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クラウド蓮舫」が話題に マイナンバーカードの質疑で 参院予算委(2020年6月11日配信『毎日新聞』)

 11日の参院予算委員会で、マイナンバーカードのシステムトラブルの解消方法を巡って立憲民主党の蓮舫氏が「サーバーは増やすんじゃなくて、時代はもうクラウドなんですよ」と発言したことがインターネット上で話題になっている。ネット上にデータを保存する「クラウド」の構築には、コンピューターシステムの一種である「サーバー」が欠かせないため「迷言」などの指摘が続出。ただ、蓮舫氏の発言は「民間企業のクラウドサービスを利用すべきだ」という趣旨だったとみられ、ツイッターなどでは擁護する声も相次いだ。

 マイナンバーカードのシステムは、一律10万円の「特別定額給付金」の申し込みのため暗証番号発行の手続きをする人が急増し、サーバーに負荷がかかって障害が起きていた。11日の参院予算委では、高市早苗総務相が障害の解消のためシステムを管理している「地方公共団体情報システム機構(J―LIS)」のサーバーを増強すると説明。これに対し蓮舫氏が「時代はクラウドだ」と訴え、「問題はどこにあるか確認して予算を付けるなら分かるが、(システム関連会社に)言われたままお金を支払っている」と批判した。

 このやりとりを巡って、ネット上では「サーバーを使わずにクラウドを使えると思っているのか」といった声が飛び交い、「クラウド蓮舫」という言葉がツイッターの「トレンド」に入った。日本維新の会の音喜多駿参院議員も自身のツイッターに「そのクラウドはどこに置くのだろう」などと書き込んだ。

 ただ、J-LISが現在運用しているのはすべて同機構保有のサーバーで、増強するサーバーも自前のものになる予定。行政機関では近年、運用コストの削減やセキュリティー対策の強化のため民間企業が提供しているクラウドサービスを利用する例が増えており、蓮舫氏はこうした傾向を踏まえて「自前のサーバーを増やすべきではない」と主張したかったとみられる。このため、ネット上では「蓮舫氏は間違っていない」「言葉足らずだったのでは」といった指摘も相次いだ。




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