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政府の布マスク、議場に姿なし 山口県議会の初日はゼロ 市町の自民議員も「小さい」「ゴム緩い」(2020年6月24日配信『中国新聞』)

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だれもアベノマスクを着けていない県議会定例会の初日

 政府が全世帯に2枚ずつ配る布マスクについて、山口県内の地方議会の議場で身に着ける議員や職員がほとんどいない。安倍晋三首相が連日着用してアピールし「アベノマスク」と呼ばれるが、お膝元の自民党議員からも「小さくて用をなさない」「鼻やあごが出てしまう」などと散々な評判だ。

 定例会初日の24日の県議会では全員が決まりに従いマスクを着用したが、アベノマスクはゼロだった。最大会派の自民党も柳居俊学議長を含む27人全員が市販の使い捨てマスクなどだった。会長の守田宗治議員は「何を使うかは個人の自由。指示はしていない」と説明。自身はかばんに入れて持ち歩いているという。

 「きょうはたまたま別のマスク。日ごろは使っている」と話すのは安倍首相の元秘書の平岡望議員。「大人には小さい」と不評な点については「言われるほど小さくない。総理のマスクが小さいのは洗って縮んだのでは」とフォローする。

 安倍首相の感染症対策として巨額の公費を投じられたアベノマスクだが、不良品騒ぎや配布遅れも重なり国民の評判は芳しくない。草の根の井原寿加子議員は「私は人に贈ったので着けないが、与党議員は着けるべきだ」と批判する。

 議員だけでなく執行部もアベノマスクはゼロ。以前の記者会見で「届いたら活用する」と述べた自民党員の村岡嗣政知事は、県が発注した防府市の業者の布マスクで出席。議会後に「それぞれの判断じゃないですか。私はプライベートで使ってますよ」と話した。

 同じく自民党議員が多数を占める市町議会の議場にもアベノマスク姿はほとんどない。岩国市議会の自民党員のベテラン議員は「安倍首相を見たら分かるように格好が悪いので誰も着けない」とあっけらかん。「議場に着けていったら面白いんじゃない」と支援者から言われたとし「議員仲間で定例会最終日にみんなで着けようかと話している」とおどけた。

 周南市議会の共産党の魚永智行議員は「とても使う気にならない。愚策の象徴として保管する」という。下松市の幹部も「見た目が恥ずかしいので使うのを控えている」と話す。安倍首相の元秘書で下関市の前田晋太郎市長も市秘書課によると、公務で着けることはないという。

 一方、山口市や柳井市、平生町などでは1人程度が着用して定例会に臨んだ。平生町議会の平岡正一議員は「興味本位で皆さんに見てもらおうと着けたが、小さくて上下に動き使い勝手が悪い」、和木町議会の兼本信昌議長は「ゴムが緩くて鼻が出る。長時間話すのは難しい。委員会で付けたが本会議ではやめた」と話している。 



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