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苦境の大学生に商品券 横浜・六角橋商店街 有志が配布「困ったときはお互い様」(2020年6月28日配信『毎日新聞』)

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商品券を受け取る学生=横浜市神奈川区で

 新型コロナウイルスの影響でアルバイトができなくなり生活が苦しくなった一人暮らしの大学生らを支援しようと、横浜市神奈川区六角橋の自治連合会と商店街連合会などが協力し、商店街で使える商品券を配布した。近くにキャンパスがある神奈川大の学生とまちづくり活動をしている自治連合会が「困っている時はお互い様」と企画。学生がより地域に目を向けるきっかけにもしたい考えだ。

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六角橋商店街=横浜市神奈川区で

 同連合会は5年ほど前から、神奈川大の学生ボランティア支援室などと「まち×学生プロジェクト」という、地域と学生をつなげることを目的とした活動を続けている。森勤会長によると、かつては「地域に大学があるのに、交流が少なかった」が、学生が企画した大学構内のイベントに地域住民が参加するなどして親交が深まっているという。

 5月中旬、森会長は学生との話し合いの場で「新型コロナでアルバイトがなくなって困っている」「米しか食べていない」という声を聞いた。「身近に困っている人がいる。今すぐやらなければ意味がない」。横浜市社会福祉協議会の協力を得て、6月6日に「まちSHOKU」として米やカップ麺などの食料を配布する支援を実施した。森会長は「日ごろから交流があったから、学生の生の声を聞くことができた」と振り返る。

 21日には第2弾として、1週間分の食品に加え、地元の六角橋商店街の約170店舗で使用できる「まちSHOKU応援券」1200円分(600円分の券が2枚)を学生約90人に配布した。600円分の券のうち500円は市社福協が、100円は商店街連合会が負担する。

 店によっては、利用時に大盛り無料などのサービスもある。商店街連合会の石原孝一会長は「商店街も売り上げが落ちている。それでも学生のために、という心意気を感じてもらえたら」と話した。商店街の活性化にもつなげたいという。

 21日に商品券を受け取った神奈川大3年の男性(20)は、コンビニのアルバイトが6月から再開したものの、出勤が少なくなり収入が落ち込んだままという。「みんな大変な中、ありがたい。たくさんの協力があってのことだと思う。機会があれば街に恩返しがしたい」と語った。

 自治連合会は「学生にとって卒業後も戻ってきたい、住み続けたい街づくり」を目標にしている。商品券や食料品の受け渡しでは、スタッフが「最近の生活はどう?」「頑張ってね」などと声をかけ、積極的にコミュニケーションをとっていた。

 「今回の活動を学生が街と関わりを持つきっかけとし、違う場面でも関わりが持てるようにしていきたい」という森会長。「恩返しを期待しているわけではないが、災害など何かあった時に学生が『今度は自分が』となるような形が作れるのが理想だ」と話した。

 商品券や食料品の配布は横浜市内在住、在学中の学生が対象で、次回は7月5日に六角橋地域ケアプラザでの開催を予定している。詳しくは市社福協のホームページか電話(045・201・8620)まで




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Author:gogotamu2019
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