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東京アラート発令 「夜の街に外出控えて」と小池知事(2020年6月3日配信『東京新聞』)

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「東京アラート」が発令され、7色の東京都庁舎(下)が赤くライトアップされた=2日午後11時、新宿区で

 新型コロナウイルスの感染が拡大傾向にあるとして、東京都は2日夜、警戒を呼びかける「東京アラート(警報)」を初めて発令した。同日は新たに34人の感染者が報告され、直近7日間平均の感染者数は16・3人に上昇。週単位の増加比も発令の目安を超えた。小池百合子知事は報道陣の取材に「警戒すべき水準。徹底した対策を」と強調した。

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 新規感染者数が30人以上となるのは、国の緊急事態宣言期間中の5月14日以来。死者も1人報告された。累計感染者は5283人、死者は306人となった。発令に伴い東京・お台場のレインボーブリッジと都庁を赤く照らした。
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初の「東京アラート」が発令され、赤くライトアップされた東京湾に架かるレインボーブリッジ=2日深夜

 都は、「医療提供体制などは十分な状況だが、感染者数の増加を踏まえ、警戒を呼びかける」と発令を決めた。直近1週間の感染者114人のうち「夜の街」関連は約3割の32人に上り、半数近くが歌舞伎町などを抱える新宿エリアだった。ガールズバーやホストクラブなどでの感染が確認されていた。

 都は「三密の危険がある場所には十分注意を」と周知する。事業者にはテレワークや時差出勤の徹底などを求める。状況がより悪化すれば休業なども再要請する。
 
2日の新規感染者34人のうち8人は夜の繁華街での感染が疑われる若い世代だった。感染経路が不明なのは12人。小池知事は「ぜひ感染しない、させないことを、夜の街のみなさんも徹底してほしい」と呼び掛けた。

 2日現在、休業などの要請緩和に向けた都のロードマップ(行程表)では、緩和の2段階目に当たる「ステップ2」になっている。今回の発令によって現状の緩和の段階は変わらず、都民生活などへ直接の影響はない。一方、カラオケなどへの要請解除や飲食店の営業を午前零時まで延長するなどの「ステップ3」へのさらなる緩和は、当面見送られる。

 今後、感染状況が悪化して、直近7日間平均の新規感染者数が50人以上となるなどした場合は、感染経路不明者の割合なども踏まえ、再び生活に必須の業種を除き休業を求める「ステップ0」に戻すことを検討する。

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