FC2ブログ

記事一覧

障害者はかわいそう? 「助け合える社会に」子ども向け書籍 難病の海老原さん(2019年6月18日配信『毎日新聞』)

 進行性の難病患者で、人工呼吸器を付けて生活する海老原宏美さん(42)=東大和市=が、子ども向けの書籍「わたしが障害者じゃなくなる日」(旬報社)を出版した。

 「障害のある人もない人も、孤立しないでお互いに助け合える。この本を読んでくれた子どもたちがそんな社会をつくってほしい」。そんな思いが込められた。

 海老原さんは1歳半で、全身の筋力が徐々に低下する「脊髄(せきずい)性筋萎縮症」と診断された。呼吸する力が落ち、20代半ばで人工呼吸器を装着。

 2016年には胃に管を通して栄養を摂取する「胃ろう」を作る手術も受けた。現在は同市で1人暮らしをしながら、障害のある人の生活支援に取り組んでいる。



81nIdjQMCuL.jpg

81m8_HiRwIL.jpg

81TECeyQRZL.jpg

81uLIu6ktbL.jpg

81bZdpdWXyL.jpg

81MnfA733ML.jpg

815nFdwhpFL.jpg

内容紹介

障害者なんて、いないほうがいいのでしょうか?

だれもがふつうに生きられる世の中って、つくれないものでしょうか?

難病をかかえ、人工呼吸器とともに生きる著者からのメッセージ。
人は、ただ地面が盛り上がっただけの山の景色に感動できるのだから、
同じ人間である障害者に感動できないはずがない。必ずそこに価値を見いだせるはず——。
重度障害者として暮らす著者が、その半生をふりかえりながら、
障害とはなにか、人間の価値とはなにかを問いかけます。

著者は東京都女性活躍推進大賞を受賞し、
障害者問題のオピニオンリーダーとしても活躍中。
「合理的配慮」など障害者理解に欠かせないテーマも取り上げ、
「共に生きる社会」をみんなでいっしょに考えるための1冊です。

(本文より)
わたしは生まれつき、脊髄性筋萎 縮症という、とてもむずかしい名前の病気にかかっています。
どんな病気なのか、かんたんに言うと、体の筋肉がだんだんおとろえていく病気です。
みんなが当たり前のようにしている、かけっこも、ボール投げも、リコーダーを吹くことも、
そう、呼吸をすることだって、ぜんぶ、筋肉がないとできません。
その筋肉がだんだんなくなっていく病気です。
だから、みんなができることが、わたしにはできません。
小さなころは自分の足で立って歩けたけど、今は車いすを使わないと動けません。
本のページをめくるのだって、だれかの助けがないとむずかしい。
息をすることも、人工呼 吸器という機械を使わないと、できないのです。

わたしは、重度 障害者と呼 ばれています。重い、障害のある、人。
たしかにそうかもしれません。
でもね、じつは、わたしに障害があるのは、あなたのせいなのです。
そう言ったら、おどろきますか?
それはそうだよね。あなたはきっとわたしのことを知らない。
わたしもあなたのことを知らない。なのに、自分のせいだなんて。
でもね、本当にそうかもしれないんだよ。
わたしが病気であることと、「障害がある」ことは、別のこと。
わたしの生きづらさをつくりだしているのは、この世の中、この社会なのです。
わたしのような障害者でも、楽しくて、もっと生きやすい世の中って、つくれないのかな。
それはきっと、障害のない人だって生きやすい世の中なんじゃないかな。
わたしは、そんな社会をつくりたいと思っています。
そのために、目の前にいるたったひとりのあなたに、わたしは語りかけたいのです。
あなたが変われば、わたしの障害をなくすことも、できるはず。
たったひとりのあなたが、たくさんふえて、みんなになれば、いつか社会は変わるはず。
その未来を信じて、わたしはこの本をとどけます。

アマゾン➡ここをクリック(タップ)






スポンサーサイト



プロフィール

gogotamu2019

Author:gogotamu2019
障害福祉・政治・平和問題の最新ニュース・論説紹介

最新記事

カテゴリ