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記事一覧

「色のバリアフリー」(2019年8月30日配信『東奥日報』ー「天地人」)

 地震の危険度を色で示す全国地震動予測地図が、色覚障害の人にも分かりやすく作り直されるという。色覚に障害があると、本来は反対色の赤と緑なのに、両方が混在すると同じような色に見えて識別しにくい。そこで政府は先ごろ、緑の使用をやめ、見分けやすい色使いに統一する方針を打ち出した。 色覚障害者というレッテルには、その一人として、もう少し呼び方に配慮があってもいいのでは-と注文の一つもつけたくなるが、その一...

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年金財政検証 老後不安に向き合う改革進めよ(2019年8月30日配信『愛媛新聞』ー「社説」)

 厚生労働省が公的年金の財政検証結果を公表した。5年に1度、人口動態や経済情勢を想定し、将来受け取れる年金水準を試算するものだ。 標準的なケースで、約30年後の年金水準は現在の65歳と比べ2割近く目減りするとの結果だった。特に基礎部分の国民年金は約3割も減少する。少子高齢化の進展がもたらす厳しい現実を直視せねばなるまい。安心して老後を迎えるためには、制度のさらなる改革は避けて通れない。厚生年金の加...

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優生保護法東京地裁 第7回期日 8月30日(金)

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やじ排除発言 「表現の自由」の曲解だ(2019年8月30日配信『東京新聞』-「社説」)

 選挙の街頭演説にやじを飛ばした人がまた、警察に取り押さえられた。柴山昌彦文部科学相は、やじは「権利として保障されていない」というが、「表現の自由」を理解していないのではないか。 選挙の街頭演説を、私たち聴衆はひと言も発せず、黙って聞け、ということなのか。 埼玉県知事選の投開票前日、24日夜の出来事である。JR大宮駅近くで自民、公明両党推薦候補の応援演説をしていた柴山氏に対し、「柴山辞めろ」とか大...

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救急の蘇生処置 人生の最期をどう看取るか(2019年8月30日配信『読売新聞』ー「社説」)

 終末期の高齢者らの救急搬送に駆けつけた時、心肺蘇生の中止を要望されたらどうするか。各地の救急隊員が重い課題に直面している。 総務省消防庁の調査では、全国約700の消防機関の8割がこのような経験を持つ。 蘇生を望まないという意思を示していた高齢者らが自宅や施設で心肺停止となり、気が動転した家族や関係者が119番通報した後、到着した救急隊に蘇生中止を要望するケースが目立つ。 消防によって対応は分かれ...

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防災の日 身近なリスクを知ろう(2019年8月30日配信『朝日新聞』ー「社説」)

 活発な前線の影響で九州北部が激しい雨に見舞われた。佐賀県では、水につかった建物や車に取り残される人が相次いだ。雨は週末まで続くという。国・自治体は警戒を続けるとともに、迅速な情報発信に努め、被害の拡大を防いでほしい。 9月1日は「防災の日」だ。一人ひとりが災害列島に住んでいることを自覚し、身の回りの備えを再確認したい。 災害は、同じ場所でくり返し起こることが少なくない。 今回、大規模に冠水した佐...

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「手話落語」で笑い届け(2019年8月30日配信『タウンニュース』ー「藤沢版」)

得意の手話を織り交ぜながら創作落語「狸の八相」を披露するポンポコ亭たぬ子さんこと葛原在住の川上さん(=20日、渡内) 大好きな落語を、耳の不自由な人にも楽しんでもらいたい――。 そんな思いから、手話で落語を披露する「手話落語」に励んでいる女性がいる。葛原在住の川上増美さん(65)。4月、本職だった手話通訳者から”転身”したアマチュア噺家だ。駆け出しながら落語仲間も一目置く存在で、「芸を通じて健常者とろう者...

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聴覚障害に理解深めて 観音寺 ファミリー手話教室(2019年8月30日配信『四国新聞』)

 手話の勉強を通して聴覚障害やバリアフリーへの理解を深める「夏休みファミリー手話教室」が観音寺市木之郷町の西讃ふくろうセンターで開かれた。参加者は基本的な言葉を学び、ゲームや歌で楽しみながら手話を体験…...

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難聴と会社の健康診断(2019年8月29日配信『読売新聞』)

 もうすぐ会社の健康診断があります。私は後天的な難聴で進行性です。現在24歳で、入社時には自分自身そんなに早く進行しないだろうという変な思い込みがあったのもあり、特に報告しておらず、今までの健康診断はなんとなく看護師さん?の手元や、2人同時に検査するので隣の人の押すタイミングを見て自分もボタンを押したりして誤魔化してました。 また、会社の健康診断ということで、そこまでかっちりとした検査ではありません...

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新出生前診断(2019年8月30日配信『デイリー東北』ー「時評」)

 妊婦の血液から胎児の染色体異常を調べる新出生前診断について厚生労働省は秋にも、実施の在り方を議論する検討会を設置する。この方針を受けて、日本産科婦人科学会は実施施設の拡大を目指す新指針を決定しながら、運用を保留した。 出生前診断は胎児の中絶につながりかねない。優生学的な思考を排するとともに、妊婦らの自己決定権尊重も重要で、矛盾する原則をどう調整するか、倫理・社会的な難問だ。産科婦人科学会だけで実...

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救急車呼ぶ?呼ばない?相談短縮ダイヤル、京都で実施へ(2019年8月29日配信『朝日新聞』)

政策について話し合う西脇隆俊知事(右)と門川大作・京都市長=京都市上京区の府公館 京都府と京都市が、共通の課題や二重行政の見直しを話し合う懇談会が28日、京都市上京区の府公館であった。西脇隆俊知事と門川大作市長らが出席し、救急車を呼ぶべきかどうかの電話相談「救急安心センター事業」を、来年度中に実施することで合意した。 救急安心センターは、短縮ダイヤル「#7119」で、体調が悪くなった人らの相談に看...

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自宅で気軽に心臓リハビリ 継続狙って医療者が遠隔支援(2019年8月29日配信『朝日新聞』)

リハビリ用の器具で、ペダルをこぐ「リモハブ」の谷口達典CEO(最高経営責任者)=大阪府吹田市 心臓病になった後の「心臓リハビリ」が注目されている。大阪大学発のベンチャー企業「リモハブ」は、家にいる患者を、医療者が遠隔支援する方法の開発に取り組んでいる。 大阪府吹田市内のビルの一室で、パソコンに映し出される心拍数や心電図を見ながら、女性の看護師がビデオ通話をしていた。相手は、府内の自宅でいすに座り、...

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ハンセン病の歴史を次世代へ 高校生ら学ぶ活動スタート(2019年8月29日配信『朝日新聞』)

 ハンセン病を巡る問題を学ぶ機会をつくろうと、学生や教員らが立ち上げた自主グループの活動がこのほどスタートした。回復者が暮らす国立療養所長島愛生園(岡山県瀬戸内市)を訪ね、回復者から話を聞き、ボランティア団体とも交流して理解を深めた。 グループは「ハンセン病問題を未来へ伝える・つなぐ・結ぶ岡山・次世代ネット実行委員会」(通称・次世代ネット)。瀬戸内市立長船中の久次博文教諭が引率し、県内の高校生と大...

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年金財政検証 厳しさ直視して改革を(2019年8月29日配信『信濃毎日新聞』ー「社説」)

 約30年後、年金の給付水準は今より2割近く目減りする―。厚生労働省が公的年金の財政検証で示した将来の見通しである。 結果を踏まえ、政府は制度の安定化などを議論し、関連法改正案をまとめる。少子高齢化の厳しい現実を直視し、改革を進める必要がある。 財政検証は5年に1度、おおむね100年間の公的年金財政の健全性をチェックするものだ。経済成長のパターンに応じて将来の給付水準の見通しを示す。現役世代の平均...

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年金財政検証 制度改革は待ったなしだ(2019年8月29日配信『熊本日日新聞』ー「社説」)

 公的年金制度の「健康診断」とされる財政検証の結果を27日、厚生労働省が公表した。 現役世代の平均手取り収入に対する年金受給額の割合「所得代替率」について、政府は「50%維持」を約束してきた。今回も経済成長が見込めれば、この数字は維持でき制度は持続可能としている。しかし、制度維持を見通しながらも、国民一人一人が安心して老後生活を過ごす裏付けを示すには至っていないのではないか。 公的年金は財政バラン...

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年金財政検証 不安の解消へ改革急げ(2019年8月29日配信『徳島新聞』ー「社説」)

 基礎年金(国民年金)や厚生年金は、いくらもらえるのか。老後の生活を支える柱だけに無関心ではいられない。 公的年金の長期的な給付水準を5年に1度試算する財政検証の結果を、厚生労働省が公表した。 それによると、経済成長が標準的なケースでは、年金の実質的な価値は28年後に現在の65歳と比べて2割近く目減りする。国民年金に限ると、低下は約3割にもなる。 年金財政は将来にわたって安心だというが、給付水準が大きく下が...

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チケット転売対策の本人確認、障害者手帳OKに 国通知

 音楽などチケットの高額転売対策で進む入場時の本人確認強化のため、一部で障害者手帳が証明書として認められず問題となっている。文化庁は29日、主催者らに対し、障害者差別解消法の趣旨に基づき、障害者手帳も本人確認の証明書として認めるよう求める通知を出した。 通知は28日付。2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会や日本芸能実演家団体協議会など、スポーツや文化の15の統括団体宛て。同庁ホームペー...

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【PLAYERS × JR東日本】視覚障害者への声かけサポートを支援「mimamo by &HAND」実証実験を赤羽駅で実施(2019年8月29日配信『一般社団法人PLAYERS』)

 一般社団法人PLAYERS(以下:PLAYERS)と東日本旅客鉄道株式会社(以下:JR東日本)は共同で、視覚障害者が外出時に抱える不安を社会全体で見守り、声かけサポートを支援するサービス「mimamo by &HAND」の実証実験を、JR赤羽駅で実施しました。  PLAYERSは多様なプロフェッショナルからなるプロボノ集団です。社会が抱える様々な問題に対して、リサーチ・ワークショップ・コンセプトデザイン・UXデザイン・プロトタイピングな...

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発達障害の女性が絵本出版 亡父へ贈るネコの物語「ぼく お父さん」(2019年8月29日配信『毎日新聞』)

絵本に登場する猫のモデル「しげる」を抱く作者の周藤優子さん=島根県出雲市東福町で2019年7月10日午後3時29分、目野創 発達障害がある島根県出雲市の周藤(すとう)優子さん(46)が、困難な時も支えてくれた亡き父に贈る自伝的絵本「ぼく お父さん」を制作した。障害者アートに取り組むNPO法人で腕を磨き、その内容や温かい作風が出版社「フレーベル館」(東京)の目に留まって10月初旬の出版が決定。対人コミュニケーション...

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年金財政検証 多様化映すモデル示せ(2019年8月29日配信『中国新聞』ー「社説」)

 年金制度の将来に厳しい現実があらためて示されたと言えよう。厚生労働省が、公的年金の長期見通しに関する財政検証の結果を公表した。 5年に1度の試算によると、約30年後に65歳のモデル世帯が受け取る年金の実質的価値は現在と比べ2割近く目減りする。 日本の年金制度は、現役世代が納める保険料を今の高齢者の年金給付に回す「仕送り方式」だ。人口減少や高齢化で支え手が少なくなる分、一定の目減りはやむを得ない面...

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年金財政検証 老後の不安募るばかりだ(2019年8月29日配信『福井新聞』ー「論説」)

 公的年金だけでは生活は成り立たない―。厚生労働省が公表した年金の財政検証でそんな実態が裏付けられる結果となった。 現役世代の平均手取り収入に対する給付水準(所得代替率)は政府の言う通り、標準的なケースで将来も50%を維持できる見通しという。だが、この水準は65歳の受け取り開始時点のものであり、年を経るほどに目減りし、最終的には40%程度にまで下がる。 例えば、65歳の人は2019年度の受給開始時...

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年金の財政検証 将来見据え議論加速を(2019年8月29日配信『岩手日報』ー「論説」)

 厚生労働省は、公的年金制度の長期見通しを5年に1度試算する財政検証の結果を公表した。将来の人口や就業率、経済情勢を前提に制度の健全性をチェックした。 約30年後に65歳を迎えた平均的な世帯の年金は、現在65歳の世帯の年金に比べ実質的に2割目減りするとの内容だ。果たしてその生活に耐えられるのか。現状でも低年金に苦しんでいる高齢者は多い。それがさらに下がっていくのである。暮らしは相当困窮するだろう。...

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少子高齢化の現実直視を/年金財政検証(2019年8月29日配信『東奥日報』ー「時論」)

 厚生労働省が、公的年金の「健康診断」に当たる財政検証を公表した。標準ケースの年金水準は約30年で2割ほど目減りするとの結果だ。世界でも少子高齢化の先頭を走る日本では、厳しいがやむを得ない流れだろう。 金融庁の審議会が示した「老後必要な資金2千万円」が議論を呼んだが、目減りする年金に加え自助努力という「2本柱」での老後生活設計が避けて通れないのが実態だ。 自営業者らが加入する国民年金は給付が少なく、こ...

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年金財政検証 問題の先送り許されない(2019年8月29日配信『琉球新報』ー「社説」)

 公的年金の長期見通しを5年に1度試算する財政検証の結果を厚生労働省が公表した。現役世代の平均手取り収入に対する年金受給額の割合「所得代替率」は2047年度以降、50・8%で下げ止まるとの見通しが示された。 政府が掲げる「代替率50%維持」は達成される見込みというが、経済が順調に成長することを前提にしており、額面通りには受け取れない。 「50%」の水準は65歳の受け取り開始時点であり、年齢を重ねるにつれて...

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[年金財政検証] 低額受給者の対策急げ(2019年8月29日配信『南日本新聞』ー「社説」)

 厚生労働省は、公的年金の5年に1度の「健康診断」にあたる財政検証を公表した。経済成長すれば、現役世代の平均手取り収入に対する年金受給額の割合である所得代替率50%を維持、将来にわたって制度は持続可能であると示している。 しかし標準的なケースで、約30年後の年金の実質的な価値は現在の65歳と比べ2割近く目減りする。基礎年金(国民年金)部分に限ると約3割の低下である。 年金給付水準の現実を見つめる機...

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【年金財政検証】不安解消する制度改革を(2019年8月29日配信『高知新聞』ー「社説」)

 公的年金制度の「定期健康診断」とも呼ばれる5年に1度の財政検証を厚生労働省が公表した。 高齢化と人口減がやはり大きく影響している。厚生年金に40年間入る夫と専業主婦のモデル世帯の約30年後の年金の価値は、現在の65歳と比べて2割近く目減りするという。 現役世代の平均手取り収入に対する年金受給額の割合は所得代替率で示される。2004年の年金改革で政府は将来にわたり「代替率50%」を維持するとしてい...

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年金財政検証/制度改革に踏み出さねば(2019年8月29日配信『神戸新聞』ー「社説」)

 厚生労働省が公的年金の財政検証結果を発表した。5年に1度、人口や経済状況などが変化しても年金制度が持続するとの試算である。 現役世代の手取り収入と比べた年金給付額の水準を示す「所得代替率」を、50%以上にするというのが政府の約束だ。5年前と同じく、今回の結果もこの水準を維持できるとした。 だが標準的なケースでは、約30年後に年金の実質的な価値が現在の65歳と比べて約2割目減りする。制度を持続させ...

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年金の財政検証 不安あおらぬ政策論を(2019年8月29日配信『北国新聞』ー「社説」)

 公的年金の財政検証結果が発表された。経済成長と就業の拡大によって、公的年金制度は将来にわたり持続可能であるという。 裏返せば、経済情勢次第で年金水準も変わるということであり、制度安定化の施策を着実に進める必要がある。 公的年金を巡っては、金融庁の金融審議会が6月、夫婦の老後生活には年金以外に2千万円の蓄えが必要との報告書をまとめた。政府が「100年安心の年金」をうたってきたことから、野党側は詐欺...

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年金財政検証 「人生百年」支える制度を 現実見据え負担を分かち合え(2019年8月29日配信『産経新聞』-「主張」)

 人生百年時代の公的年金はどうあるべきか。それを考えるうえでの基礎となる年金の財政検証結果を、厚生労働省が公表した。 経済が堅調に成長し、女性や高齢者の労働参加が進むシナリオなら、制度の持続性を維持できるというのが結論である。それでも将来世代の給付水準が現在の世代より大幅に目減りする現実を直視しなければならない。 経済が停滞すれば、さらに厳しくなる可能性もある。子や孫の世代に安心できる制度を手渡す...

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年金の財政検証/老後の不安解消には程遠い(2019年8月29日配信『河北新報』)

 厚生労働省が公的年金の将来的な給付水準を示す財政検証の結果を公表した。人口推計や経済見通しを基に、制度を点検する5年に1度の「健康診断」とされる。 今回の結果は、経済成長すれば制度は持続可能だと診断された格好だ。ただし、制度は維持できるが、少子高齢化により、給付水準の目減りは避けられない。国民にとっては、決して老後が安心できる診断とは言えまい。 安心を底上げする治療が必要ではないか。とりわけ、低...

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診察室の探偵(2019年8月29日配信『北海道新聞』ー「卓上四季」)

 名探偵ホームズは、姉の怪死と不審な出来事を語り終えた女性に言う。「話はそれで全部ではないでしょう」。驚く女性の袖をまくると手首に青黒い指の痕。「ずいぶん残酷に扱われているようだ」(「まだらの紐(ひも)」)▼観察がものをいうのは探偵に限らない。虐待の発見を後押ししようと、日本子ども虐待医学会は5年前、医療機関向けの啓発プログラム「BEAMS(ビームス)」を始めた▼虐待を小児期に見極めるべき重要な「疾...

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障害者900人、職場で虐待受ける 30年度、厚労省調査で判明(2019年8月28日配信『産経新聞』)

 職場で雇い主や上司から虐待を受けた障害者が平成30年度に900人に上ったことが28日、厚生労働省の調査で分かった。虐待があった事業所は541カ所で、8割超が49人以下の中小規模だった。同省労働紛争処理業務室は「障害者の訴えを重く受け止め、虐待のない職場作りを進めていきたい」としている。 集計結果は障害者虐待防止法に基づき公表され、今年で7回目。虐待を受けた障害者は事業所の大型倒産が相次いだ前年度...

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世の中にはそこにたたずむだけで…(2019年8月29日配信『毎日新聞』-「余録」)

 世の中にはそこにたたずむだけで魂の震える場所がある。沖縄の平和祈念公園の「平和の礎(いしじ)」はその一つである。沖縄戦で亡くなった人々の名前を、国籍や軍人・民間人の区別なくすべて刻んだ碑が立ち並ぶ▲その石碑群が示す24万人という数の途方のなさにもまして、心を揺さぶるのは刻まれた名前の一つ一つだった。沖縄独特の名字を共にするいくつかの名を目でたどれば、それぞれの家族を襲った運命に思いがとらわれ、胸...

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境界なき絵、多様性感じて 横須賀で障害者らアートイベント(2019年8月29日配信『産経新聞』)

 多様性(ダイバーシティー)を身近に感じられる社会を目指そうと、障害のある大人や子供がほかの親子連れらと一緒に大きな絵を描くイベントが横須賀市で開かれた。参加者100人以上が長さ10メートルの紙に自由に描いた絵が境界線なく混じり合い、約1時間で一つの大きな作品ができあがった。 東京都練馬区から来場した、ダウン症のある東美名子さん(34)は「絵はいつも描いているが、大勢で描くのは楽しかった」と笑顔を...

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共生社会の実現へ向け パラリンピック開幕にあわせイベント(2019年8月29日配信『産経新聞』)

■五輪・文化プログラム「ONE-Our New Episode-」 東京五輪・パラリンピック組織委員会は28日、大会期間中をはさむ来年4~9月に行う文化プログラム「東京2020NIPPONフェスティバル」のうち、「共生社会の実現」をテーマとした事業タイトルを「ONE-Our New Episode-」にすると発表した。多様な個性が融合して一つになり、新たな物語が創られるよう願いが込められている。イ...

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「ろう者」主人公のシリーズ、なぜこのテーマで? 小説で障害のリアル掘り下げる(2019年8月29日配信『アエラドットコム』)

丸山正樹(まるやま・まさき)/1961年生まれ。シナリオライターとして活躍後、『デフ・ヴォイス』(文庫は「法廷の手話通訳士」と副題が付く)でデビュー。同シリーズの他に居所不明児童を描いた『漂う子』がある 慟哭は聴こえない (デフ・ヴォイス) 丸山 正樹 小説家の丸山正樹さんによる『慟哭は聴こえないデフ・ヴォイス』は、ろう者が日々生きている様々な困難や思いを、自身もろう者の両親から生まれた手話通訳士の視...

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96年前の虐殺 追悼拒む都知事の誤り(2019年8月29日配信『朝日新聞』ー「社説」)

 96年前の関東大震災の混乱の中、日本で暮らしていた多くの朝鮮人や中国人が、住民の「自警団」や軍、警察によって殺害された。その追悼式に、小池百合子・東京都知事は今年も追悼文を送らないと表明した。 式典は市民団体の主催で1974年以降、墨田区内の都立公園で開かれ、歴代知事がメッセージを寄せてきた。小池氏も就任直後の2016年は前例にならったが、翌年から取りやめた。震災の犠牲者全てを対象とする法要で哀...

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障害者枠で契約社員として働くADHD男性の苦悩(2019年8月29日配信『東洋経済オンライン』)

 小学校の頃にADHDと診断され、就職は障害者枠で契約社員に。ネットの掲示板に、豊かな表現と繊細な描写で心の内をつづっているのが印象的だ  現代の日本は、非正規雇用の拡大により、所得格差が急速に広がっている。そこにあるのは、いったん貧困のワナに陥ると抜け出すことが困難な「貧困強制社会」である。本連載では「ボクらの貧困」、つまり男性の貧困の個別ケースにフォーカスしてリポートしていく。 今回紹介するのは「...

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岐路に立つ児童相談所 子どもを守る要だが、役割の見直しは急務(2019年8月29日配信『東京新聞』ー「東京すくすくと

 児童虐待が増え続ける中、子どもを守る要として注目される児童相談所。非行や不登校、障害などの相談にも幅広く応じ、子どもと保護者を支援する福祉機関だ。時代の変化とともに付加されてきた役割やあり方の見直しも迫られている。〈時代とともに変わる役割〉戦争孤児、非行、不登校、虐待… 支援と介入◇障害の判定も 児童相談所(児相)の出発点は、戦争孤児の保護だった。家族を失い路上で暮らす子どもたちを守るため、1947年...

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国の障害者雇用2.31% 6月、4割の機関で基準未達(2019年8月28日配信『日本経済新聞』)

 厚生労働省は28日、行政や司法など国の機関の障害者雇用率が2019年6月時点で2.31%だったと発表した。障害者雇用を巡っては18年に行政機関で水増しが相次いで発覚。国は法定雇用率(2.5%)を満たすため採用を急いでいるが、依然4割近い機関が基準を達成できていない。厚労省は「未達の機関はより一層の努力が必要」としている。  国の行政、司法、立法の44機関のうち不足数が多く雇用率が低かったのは外務省(1.03%)や内閣府(1...

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NEC、東京都および首都大学東京と連携し、「TOKYOみみカレッジ」を開催 (2019年8月28日配信『日本電気株式会社』)

 NECは、東京都および公立大学法人首都大学東京と協働で、聴覚障がいについての理解と関心を深めることを目的とした、産官学連携イベント「TOKYOみみカレッジ」を11月17日に開催します。今回のイベントで、NECは2020年に向けて実用的な手話を学ぶ、体験型ワークショップを行います。 NECはこれまで、福祉・ダイバーシティに関わる社会貢献活動の一環として、30年以上にわたり「全国高校生の手話によるスピーチコンテスト」(注1)...

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「聴覚」に障害のある方が出合う困難さの原因とは(2019年8月28日配信『オルタナオンライン』)

 前回のコラムで「視覚に障害のある方が出会う困難さの原因」をお伝えしました。今回は障害のある人が遭遇する、社会生活上の不利や困難の原因は、社会の多数派である障害のない人にとって使いやすい社会が作られていることによる、社会の偏りにあるという「障害の社会モデル」の視点から、聴覚に障害のある人が街中で遭遇する障壁について、考えていきます。(公益財団法人日本ケアフィット共育機構・サービス介助士インストラク...

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生きてなきゃ。絶対、死ぬな(2019年8月29日配信『徳島新聞』ー「鳴潮」)

 アラビアの砂漠に、こんなことわざがあるそうだ。「生きていることが無意味だと分かったときは、死んでしまうか、旅にでも出ることだ」 どちらか、となれば、どうせいつか死ぬのだから急ぐことはない。ここは旅に出ちゃいましょう。外出を好まない? ならば旅を一つの比喩と考えて、海よりも広い、それは空、空よりも広い、それは、という心の中を旅してみよう 政府統計によると、18歳以下の自殺が最も多いのは、夏休み明けの9...

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障がいをもつ子どもが主役の映画会 「ミュウツーの逆襲EVOLUTION 」

9月16日(月・祝)13~15時、MOVIX 堺障がい者手帳をお持ちの方】1,000円/人 その同伴者1名まで 1,000円/人【障がい者手帳をお持ちでない方】子 ど も 1,000円/人大  人 1,300円/人定  員:100名対  象:年齢問わず障がいがある本人とその家族、介護者(一般の方も歓迎です!)...

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家族失った子の心のケア 遊びと会話で寄り添い(2019年8月28日配信『朝日新聞』)

グリーフケアのプログラム実施に向け準備するボランティア。正面右が高橋聡美教授=2019年3月、水戸市泉町2丁目 自死や病気などで家族を失った子どもが抱える悲嘆や哀惜などの感情に寄り添う「グリーフケア」のプログラムが9月7日に水戸市でスタートする。遊びやおしゃべりを通して子どもたちが自ら前に進む力をはぐくむことが目的で、精神看護などの専門家がサポートする。 プログラムを主催するのは、防衛医科大学校教...

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子どもの目、「眼育(めいく)」で健康に(2019年8月28日配信『朝日新聞』)

福井県鯖江市と石井雅子教授が作った視力のスクリーニングキットには、レッサーパンダのお面と紙製のしっぽが入っている=2019年8月26日、福井市大手3丁目特別講義をする石井雅子教授=2019年7月27日、福井市天池町の仁愛女子短期大学 めがねフレームの製造で有名な福井県鯖江市で、目の健康や、めがねの大切さをPRする「眼育(めいく)」プロジェクトが進んでいる。2019年度は子供の視力異常を見つけるため...

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年金の財政検証 将来見据え議論加速を(2019年8月29日配信『秋田魁新報』ー「社説」)

 厚生労働省は、公的年金制度の長期見通しを5年に1度試算する財政検証の結果を公表した。将来の人口や就業率、経済情勢を前提に制度の健全性をチェックした。 約30年後に65歳を迎えた平均的な世帯の年金は、現在65歳の世帯の年金に比べ実質的に2割目減りするとの内容だ。果たしてその生活に耐えられるのか。現状でも低年金に苦しんでいる高齢者は多い。それがさらに下がっていくのである。暮らしは相当困窮するだろう。...

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「私には夢がある」(2019年8月28日配信『沖縄タイムス』-「大弦小弦」)

 「私には夢がある」。1963年のきょう、米国のキング牧師が歴史的な演説をした。夢とは人種や出自によらず、すべての人が差別を受けない社会の実現。南部州を中心に、黒人の権利を制限する法律がまかり通っていたからだ▼白人の女性看護師がいる病院に、患者の黒人男性は入れないという法も。肌の色は命さえ軽くした。キング牧師の運動が黒人蔑視の社会を変え、米議会は翌64年、人種差別を禁じる公民権法を制定した。特徴は...

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一億総懺悔の日(2019年8月28日配信『高知新聞』ー「小社会」)

 1945年のきょう8月28日、敗戦国のトップに任命されたばかりの東久邇宮(ひがしくにのみや)稔彦(なるひこ)首相は記者会見で敗因に触れてこう語った。「ことここに至ったのはもちろん政府の政策がよくなかったからでもあるが、また国民の道義のすたれたのもこの原因の一つである」。 「この際、私は、軍官民、国民全体が徹底的に反省し懺悔(ざんげ)しなければならないと思う」。いわゆる「一億総懺悔」は流行語にもな...

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都市の成熟度表すパラリンピックの成否(2019年8月28日配信『日刊スポーツ』―「政界地獄耳」)

★東京パラリンピック開催まであと1年となり、観戦チケット申し込みも始まった。オリンピックの申し込み抽選が大きな話題となったものの、来年の東京大会はパラリンピックが成功するか否かの大きな節目であり焦点だ。パラリンピックは1964年の東京大会から始まった。なんとしても成功させたい。ここでいう成功とはチケットが売れて観客が試合会場に詰め掛けること。その意味で成功したのはロンドン大会だけといえる。前回のリオデジ...

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