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不登校の生徒に廊下で試験…13年間続けた中学が謝罪 冬は冷え切り「息子は震えていた」(2020年5月8日配信『西日本新聞』)

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イメージ(写真と記事本文は直接関係ありません)

 福岡県筑後地区の中学で2018年、不登校などで教室に入れない生徒数人の期末考査を、保健室前の廊下で受験させていたことが分かった。非行で校内が荒れた時代に、問題があると学校が見なす生徒を教室に入れない目的で始め、後に不登校生についても同じ対応をするようになったという。少なくとも13年間続いていた。学校側は今年3月に謝罪した。

 廊下で受験した男子生徒の保護者によると、生徒は登校できず、校内の相談室に時々通っていた。18年11月、期末考査を受けるよう学校に促され、不登校などの数人が登校。保健室前の廊下で、窓に向かい並べられた机で試験を受けたという。体調が悪く保健室内で受けた生徒も含め、養護教諭が監督した。

 後日、説明を求めた保護者に、当時の校長は「学校が荒れていた頃、規律を守り授業を成り立たせるために始まった。今は空き教室がないことや教員不足が理由」と話したという。19年1月の実力考査から相談室で受験するよう改善した。

 保護者は「冬の廊下は冷え切り、息子は震えていた。子どもの精神的な苦痛は大きい」と話す。

 保護者は全校への説明と謝罪を求め、学校側は今年3月、男子生徒の卒業式の際に「生徒の人権への配慮が不十分だった」などと謝罪する文書を配った。

 西日本新聞の取材に、現在の校長は「本年度は空き教室があるが、空き教室がない年度もいずれかの部屋でテストを実施したい。教員不足については学年を超えた教諭連携など工夫している」と話した。




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