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「ホイッスルブロウワー」という英語がある…(2020年6月24日配信『西日本新聞』-「春秋」)

「ホイッスルブロウワー」という英語がある。単純に訳せば「笛を吹く人」。サッカーの審判かと思いきや「内部告発者」を意味する

▼世界を揺るがした告発者がエドワード・スノーデン氏。米国家安全保障局(NSA)が米国民の通話履歴を収集し、外国人のインターネット通信などを監視していると暴露した。彼はこの仕事で高収入を得ていた

▼あるインドネシア人男性のパソコンカメラの映像を盗み見していたら、男性の膝の上におむつ姿の男児が現れたという。黒い三日月形の目でカメラを真っすぐ見据えてくる。その時、スノーデン氏は赤ん坊が<ぼくを見ている>と罪悪感に襲われた。<トイレに頭を突っ込んで吐いた>と著書に記している。彼が良識を取り戻した瞬間であろう

▼山口県田布施町のこの職員も、良識ある公務員として当然のことをした。固定資産税の徴収ミスに気付き、上司に申し出た。対応しないので町議に内部告発した。すると、わずか2年で3回配置換えされ、ついには畳敷きの1人部屋へ

▼「パワハラだ」「告発への報復では」。役場には批判の電話が殺到。町長は「配慮が足りなかった」と謝罪し、複数の職員がいる部署に異動させた

▼勇気を出して吹かれた「笛」をどう組織改善に生かすか。田布施町の例は全ての自治体や企業に他山の石となる。ただ、かの超大国はスノーデン氏の笛を聞かなかったふりをしているが



内部告発した職員を「隔離」か、山口県田布施町 1人だけ別施設の畳部屋、2年で3回異動➡ここをクリック





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