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怒りの声が噴出 西村大臣の迅速PCR検査は「保健所通さず」(2020年4月29日『日刊ゲンダイ』)

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一般国民は検査を受けれず待機中に重症化や死亡するケースもあるのに(西村経済再生担当相)

 なんとも羨ましい話だ。やはり上級国民は優先されるのか――。

 PCR検査を受けられない人があふれている状況にもかかわらず、西村康稔経済再生担当相がPCR検査を受けていたことが発覚し、問題になっている。発熱などの症状もなく、濃厚接触者でもなかった。

 さすがに、ネット上には「ずるい」「政府要人だから検査してもらえる」「どうしてあなたが検査を受けられるのか」と怒りの声が噴出している。

 西村大臣は、視察に同行した役人が新型コロナウイルスに感染したため、25日から自宅待機し、27日に公務復帰している。26日、自らツイッターに<濃厚接触者に該当しないと保健所により確認されたため、明日から公務に復帰><なおPCR検査も受け、陰性であることも確認しました>と投稿している。

 しかし、一般国民は、たとえ高熱が続いてもPCR検査を受けられず、検査を待つ間に重症化し、死亡するケースまで起きているのに、どうして西村大臣はカンタンに検査を受けられたのか。

■上級国民優先なのか

 内閣官房の広報担当者はこう言う。

「大臣は26日に都内の医療機関で検査を受けています。結果も当日に出ています。検査を受けた理由は、総理と頻繁に接触するので、危機管理上、陽性か陰性か確認した方がいいだろうという判断です。保健所は通していません。自由診療です。検査代は私費です」

 大臣がどこの医療機関で検査を受けたのか、どうすれば一般国民も大臣と同じように検査を受けられるのかを聞いたが、最後まで明確な回答はなかった。

 それにしても、一般国民とは、あまりにも差がある。ひょっとして、この国では、上級国民はいつでも検査を受けられるようになっているのではないか。安倍首相の昭恵夫人が、大勢で花見を楽しみ、県をまたいでマスクもせずに団体旅行を満喫しているのも、いつでも検査を受けられ、早期に特効薬を投与されるからなのではないか。

政治評論家の本澤二郎氏が言う。

「なぜPCR検査を受けられたのか、西村大臣は国民に説明すべきです。さもないと、国民は政府を信用できませんよ。それでなくても国民は、『安倍政権はダブルスタンダードだ』『仲間だけ優遇している』と疑っています。国民に『自粛しろ』と呼びかけながら、昭恵夫人の外出だけは『問題ない』と国会で答弁している。野党も国会で問いただすべきです」

 もし庶民の検査は後回し、と考えているとしたら、とんでもない話だ。




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