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沖縄の玉城知事の定番となった“あいさつ“に高い評価 「尊厳を大切に思っているのが伝わる」(2020年5月22日配信『BuzzFeed Japan』)

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沖縄県の玉城デニー知事が、記者会見の際、会場で着席する前に手話通訳者に対して手話で挨拶し、会見後も手話で礼をするのが定番となっている。「ありがとうございます。よろしくお願いします」知事が手話で伝える姿に、「手話通訳者や、手話を頼りに情報を得る人たちの尊厳を大切に思っていることが伝わる」と、聴覚障害者らは高く評価している。

【動画】玉城デニー知事の手話➡ここをクリック

沖縄県によると、記者会見に手話通訳者が同席するようになったのは、4月11日からだ。

かねてから聴覚障害者らから要望があったため、沖縄聴覚障害者情報センターの協力のもと5人の通訳者が交代で記者会見に同席するようになった。

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知事自身が考えた取り組み

玉城知事が手話で挨拶を始めたのは、手話通訳者の出席が始まった日からだという。

会見が始まる前に、手話通訳者の前を通りながら「ありがとうございます。よろしくお願いします」と挨拶し、会見が終わると「ありがとうございました」と感謝を伝えている。

4月15日の会見の冒頭には、沖縄の方言を話しながら、『みなさんお元気ですか。私の名前は玉城デニーです。どうぞよろしくお願いします』などと手話で語りかけた。

県知事公室広報課の担当者は「知事が自身で考え、始めた」とBuzzFeed Newsの取材に話す。

聴覚障害者たちは何を思うのか

話せるけれど、音が聞こえない「中途失聴者」である松森果林さん(45歳、千葉県)は「純粋に人としてカッコいい!と思いました」とBuzzFeed Newsに語る。

松森さんは、聴覚障害者の日常を体験できるエンターテイメント型のワークショップ「ダイアログ・イン・サイレンス」のアテンドを務めている一人だ。

「手話通訳者や、その向こうにいる聴覚障害者たちへの尊厳を大切に思っているんだなぁということが伝わります」

「そしてそれをさりげなく、通りすがりに、というところもまたデニー知事の人となりが感じられますね」

また、ろう者で、NPO法人「シアター・アクセシビリティ・ネットワーク」理事長の廣川麻子さん(47歳、東京都)は「手話通訳者のことを『空気のような』扱いとせず、手話を使う人として接したという姿勢が嬉しかったです」と言う。

「手話通訳者の後ろに無数の聞こえない人を感じられるかどうかだと思うのです」

記者会見の内容は、字幕があれば聴覚障害者の人たちにも情報が伝わる。しかし、会見はリアルタイムだからこそ対応は難しい。だからこそ、手話通訳者の存在は欠かせない。

沖縄県では、誰もが平等に情報を入手できるよう手話通訳者の同席を決めた。

今後について、先出の県知事公室広報課の担当者は「新型コロナウイルスの感染拡大が収束した後も、定例会見などで手話通訳者の同席を続けようと考えています」と話している。



玉城デニー知事の手話「ありがとう」 記者会見に「いいね」2万回 聴覚障がい者が投稿(2020年5月21日配信『琉球新報』)➡ここをクリック




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