主に男性の問題と考えられてきました。男性の方が数として多いとみられるためですが、その考え方は徐々に変わりつつあります。社会との接点を持ちたいと思いながらどうしてもできず、孤独やつらさを感じているのに周囲からは理解されず精神的に追い詰められる女性。「こうあるべき」という価値観の押しつけに耐えられなくなったという人も。彼女たちはなぜ見過ごされ、孤立してしまったのでし...

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地域で支える(2020年10月30日配信『琉球新報』-「金口木舌」)

 「引きこもり対策室がある市役所は少なく、当事者は取り付く島がない。全国に受け皿をつくらなければ、命に関わる」。障がい者の就労をテーマに北谷町で開かれたシンポジウムで岡山県総社市の片岡聡一市長が指摘した片岡聡一市長▼総社市は窓口を設け、当事者や家族の相談を受けている。片岡市長は「当事者は働く以前に生きていくことに悩んでいる。悪いのは彼らが引きこもらざるを得ない社会をつくった政治だ」と強調した▼引きこ...

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監視カメラに鉄格子、所持金は取り上げられ… 引きこもり支援の「引き出し屋」を集団提訴(2020年10月29日配信『東京新聞』)

「自由がなく苦しかった」などと話す原告たち=28日、横浜市中区で ひきこもりの自立支援をうたう業者に自宅から無理やり連れ出されて施設に監禁されたとして、関東地方の20~40代の元入所者7人が28日、運営法人と代表者らに計2800万円の損害賠償を求める訴えを横浜地裁に起こした。こうした業者は「引き出し屋」と呼ばれ、各地で訴訟が相次いでいるが、弁護団によると、集団提訴は初めてという。◆「おまえに拒否権...

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[8050問題] 「助けて」言える社会に(2020年9月21日配信『沖縄タイムス』-「社説」)

 沖縄戦を生き延び、戦後の混乱を乗り越え、迎えた老後だというのに、あまりに過酷な現実だ。 本紙の連載「『独り』をつないで ひきこもりの像」は、80代の親が、収入のない50代の子どもの生活を支え、行き詰まる「8050問題」の現場を映し出す。 トイレのない3畳の「聖域」にひきこもる49歳の息子。用を足したバケツを片付ける83歳の母親。 子は母に負担をかけているという負い目、母は家庭の経済事情から高校中...

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引きこもり支援「引っ張り出す(2020年6月16日配信『共同通信』)

衛藤1億相が発言、批判招くか 衛藤晟一1億総活躍担当相は16日の記者会見で、引きこもりの人の支援団体と17日に意見交換すると発表した際「いろいろな形で引っ張り出したい」と述べた。引きこもりの人を自宅から無理やり連れ出す「引き出し屋」と呼ばれる業者のトラブルが相次いでおり、発言は当事者や家族らの批判を招きそうだ。 衛藤氏は「社会で自分たちは認められていないという形で引きこもっている方がいる。いろいろな形で...

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ひきこもるってしんどい(2020年6月4日配信『朝日新聞』-「社説」)

 手元に届いた「あかね通信」の最新号に見入った。不登校やひきこもりの若者らを支援するNPO法人あかね(岡山市)の会報で、代表の中山遼さん(28)が「コロナとひきこもり」と題して書いている▼コロナ禍を経験した社会に期待したいことがあるという。一つは、ひきこもりへの見方が変わること。多くの人がひきこもる側になって気づいたのではないか。「ひきこもるってしんどい」と▼もう一つは、インターネットを介したオンラ...

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社会福祉法案が衆院を通過 引きこもり対応を強化(2020年5月26日配信『産経新聞』)

 引きこもり問題に対応する市区町村の体制を強化する社会福祉法などの改正案は26日の衆院本会議で与党などの賛成多数により可決され、衆院を通過した。法案は参院に送付され、今国会で成立する見通し。 法案は引きこもりの子どもが50代、親が80代になり、親子が生活に困窮する「8050問題」への対策の推進が柱。子どもの就労や親の介護といった複合的な問題に対し、自治体が一括して相談に応じる場合に国が財政面で支援...

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「あなたは一人ではない」 ひきこもり支援ブックで相談窓口や体験談紹介 香川(2020年5月23日配信『毎日新聞』)

「家族のためのひきこもり支援ブック」を手に取るヒトトコの宮武将さん=高松市で2020年4月9日午後4時10分、金志尚撮影 もし我が子がひきこもりになったら――。そんな時、親が頼れる相談先などを紹介した「家族のためのひきこもり支援ブック」を香川県高松市の一般社団法人が作製した。元農林水産事務次官が長男を刺殺し、殺人罪に問われた事件が2019年に起きるなど、ひきこもり問題では家族が孤立するケースも目立つ。子供がひき...

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音楽で誰もに居場所を 元ブルーハーツメンバー 不登校児らと演奏活動(2020年2月28日配信『東京新聞』)

ドラムをたたいてライブを盛り上げる梶原徹也さん(中)=昨年12月1日、JR浜松駅北口で ロックバンド「THE BLUE HEARTS」(ザ・ブルーハーツ)の元メンバーでドラマーの梶原徹也さん(56)が、浜松市内のフリースクールや障害者福祉施設などを拠点として音楽活動をしている。高校時代に引きこもりになった経験から「音楽で心のよりどころとなるような居場所づくりを手伝っていきたい」とバンド解散後の活動...

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「私たちをランナーにしてくれる」(2020年2月28日配信『南日本新聞』-「南風録」)

 長さ50センチほどのひもでつながった2人がグラウンドをさっそうと駆けていく。1人は目が不自由で、もう1人が安全のため一緒に走りコース状況を説明する。 鹿児島市の視覚障害者ランニング同好会「ブラインドランナーズ」代表の三雲明美さんが、還暦を過ぎた今なお続ける練習風景である。「私たちをランナーにしてくれる」。全盲の自身の競技生活に伴走者は欠かせない存在という。 中高年の引きこもりに求められる支援の姿...

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ひきこもりの居場所設置は18%(2020年2月16日配信『西日本新聞』)

 都道府県と政令市にある「ひきこもり地域支援センター」と、市町村の生活困窮者窓口を対象にした調査で、ひきこもりの人や家族が集う居場所を設置しているのは約18%にとどまることが16日、分かった。NPO法人「KHJ全国ひきこもり家族会連合会」(東京)が神戸市で開いたシンポジウムで明らかにした。 ひきこもりの長期化が深刻になる中、いきなり就労を目指すのではなく、まずは安心して過ごせる居場所の重要性が増しているが、...

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「明日からひきこもる可能性は誰にだって」 ADHDと診断の小島慶子さん・フリースクール運営者対談(2020年2月9日配信『沖縄タイムス』」)

 当事者の数だけ生きづらさがある-。エッセイストでADHD(注意欠如・多動症)と診断されたことを近年公表した小島慶子さんと、大阪府池田市で公設民営のフリースクール「スマイルファクトリー」を運営する白井智子さんが那覇市内で「ひきこもり」をテーマに対談した。 小島さんは「当事者と接すると『発達障がいの人』や『ひきこもりの人』などひとくくりの見方をしがち。障がいやひきこもりはその人の全てではなく一部だと...

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生きづらさを抱えた若者も、障害のある若者も、ともに育ちあえる「居場所」をつくりたい! クラウドファンディング実施中(3月8日まで)(2020年2月8日配信『時事通信』」)

[特定非営利活動法人たゆらぎ]若者たちの居場所「一汁一飯(いちじゅういっぱん)食堂」を併設するショートステイ事業所を立ち上げ 特定非営利活動法人たゆらぎ(所在地:大阪府枚方市、理事長:井村恵美)は、重度の障害のある子どもの親が中心になって、2020年4月(予定)、枚方市内に障害児・者向けショートステイ(短期入所)事業所を開設します。 当事業所では独自の取り組みとして、生きづらさを抱えた若者たちの居場所...

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西村経済再生相 “ひきこもり” 支援の取り組みを視察(2020年2月2日配信『NHKニュース』)

西村経済再生担当大臣は、大阪 豊中市を訪れ、ひきこもりからの社会復帰を目指す人たちが、仕事に慣れる場を提供する取り組みを視察しました。いわゆる就職氷河期世代の就労支援に政府が取り組む中、西村大臣は、大阪 豊中市の食品販売店を視察しました。ひきこもりからの社会復帰を目指す人たちに、仕事に慣れる場を提供するため、地元の社会福祉協議会などがつくったもので、こうした取り組みは全国的にも珍しいということです。...

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エリート官僚の長男はなぜ家庭内暴力に走ったのか。エリート家庭の子ほど囚われる「自己不全感」という牢獄(2020年1月5日配信『HARBOR BUSINESS Online』)

◆エリート家庭に多い「自己不全感」を抱く子 ’19年6月、40代の長男を殺害した70代の父親に、東京地裁が下した判決は懲役6年だった。この長男は長年、家庭内暴力を繰り返していたとして、弁護側は執行猶予つきの判決を求めていた。裁判長は「強固な殺意に基づく危険な犯行」としながらも、「長男からの暴行に恐怖を感じた背景は考慮すべき」と述べ、検察が求刑していた懲役8年よりは軽い刑とした。 この父親は東大を出て官僚にな...

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引き出し業者 はびこらせぬ手だてを(2019年12月30日配信『信濃毎日新聞』ー「社説」)

 ひきこもりの「自立支援」をうたい、無理やり連れ出して施設に軟禁し、高額な費用を請求する。「引き出し屋」と呼ばれる悪質な業者がはびこる現状を改めていく手がかりにしたい。 3カ月にわたって軟禁されたとして関東の30代の女性が起こした裁判で、業者に損害賠償を命じる判決を東京地裁が言い渡した。自由な意思に基づいて行動する権利を侵害したと認定した。 一人暮らしのマンションに、玄関のドアチェーンをバールで壊...

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障害者らに居場所を 中原区のNPO、施設開所へ奔走(2019年12月30日配信『神奈川新聞』)

子どもや支援者と一緒に「くるみのおうち」の改修作業に励む太田さん(左から2人目)=川崎市中原区(太田さん提供) 発達障害や知的障害のある子どもたちに居場所を提供しようと、地域のコミュニティースペースをつくる取り組みに奔走しているNPO法人がある。川崎市中原区で自閉症児支援を手掛ける「くるみ─来未」。立ち上げに要する資金が150万円ほど足りておらず、2020年2月のオープンを目指して寄付を集めている...

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“強制的な連れ出しは違法” 自立支援業者に賠償命令 東京地裁(2019年12月26日配信『NHKニュース』)

ひきこもりの人の自立を支援する業者に強制的に自宅から連れ出されて寮生活をさせられ、精神的に苦痛を受けたと30代の女性が訴えた裁判で、東京地方裁判所は「本人の意思を確認せずに連れ出したのは違法だ」として業者に500万円余りの賠償を命じる判決を言い渡しました。関東地方に住む30代の女性は4年前、母親から依頼を受けた業者の職員によって強制的に自宅から連れ出され、寮生活で行動の自由を奪われて精神的な苦痛を受けた...

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[中高年のひきこもり]当事者目線で孤立防げ(2019年12月20日配信『沖縄タイムス』-「社説」)

 元農林水産事務次官の父親(76)が44歳の長男を殺害した事件で、懲役6年の実刑判決が出た。 公判ではひきこもりがちだった長男の家庭内暴力の実態も明らかになったが、父親は警察や主治医に相談するなどの対応をとっていなかった。 外部の支援機関とつながる道はなかったのか。防げる選択肢があったかもしれないと思うと残念な事件である。 深刻化する中高年のひきこもり問題を社会全体で重く受け止め、当事者も家族も孤...

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京都市の精神科医が引きこもりの…(2019年12月20日配信『山陽新聞』ー「滴一滴」)

 京都市の精神科医が引きこもりの経験者らから募る「引きこもり文学大賞」を創設した。先月、第1回の大賞に選ばれたのは「つうじょうじん」。引きこもりの人とそうでない人の立場を入れ替えた世界を描いた作品だ▼「つうじょうじん」は社会の群れの中で同質化し、差別やいじめ、戦争を引き起こす。長く続けている人には支援が必要―。視点を変えると世界は違うものになる▼長年、引きこもっていたというその人に、世界はどう見えて...

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引きこもり 助けを求められる社会に(2019年12月18日配信『信濃毎日新聞』ー「社説」)

 引きこもりがちだった44歳の長男を76歳の父親が刺殺した事件の判決が出た。 中高年の引きこもりが社会問題化し、父親が元農林水産事務次官というエリート官僚だったこともあり、注目を集めた。弁護側は執行猶予を求めたが、懲役6年の実刑判決となった。 長男の家庭内暴力に悩んでいたとはいえ、一方的に攻撃している。実刑はやむを得ない。 公判を通じて浮かび上がったのは、家庭内で追い詰められた末に起きた悲劇である...

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中高年の引きこもり 孤立防ぎ社会で支える仕組みを(2019年12月17日配信『愛媛新聞』ー「社説」)

 全国に60万人以上いると推計され、深刻化している中高年の引きこもり。痛ましい事件を社会で重く受け止め、本人と家族の孤立を防ぎ、支援する仕組みづくりを急ぎたい。 当時44歳の長男を殺害した罪に問われた元農林水産事務次官熊沢英昭被告(76)の裁判員裁判で、東京地裁は懲役6年の実刑判決を言い渡した。判決は、引きこもりがちだった長男と長年にわたり安定した関係を築く努力をしてきたとする一方で、「犯行に至る...

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HIKIPOS(ひきポス)(2019年12月17日配信『信濃毎日新聞』ー「斜面」)

ひきこもりの当事者や経験者で作る雑誌「HIKIPOS(ひきポス)」。自身も20代で経験した編集長の石崎森人さんが去年創刊した。社会に生きづらさを感じる人や家族の交流の場でもある。新刊7号は広がる「偏見」を特集した   ◆児童ら20人が殺傷された川崎市の事件、元農林水産事務次官が長男を刺殺した練馬区の事件。ひきこもりとの関連報道から、甘えている、怠けている、犯罪者予備軍といったイメージが拡散した。た...

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中高年引きこもり 親の悩みに息長い支援を(2019年12月16日配信『徳島新聞』ー「社説」)

 子どもの引きこもり問題は、日常生活に埋もれるように時間が過ぎ、状況が変わらぬまま長期化する。だからこそ、親が悩みを打ち明ければ、機を逸することなく支援につなげなくてはならない。 引きこもりの人々を社会につなげるため、厚生労働省が新たな対策を打ち出した。窓口を一本化し、「断らない相談」体制を組む市町村を対象に財政面で支援する。狙いは縦割り組織の改善だという。 長期の引きこもりは、老親の介護や経済的...

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子どもの居場所を学生の手で 28、29日に学習スペース(2019年12月14日配信『山陰中央新報』)

28、29の両日に中学生向けの学習スペースを開く(左から)足立元さん、白鳥博之さん、小内ゆいさん=出雲市塩冶神前1丁目、島根民医連医系学生サポートセンター 家や学校以外に子どもたちが集まれる居場所をつくろうと、島根大医学部(出雲市塩冶町)の学生約15人が団体「てごほ~む」を立ち上げた。出雲市で28、29の両日、それぞれの個性にあわせて勉強のやり方を助言し、学ぶ楽しさを感じてもらう学習スペースを開設...

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世代交代(2019年12月12日配信『佐賀新聞』ー「有明抄」)

 いつごろからか、親子は「世代交代」ができなくなった。哲学者の鷲田清一さんが以前、こんなことを語っていた◆高校や大学への進学率が上昇するにつれ、ある世代までは親より学歴が高くなった。社会環境や食生活も格段によくなって、体格も大きくなった。そんな、わかりやすい「前の世代を超える」という感覚が今は持てなくなっている、と◆きのう、農水省の元エリート官僚が44歳のわが子を殺害した事件の初公判があった。長年の...

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ひきこもり相談、窓口一本化 介護や困窮 複合課題に対応(2019年12月11日配信『東京新聞』)

 引きこもりを中心に介護、困窮といった複合的な問題を抱えている家庭に対応するため、厚生労働省は10日、市区町村の体制整備を促す方針を決めた。医療、介護など制度の縦割りをなくして窓口を一本化し、就労から居場所まで、社会とつながる仕組み作りを進める自治体を財政面で支援する。来年の通常国会に関連法案を提出し、早ければ2021年度から実施する。 同省の有識者会議がこの日、自治体が取り組むべき施策を盛り込ん...

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「みんなの居場所に」豊中に食堂 子どもは無料(2019年11月28日配信『朝日新聞』ー「大阪版」)

「ごはん処おかえり」をオープンさせた上野敏子さん=2019年11月7日、大阪府豊中市 大阪府豊中市で子ども食堂やシングルマザー支援などを手がける女性がこの秋、拠点となる食堂をオープンさせた。子どもの食事はいつでも無料。誰かのために食事代を支援する「お福分(ふくわけ)券」もあり、2カ月で200枚以上売れた。「しんどい人の居場所になる場所を」との思いから、今日も朝から店を開ける。 阪急宝塚線庄内駅から...

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8050問題(2019年11月27日配信『宮崎日日新聞』ー「社説」)

◆引きこもりSOS受け皿を◆ 就職氷河期や非正規化など不安定な雇用を背景に、顕在化したのが引きこもり問題だった。新卒一括採用の慣行にはじき出されたり、過酷な労働に不調を来したりした当時の若者たちが社会との距離を置き始め、それ以来、引きこもり状態が続く人もいる。いまや当事者は40~50代、親世代は70~80代と高齢になった。長期化と高齢化に伴って生じる困窮は「8050問題」と呼ばれ、経済、生活、体力面...

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子どもの居場所づくり支援 応援自販機 収益金の一部「食堂」運営などに寄付(2019年11月24日配信『東京新聞』ー「埼玉版」)

収益の一部が子どもの居場所づくりに充てられる自販機と、設置した大西さん=さいたま市で 飲み物を買って応援しよう-。収益の一部を「子どもの居場所」づくり支援に充てる「こども食堂応援自動販売機」の設置が、埼玉県内で始まっている。「こども応援ネットワーク埼玉」の事務局を務める県と、会員のコカ・コーラボトラーズジャパン(東京)による全国的にも珍しい取り組み。両者はさらに輪を広げたいと、新たな設置者を募って...

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引きこもりの娘に再び笑顔を 世田谷の女性、10日横浜で初マラソン(2019年11月6日配信『東京新聞』)

初マラソンに向け、会社の同僚とトレーニングに励む堤奈加子さん(右)=東京都千代田区で 「笑顔を取り戻してほしい」。心に不調をきたし、昨夏から部屋に引きこもるようになった一人娘への願いを胸に、東京都世田谷区の堤奈加子さん(52)が10日の横浜マラソンに挑む。初挑戦の42・195キロを走り切ると娘に約束。娘が家から外に出て、ゴール地点で待っていてくれたら、全力で抱き締めるつもりだ。 幼い頃から体が弱く...

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ひきこもり中年「誰もがなりうる」 当事者が抱える事情(2019年10月27日配信『朝日新聞』)

7年間のひきこもりを経験した女性が得意のイラストを生かして作画を手伝った漫画。コミュニティーソーシャルワーカーの仕事の現場を紹介している=2019年6月11日40~50代のひきこもり家庭支援組織「市民の会 エスポワール京都」を主宰する山田孝明さん=2019年6月6日、京都市東山「市民の会 エスポワール京都」を主宰する山田孝明さんの著書「親の『死体』と生きる若者たち」(左、青林堂)と、大阪府豊中市社...

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ひきこもり、40代が最多 支援先は若年層が中心(2019年10月27日配信『朝日新聞』)

東京都のひきこもり地域支援センター(都ひきこもりサポートネット)の電話相談(画像の一部を加工しています)=東京都 ひきこもり状態の人は40代が最多だが、支援を受けているのは20~30代が多い――。ひきこもりに関する実態調査をした都道府県・政令指定市への取材で、こんな構図が浮かんだ。40代以上の当事者をいかに支援につなげるかが課題になっている。 朝日新聞が47都道府県と20政令指定市にアンケート。32...

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ひきこもり、40代が最多 支援先は若年層が中心(2019年10月27日配信『朝日新聞』)

当事者の年代別割合の比較 ひきこもり状態の人は40代が最多だが、支援を受けているのは20~30代が多い――。ひきこもりに関する実態調査をした都道府県・政令指定市への取材で、こんな構図が浮かんだ。40代以上の当事者をいかに支援につなげるかが課題になっている。 朝日新聞が47都道府県と20政令指定市にアンケート。32自治体が実態調査をしたことが「ある」と答えた(集計中を除く)。ほとんどの自治体が、仕事や...

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ひきこもり40歳以上は別、たらいまわし 支援窓口一元化へ(2019年10月13日配信『京都新聞』)

京都府の引きこもり実態調査(2017年) 京都市は来年度から、ひきこもりの相談窓口を一本化する。現在は相談者の年齢や相談内容に応じて複数の部署で受け付けてきたが、相談者から「分かりにくい」といった声が上がっていた。病気や介護、生活困窮など抱えている課題はさまざまで、ワンストップ対応で切れ目のない支援につなげる。 市は現在、相談者が39歳以下の場合は中央青少年活動センター(中京区)、40歳以上はこころの健康...

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うつ病、発達障害、LGBT、引きこもり当事者が旗揚げした新メディアの使命

池上正樹:ジャーナリスト当事者が立ち上げた「生きづらさJAPAN」 うつ病や発達障害、LGBT、引きこもり状態などの当事者4人が17日、「生きづらさJAPAN」というサイトを立ち上げた。  このサイトは、私たちが抱えている様々な「生きづらさ」を「生きやすさ」に変えるためのオンラインメディア。「引きこもり」をはじめ、不登校、セクシャルマイノリティ、身体障害、精神疾患、発達障害、がん、難病といった当事者たちの生の情報...

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支援体制の拡充に本腰を/中高年の引きこもり(2019年9月17日配信『東奥日報』ー「時論」)

 政府はバブル崩壊後の不況下で就職の機会に恵まれず、今なおその影響を引きずる「就職氷河期世代」の集中支援を打ち出している。この世代に多い非正規歴の長い人とともに、引きこもり状態にある人を対象に全国のハローワークに専門窓口を設けたり、就労に役立つ資格取得を後押ししたりして3年間で正規雇用者30万人増を目指す。 関係府省庁は概算要求で関連予算計1344億円を計上した。内閣府が3月に公表した推計によると、40~64...

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引きこもり支援に新モデル、家族関係改善で自立へ(風紋)(2019年9月15日配信『日本経済新聞』)

引きこもりの子を持つ親たちのセッションで助言する山根教授(写真中央、8月20日、山口県宇部市) 8月20日。山口県宇部市の公共施設の会議室に、引きこもりの子供を持つ12人の親たちが集まった。「息子が盆の墓参りに同行し、墓を掃除してくれた。家事の手伝いもするようになった」「仕事に出られるようになったのに、また家に閉じこもってしまった。娘は一からやり直しでしょうか」 誰にも言えず、ため込んだ思いを率直に語った...

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中高年引きこもり 支援体制拡充に本腰を(2019年9月13日配信『茨城新聞』ー「論説」)

 政府はバブル崩壊後の不況下で就職の機会に恵まれず、今なおその影響を引きずる「就職氷河期世代」の集中支援を打ち出している。この世代に多い非正規歴の長い人とともに、引きこもり状態にある人を対象に全国のハローワークに専門窓口を設けたり、就労に役立つ資格取得を後押ししたりして3年間で正規雇用者30万人増を目指す。 関係府省庁は概算要求で関連予算計1344億円を計上した。内閣府が3月に公表した推計によると、40〜64...

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引きこもり文学大賞(2019年9月3日配信『京都新聞』ー「凡語」)

 「引きこもり」という言葉はもともと隠遁(いんとん)生活や療養生活を指して使われてきた。それが1990年前後から不登校や若者のニート、近年は大人を含めた社会問題の文脈で用いられるようになっていく▼同様の傾向は、お隣の韓国でも顕著になり、欧州などでも例外ではなくなってきているという。日本生まれの「Hikikomori」は、国際語になりつつある▼京都市内の精神科医が「引きこもり文学大賞」を今月、創設する...

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引きこもりは次への飛躍のための一休み(2019年8月26日配信『産経新聞』-「産経抄」)

 郊外に越して何が良かったかといえば、駅まで歩いているだけで、季節の移ろいが肌で感じられることだ。ご近所に田んぼが結構、残っているのもうれしい。ほんの少し前までひょろひょろだった青苗が、灼熱(しゃくねつ)の太陽を浴びてぐんぐん丈を伸ばし、いつの間にか穂をつけていた。 ▼子供も稲のようにすくすく育ってほしい、というのは親の勝手な願いだが、そうは問屋が卸さない。多くの学校で夏休みの最終週となる今週は、...

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中高年のひきこもり、全国で支援…新団体が発足(2019年8月25日配信『日本経済新聞』)

 中高年のひきこもり問題に取り組む七つの民間団体が24日、全国での支援に乗り出そうと、新団体「全国家族・市民の会エスポワール」(京都市)を発足させた。ノウハウの共有や活動拠点の拡大などを行い、ひきこもり当事者や親のサポート態勢の強化を目指す。 ひきこもりは従来、若者の問題として自治体が就労対策などを行ってきたが、内閣府の調査(3月公表)で40~64歳が推計約61万人にのぼることがわかり、中高年への...

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不登校や引きこもり経験 聞いてみよう先輩の話 世田谷で9月1日中学生対象(2019年8月24日配信『東京新聞』)

多くの学校で夏休み最後の日となる9月1日、世田谷区太子堂の劇場「世田谷パブリックシアター」稽古場で、不登校などを経験した先輩たちの話を聞く中学生対象のイベントが開かれる。参加無料。 「劇場ですごす夏休み最後の一日 みんなよりちょっと先輩の話聞いてみない?」と題し、リラックスできる空間で、かつて不登校や引きこもりだった大学生の話を聞く。その後、気になったエピソードのせりふや感想などをかるたにし、参加...

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中高年の引きこもり「8050」問題 全国組織を設立(2019年8月23日配信『京都新聞』)

2017年の京都府による引きこもり実態調査。府内で1134人を把握、年齢別では40歳以上の中高年が33・2%を占めた。 引きこもりの中高年の人がいる家族の支援に取り組む団体が、全国組織「8050ネットワーク(仮称)」を設立する。生活が困窮し社会で孤立する80代の親と50代の子の世帯が象徴的であることから「8050問題」と呼ばれており、「家族だけで困難を抱え込まないよう、地域での支援をさらに広げたい」と...

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「あかね色の空を見たよ(2019年8月23日配信『山陽新聞』ー「滴一滴」)

 不登校をテーマに岡山県民の草の根運動で作られた映画「あかね色の空を見たよ」(2000年)を覚えているだろうか。収益金を基に、岡山市北区関西町に「フリースペースあかね」ができ、いまも不登校の子どもの居場所になっている▼学校現場では見えない子どもたちの姿を知りたいと時折、話を聞きに行く。運営するNPO法人あかねは本年度から、タブレット端末を使った学習支援を始めたという。端末を見せてもらった。画面に触...

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新学期を前に 居場所は学校以外にも(2019年8月23日配信『東京新聞』ー「社説」)

 もうすぐ夏休みが終わり、新学期が始まる。学校に行くのが憂鬱(ゆううつ)な事情を抱える子どもたちの心模様を考えると心配な時期でもある。助けを求めていないか。心の声に耳を澄まし、見守ろう。 夜間中学の教員や弁護士ら、不登校となった子どもたちと接している関係者は、学校が学力ありきの序列化や競争の波にさらされ、息苦しい場所になっているのではないかと懸念している。 端的な例は全国学力テストだ。文部科学省は...

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「ひきこもり学」24歳語る 経験、心情…笑い交え講演 「居場所ある社会に」(2019年8月17日配信『西日本新聞』)

ショートコントを交えながら、引きこもり当事者の思いを紹介する桂木大輝さん=7月23日、大分市 かつて学校に行けず、自宅に引きこもった経験を、ユーモアを交えて発信する若者がいる。引きこもり当事者ならではの心境を打ち明け、社会の偏見を拭おうと講演を続ける桂木大輝さん(24)=福岡市西区。当事者が実名で語る「ひきこもり学」と銘打ち、引きこもりの苦しさやトラウマ(心的外傷)への向き合い方などを伝えている。 「...

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Author:gogotamu2019
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