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記事一覧

特養おやつ事故 実態を踏まえた無罪判決(2020年8月16日配信『新潟日報』-「社説」)

 介護現場の実態を踏まえ、当時の状況を丁寧に見極めたといえる。検察側の上告断念は当然だ。無罪判決を、より充実した介護への契機としたい。 長野県安曇野市の特別養護老人ホームで2013年、入居者の女性がおやつのドーナツを食べた後に死亡した事故で、業務上過失致死罪に問われた准看護師の無罪が確定した。 7月の東京高裁判決は、准看護師がドーナツを提供したことは刑法上の注意義務に反するとはいえないとして、一審...

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介護事故無罪 現場の不安を払拭する判断だ(2020年8月13日配信『読売新聞』-「社説」)

 心身の機能が衰えた高齢者の介護には、事故のリスクがつきまとう。安全を確保しつつ、生活の質をどのように向上させるのか。多くの教訓を残した事件だろう。 長野県安曇野市の特別養護老人ホームに入所していた85歳の女性が7年前、おやつを食べた後に死亡した事故で、業務上過失致死罪に問われた准看護師に東京高裁が無罪判決を言い渡した。検察は上告を断念し、無罪が確定した。 准看護師は介護職員に手伝いを頼まれ、女性...

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無罪確定に「ほっとした」 准看護師が会見 特養死亡事故(2020年8月12日配信『時事通信』)

長野県の特別養護老人ホームの死亡事故で無罪が確定し、記者会見する准看護師山口けさえさん(手前)ら=12日午後、長野県松本市 長野県安曇野市の特別養護老人ホーム「あずみの里」で2013年、入所女性=当時(85)=がおやつのドーナツを食べた後に死亡した事故で、業務上過失致死罪に問われ、二審で逆転無罪が確定した准看護師山口けさえさん(60)が12日、松本市内で記者会見した。 「ほっとした。現場となった食堂に近づく...

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長野 特養老人ホームのドーナツ裁判 准看護師の無罪確定へ(2020年8月11日配信『NHKニュース』)

長野県の特別養護老人ホームで、ドーナツを食べた入所者が死亡して、准看護師の女性が業務上過失致死の罪に問われ、2審が無罪の判決を言い渡したことに対し、東京高等検察庁が上告しないことを明らかにしました。准看護師の無罪が確定することになります。長野県安曇野市の特別養護老人ホームに勤める准看護師の60歳の女性は、平成25年、おやつの確認を怠り、ドーナツを食べた85歳の女性を死亡させたとして、業務上過失致死の罪で...

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准看護師の無罪確定へ 特養事故で検察が上告断念(2020年8月8日配信『産経新聞』)

 長野県安曇野(あづみの)市の特別養護老人ホームで2013(平成25)年、入居者の女性=当時(85)=が、おやつのドーナツを食べた後に死亡した事故で、業務上過失致死罪に問われた女性准看護師(60)を無罪とした東京高裁判決について、東京高検が最高裁への上告を断念したことが7日、関係者への取材で分かった。11日の上告期限が過ぎれば准看護師の無罪が確定する。 准看護師は25年12月、勤務先の老人ホーム「...

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【特養おやつ事故】社会で「良い介護」追求を(2020年8月3日配信『高知新聞』-「社説」)

 高齢者施設での死亡事故はあってはならないが、介護現場の実情を踏まえた「逆転無罪」といえよう。 長野県安曇野市の特別養護老人ホームで2013年、入所者の80代女性がおやつのドーナツを食べた後に死亡した。配膳した准看護師の女性が窒息死させたとして、業務上過失致死罪に問われた。 今回、二審の東京高裁は、一審の罰金20万円の有罪判決を取り消して、無罪を言い渡した。 この裁判に注目が集まったのは、施設側が...

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特養おやつ事故、逆転無罪 萎縮せず働ける職場に(2020年8月1日配信『中国新聞』-「社説」)

 理にかなった、今回の判決には合点がいく。 長野県の特別養護老人ホームで7年前、入所者の85歳女性がドーナツを食べた後に死亡した事故を巡る控訴審判決である。おやつとして渡し、業務上過失致死罪に問われた准看護師に対し、東京高裁は罰金刑とした一審判決を破棄し、逆転無罪を言い渡した。 女性に提供するおやつがゼリー状のものに変更されていたことを確認する義務が、被告にあったのかどうか。それが主な争点だった。...

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特養入所者死亡で無罪判決に関する論説(2020年7月31日)

事故の教訓(2020年7月31日配信『北海道新聞』-「卓上四季」) 「必要なことは二度でも言うが良い」。古代ギリシャの哲人エンペドクレスの格言である。とりわけ命に関わることは多弁に過ぎるということはないだろう▼長野県の特別養護老人ホームで入居者にドーナツを与えて窒息死させたとして、起訴された准看護師の裁判で、東京高裁が逆転無罪の判決を出した。ドーナツで窒息する危険性を予見できる可能性は低いとした判...

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特養職員 逆転無罪(2020年7月30日配信『しんぶん赤旗』ー「主張」)

「介護の萎縮」に歯止めかけた 特別養護老人ホーム「あずみの里」(長野県安曇野市)で、おやつ中の入所者が急に意識を失い死亡したことをめぐり、准看護師が業務上過失致死罪に問われた裁判で、東京高裁は一審の有罪判決を破棄し、逆転無罪を言い渡しました。施設内での介護中に起きた入所者の事故で、職員個人が刑事罰の対象とされて起訴されたのは異例中の異例です。「これでは現場は萎縮してしまう」と介護・医療関係者を中心...

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特養の死亡無罪 安心と満足につなげたい(2020年7月30日配信『信濃毎日新聞』-「社説」)

 施設介護の実態を踏まえ、食べることの意義と介護の役割にまで言及した。全国の現場に萎縮や不安が広がっていただけに、納得のいく司法判断だ。 安曇野市の特別養護老人ホームで2013年、入居女性がおやつのドーナツを食べた後に死亡した事故の控訴審判決である。 業務上過失致死罪に問われた准看護師に、東京高裁は、罰金20万円とした一審判決を破棄、逆転無罪を言い渡した。 施設内の事故に絡み、職員個人に刑事責任を...

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「真実が証明された」「介護現場の不安を払しょく」 逆転無罪に准看護師が涙(2020年7月29日配信『東京新聞』) 

 特別養護老人ホームの入所者の死亡事故を巡り、業務上過失致死罪に問われた職員に対し、東京高裁は一審の有罪判決を破棄し、逆転無罪を導いた。職員個人に刑事罰が科されれば、介護現場の萎縮を招くと懸念が広がる中での無罪判決に、弁護団は「不安は払拭されるだろう」と喜ぶ。識者は「事故の根本的な解決には、人手不足の解消が不可欠だ」と指摘する。(小野沢健太、山田雄之)◆「検察は受け入れて」控訴審判決後、報告集会で...

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特養職員に無罪 死因断定はより慎重に(2020年7月29日配信東京新聞』-「社説」)

 特別養護老人ホームで女性がドーナツを食べた後に死亡。准看護師が過失の罪に問われた事件は逆転無罪になった。事故は予見できず、刑法上の注意義務もないと正確にとらえた判決と評価する。 同じドーナツを食べてみたが、口の中でぼろぼろと形が崩れていく。女性は歯が欠けていたが、果たしてのどに詰まらせるだろうか。嚥下(えんげ)障害はないし、1週間前にも同じドーナツを食べていたのに…。そんな疑問を持っていた。 2...

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「介護現場の萎縮を払拭」現場から安堵の声 准看護師に逆転無罪判決 特養入所者死亡(2020年7月28日配信『毎日新聞』)

准看護師の女性に無罪が言い渡され、東京高裁前で「無罪判決」と書かれた紙を示す支援者の女性=東京都千代田区で2020年7月28日午後、金寿英撮影 長野県安曇野市の特別養護老人ホーム「あずみの里」で入所者にドーナツを提供し、誤って飲み込ませて死亡させたとして業務上過失致死罪に問われた准看護師の女性(60)に対し、東京高裁は28日、罰金20万円とした1審・長野地裁松本支部判決(2019年3月)を破棄し、逆転無罪判決を言い...

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特養おやつ死亡事故、逆転無罪(2020年7月28日配信『共同通信』)

長野県の特別養護老人ホームで入居者女性が死亡し、業務上過失致死罪に問われた准看護師の控訴審判決で、「無罪判決」の垂れ幕を掲げる支援者ら=28日午後、東京高裁前 長野県安曇野市の特別養護老人ホームで2013年、入居者の女性=当時(85)=がおやつのドーナツを食べた後に死亡した事故で、業務上過失致死罪に問われた准看護師山口けさえ被告(60)の控訴審判決で、東京高裁(大熊一之裁判長)は28日、罰金20万円とした一審長...

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