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公立福生病院パワハラ訴訟 企業団に200万円賠償命令 「著しい人格否定」地裁立川支部判決(2020年7月2日配信『毎日新聞』)

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職場でのパワハラを巡り、公立福生病院に損害賠償を求めた訴訟で勝訴し、東京都内で記者会見を開いた原告の男性(右)=東京都千代田区で2020年7月2日午後2時16分

 上司から長時間にわたる暴言などのパワーハラスメントを受けたとして、公立福生病院(東京都福生市)の事務職員の男性(60)が病院を運営する福生病院企業団(企業長・松山健院長)に慰謝料など約550万円を求めた損害賠償請求訴訟の判決で、東京地裁立川支部(吉田尚弘裁判長)は1日、男性の主張をほぼ認め、企業団に約200万円の支払いを命じた。男性は2日、都内で記者会見を開き「一言でもいいので謝罪がほしい。今後このようなことが起きないよう対処してほしい」と訴えた。

 判決によると、男性は同病院の医事課長だった2016年秋ごろから連日、上司の男性事務次長に「ばかやろう」「生きている価値なんかない」「うそつきと言い訳の塊」などと長時間にわたって罵倒されるパワハラを受け、17年4月に適応障害を発症して休職。4カ月後に復職したが、謝罪や再発防止の措置はなかった。

 事務次長による暴言を録音したデータが証拠採用され、判決は事務次長の行為について「著しい人格否定の言葉を投げつけ、合理的理由に乏しい叱責を一方的に浴びせており、全体として悪質」と認定。ハラスメント防止の責任者でもあった事務長の安全配慮義務違反も認めた。事務次長、事務長は19年3月にそれぞれ定年退職している。

 男性を支援する労働組合「東京管理職ユニオン」によると、病院内では他にも複数の職員が男性と同様にパワハラによって心の病となり、退職した人もいるという。

 男性は会見で「相談窓口が加害者なので相談できず、勇気を振り絞っても相手にされなかった。パワハラを改善し、地域の中核病院として、安心して医療を受けていただける態勢を目指していきたい」と話した。代理人の岡田俊宏弁護士は「病院側は判決を真摯(しんし)に受け止め、二度と被害者を出さないよう再発防止に取り組んでほしい」と指摘した。

 福生病院企業団は取材に「判決文が届いておらず、コメントできない」としている。



上司パワハラ、慰謝料命令「精神的苦痛与えるもの」(2020年7月2日配信『共同通信』)

 東京都福生市の公立福生病院の男性職員(60)が適応障害を発症したのは上司のパワーハラスメントが原因だとして、病院の運営団体に約540万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁立川支部がパワハラを認定し、慰謝料など計約200万円の支払いを命じる判決を言い渡したことが分かった。男性らが2日、都内で記者会見し明らかにした。判決は1日。

 判決によると、男性は病院の医事課長だった2016年10月~17年2月、会議などの場で当時事務次長だった男性から「何一つできもしない一番程度の低い人間」「うそつきと言い訳の塊」「生きている価値なんかない」などの暴言を繰り返し受け、眠れないといった症状を訴えるようになり、適応障害と診断されて一時休職した。

 地裁支部は暴言について「業務の適正な範囲を超えて精神的苦痛を与えるものだ」と認定。慰謝料100万円や、休職中の減収分約70万円などの支払いを命じた。

 原告男性は会見で「病院側に謝罪してほしい。他の職員も被害を受けており、再発防止のため全体像の調査が必要だ」と訴えた。病院を運営する福生病院企業団は「判決文を受け取っておらずコメントできない」としている。





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