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コロナ対策求めた保育士に「異動か退職か」 横浜、2人が改善求めスト(2020年6月6日配信『東京新聞』)

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保育園の前で横断幕を掲げて職場環境改善を訴える介護・保育ユニオンの組合員ら=2日、横浜市鶴見区で

 横浜市鶴見区の認可保育所「鶴見ハート保育園」の20代の女性保育士2人が、職場の新型コロナウイルス感染防止対策が不十分と感じ、改善を求めたら異動を命じられた上に拒否すると退職を迫られたなどと訴え、1日からストライキに入っている。

 保育士を支援する労働組合「介護・保育ユニオン」などによると、政府の緊急事態宣言後、利用する園児が通常の10人ほどから1、2人に減ったが、正社員の保育士を全員出勤させた。職場に窓はなく換気が悪かったという。園長の居眠りや園児がけがした場合の状況確認不足なども訴えた。

 その後、2人が園に感染防止対策の改善を求めると、5月18日になって突然別の園への異動を命じられた。2人のうち1人は採用面接時に異動はないと説明されていたとして難色を示すと、園長に「異動を受け入れるか、自己退職するか」と迫られたという。

 2人は5月下旬、同ユニオンに加盟し、園の運営会社に団体交渉を申し入れた。会社側が回答を先延ばしにする姿勢を示したため、無期限ストライキに踏み切ったという。園は現在も開園している。

 女性保育士の1人は本紙の取材に「大人が何人もいて、子どもに感染させてしまったらと思うととても不安だった」と振り返る。もう1人は「子どもが安心できる保育環境になるよう、会社は誠実に対応してほしい」と訴える。

 保育園を運営する「トライコーポレーション合同会社」(横浜市)は本紙に「取材に対してご協力できない」と書面で回答した。横浜市の担当者は、団体交渉は把握しているとした上で「保育所運営に影響がある場合は対応を検討したい」と話した。

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保育園運営のトライコーポレーション合同会社に対しコロナ感染対策・園長のパワハラの調査及び処分・理不尽な異動命令の撤回を要求してストライキを通告しました

本日(5月26日)、介護・保育ユニオンは、横浜市で保育園を運営するトライコーポレーション合同会社に以下の要求を掲げて団体交渉の申入をしました。現在、3名の同社の正社員が組合に加入しています。

【会社への要求内容】

・職員3名の異動命令の撤回
・園長のパワハラ及び問題行動についての調査、処分、異動、出勤停止
・新型コロナによる登園自粛期間中の出勤人数を減らすこと、及び自宅待機時の100%での休業補償
・未払いの残業代の請求


経緯と保育士たちの思い~繰り返されるパワハラをなくし、子どもたちのために安心・安全な保育環境をつくりたい!

私たちが働いている同社の保育園では、様々な問題が起きています。

 昨年度、突然前任の園長が退職しました。その際、保護者の方々には「一身上の都合」と説明していましたが、私たちは、これは当園の上層部によるパワハラが原因でメンタルに不調を来たし、退職に追い込まれたものと考えています。
 過去にも同様のことが繰り返されており、開園以降、何人もの園長が数か月~1年程度で交代する事態が起きました。園長が交代する度に、保護者の方々からは保育園に対する不信感の声もいただきましたが、私たちは、体裁を守りたい会社の一方的な圧力により、保護者の方々に本当のことが言えず、会社に指示されたとおりに対応しておりました。保育園を守りたい、保護者の皆様にご心配を掛けたくないという一心で精一杯働いてきましたが、会社に私たちの真意が伝わることはありませんでした。

 その後、後任である現園長に変わり、保育園は良い方向へ向かっていくのではと考えておりました。しかし、現園長は業務を全うするどころか、園長が行うべき業務内容まであらゆる理由を付けて私たち保育士に押し付けてきました。それに加え、職員が足りないときにも、園長が保育に入ることは殆どありませんでした。勤務中に園長の居眠りを日常的にする場面を見かけたり、私たちへの放漫な勤務態度であったり、児童の発熱や怪我等、急を要した際の保育現場の状況確認を直ちに行うこともせず、私たちは、園長に対する不信感や疑念が日に日に募っていくばかりでした。

コロナで登園自粛期間なのに不要な出勤を強いられる

 また、今回の新型コロナウイルスの影響で、登園するお子様の人数も減少し、当園では1日当たり1~2名のお子様をお預かりしていました。新型コロナウイルスの感染を防ごうと、国や市が対策を講じている中で、職員体制も保育士の配置基準の最少人数で保育をすれば良いものを、正社員の保育士は全員出勤を指示された上に、人との接触を8割減らすよう公表されていたこの期間に、他園へ手伝いに行くよう指示されました。

 加えて、園長からは緊急事態宣言が出ている期間中の残業代を支給しないと言われ、不必要な出勤に私たちは感染してしまうのではないか、保育園内で児童に万が一感染してしまったら、という更なるストレスと恐怖を感じながら、業務に従事していました。私たちの思いや訴えに全く耳を傾けてくれないこの会社により、精神的に追い詰められていきました。

報復人事!? 突然の理不尽な異動命令

 そして、5月18日(月)、私たちのうち2名の保育士が突然、会社から異動命令を受けました。園長から「ここの保育園には、新たな職員の配属が決定している。6月1日付けで異動をするか、自己退職をするかが普通じゃない?」と言われ、異動をするか、退職をするかの選択を迫られました。私たちは、理不尽かつ急な辞令にとても驚き、これまで会社へ意見をしてきたことに対する報復人事ではないかと思いつつも、今働いているここの保育園の大好きな子どもたちと一緒に過ごしていきたい旨を伝え続けました。しかし、会社による一方的な判断により、私たちの意思は尊重されず、辞令が撤回されることは今もなお、ありません。

 また、最近、怪我で療養していたもう1名の職員が出勤可能な状態まで回復し、主治医の診断書も会社へ提出済みだったところ、出勤予定日の2日前に、園長より「代わりの職員を採用した。もうここにはあなたの居場所はないから、来られても困る」と通告されました。わずか1か月弱の療養期間を経ての、園長からの突然の発言に、当該職員は動揺を隠せませんでした。もちろん納得が出来るわけもなく、会社への不信感と憤りを感じていたところ、5月24日(日)にこの職員の自宅へ、他の2名と同様に他園への異動の辞令が届きました。

 私たちは会社や園長の一連の言動を許すことは出来ません。私たちは何度も話し合いを求めましたが全く聞き入れられず、このままでは、充実した保育・教育どころか、子どもたちの安心・安全な保育環境を守ることができないような状況です。
 このため、私たちはこのような実態の改善を求めるために、介護・保育ユニオンに加入して、会社や園長に対して働きかけを行っていくことにしました。

要求申し入れと同時にストライキを通告しました
 本日、トライコーポレーションの保育園運営本部を訪問し、社長に対して団体交渉と要求の申入れをすると同時に、もし会社が要求に誠実に応じない場合に私たちがストライキを行うことを通告しました。

 私たちは、社長に対して要求事項を伝え、異動命令の撤回を求めました。年度の途中での保育士の異動は児童や保護者に対して無責任ではないのか?と質問しましたが、社長は「会社の方針だとかいろいろある」「4月5月はコロナで慣らし保育もなかったようなものだから(6月から異動させても問題ない)」「異動は撤回しない」として、残念ながらやはり聞き入れようとはしませんでした。

みなさんの応援をぜひお願いします

 私たちは、この保育園の子どもたちの役に立ちたい、この保育園の子どもたちが安全に楽しく過ごせるような温かい雰囲気で保育をしていきたい、保護者の皆様が安心してお子様を預けられるような保育園にしていきたいなど、保育士それぞれの思いがあり、本当であればこの先もずっと子どもたちの成長を見届けたいと思っています。
 会社には、私たちの訴えを真摯に受け止めて、きちんと改善に向けて誠実な対応をしてもらいたいです。今後、あきらめずに会社と交渉をしていきますので、みなさん、ぜひ応援をよろしくお願いいたします。

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