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愛鳥週間

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 愛鳥週間は、1894年(明治27年)アメリカ合衆国ペンシルバニア州 オイルシティー市の教育長バブコック氏が、森林の保護者である小鳥を 守ろうと、「バードデー」を考えたのが始まりです。その後、アメリカ 全土に拡大し、毎年4月10日が「バードデー」となりました。

 日本では 1947年(昭和22年)に鳥類保護の推進母体として日本鳥類保護連盟が 結成された際に、国民の愛鳥保護思想を高めるため、毎年4月10日が「バードデー」と定められました。その後、この時期の北国では、まだ 積雪が残ることから、1950年(昭和25年)に、5月10日から16日までの

 1週間を「愛鳥週間」と定めました。期間中、全国で野鳥保護にちなんだ。


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窮鳥懐入(2020年5月10日配信『琉球新報』-「金口木舌」)

 きょうから愛鳥週間。野鳥を通して自然保護を考える。日本では1947年4月10日、第1回バードデーから始まった。4月には北の地方で残雪があるとの理由で、のちに1カ月ずらしたという

▼鳥にまつわる故事やことわざは多い。日常に身近な存在なのだろう。「足下から鳥が立つ」は、身近な所で突然、意外なことが起きた状況を表す

▼大型連休中、沖縄地方を記録的豪雨が襲った。2日には1時間に50ミリを超える非常に激しい雨が降った。6日未明には糸満市で1時間120ミリ以上を観測した。雷雨が目覚まし代わりに。土砂崩れや浸水が起きた

▼コロナ禍で密閉、密集、密接の3密防止が呼び掛けられる中、予期せぬ災害で急きょ設置された避難所の課題も浮き彫りになった。東日本大震災や熊本地震の際、避難所でインフルエンザもはやった

▼県内自治体も避難所の3密防止に頭を悩ませる。豊見城市は市役所内に避難所を開設し、テーブルの間隔を2メートルほど離し、消毒液や体温計を備えた。全国でも同様の対策が取られるが、広域災害になれば避難所が不足する事態は想像に難くない

▼「窮鳥懐に入れば猟師も殺さず」とは、逃げ場を失った人が救いを求めたら、手を差し伸べることが人の道理と説く。台風の季節が来る。コロナ禍を想定した避難計画策定も必要だ。救いを求めた手を離してはならない。



愛鳥週間(2020年5月12日配信『京都新聞』-「凡語」)

 新緑が輝く下鴨神社糺の森に野鳥の歌声が響く季節になった。例年なら周辺を包む喧噪(けんそう)はコロナ禍でやみ、国内外から訪れる観光客のおしゃべりも聞こえないのが寂しい

▼お国言葉といえば、鳥のさえずりにも方言があるらしい。生物学者で日本野鳥の会京都支部初代支部長の川村多実二は著書「鳥の歌の科学」でヒヨドリの声の地域差について京都や南紀白浜、札幌、奄美大島などでの例を挙げて多彩な音色を紹介した

▼こんな研究結果もある。京都出身の動物行動学者小西正一氏によると、同じキクイタダキでもドイツの個体のさえずりをスペインの個体に聞かせても反応がなかったり、英国からニュージーランドに持ち込まれたズアオアトリは数世代を経ても本国の鳴き声に似るという。同会京都支部の会報で知った

▼鳥のさえずりは主に雄から雌への求愛歌という。不思議な部分も多いが、環境の影響や地域での継承が人間の方言と重なるのが面白い

▼コロナ自粛が続き、社会の至るところで閑古鳥が鳴いている。<憂き我をさびしがらせよ閑古鳥>芭蕉。カッコウの声に孤独を重ねた句も昨今は異なる趣を持つ

▼一方、欧米では喧噪が消えた街で鳥のさえずりが増えたという報告が相次ぐ。16日まで愛鳥週間。羽根を持つ隣人との間柄に思いを巡らせる。




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