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ジムやプール、温泉の感染リスクはこう防げ! 感染予防Q&A(2020年7月5日配信『AERA.com』)

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(左から)ナビタスクリニック理事長 久住英二さん:新潟大学医学部卒。内科医で感染症やワクチンに詳しい。専門は血液内科、旅行医学、予防接種/京都大学ウイルス・再生医科学研究所准教授 宮沢孝幸さん/東京大学大学院農学生命科学研究科博士課程修了。ウイルスゼロを求め過剰自粛を強いることに異議を唱える

 新型コロナ感染を防ぐためには、ジムやプールは避けたほうがいいのか。カラオケや飲み会は? リスクを理解し、健全に楽しむ方法を佐久総合病院佐久医療センター小児科医長の坂本昌彦さん、京都大学ウイルス・再生医科学研究所准教授の宮沢孝幸さん、ナビタスクリニック理事長の久住英二さんに聞いた。AERA2020年7月6日号から。

*  *  *
Q1:服についたウイルスで感染しますか?

宮沢:心配なし

 服についたウイルスは生地に染み込みます。触ったとしても手に付着するウイルスの数はごくわずかで感染は成立しません。また、紫外線を浴びれば10分程度でウイルスは死にます。

Q2:歯医者に行くのはリスク?

宮沢:多少あり。感染防止策を

 治療中に飛び散った微粒子が空気中に漂うことで、多少のリスクはあると考えます。ただ、横並びの椅子なら間隔をあける、患者が入れ替わる度に消毒し、数分、時間をあけるなどの工夫をすれば問題ないでしょう。

Q3:カラオケやライブハウスに行きたい!

宮沢:複数でのカラオケは自粛を

 一人カラオケは別ですが、複数で行く場合、どうしてもマスクを外して大声で歌ったり話したりしがちなので、飛沫(ひまつ)が飛ぶリスクは高まります。マイクに唾がついたからといって即感染はしませんが、口が直接つけば危険です。総合的に考えれば、行かないほうがいいでしょう。

 ライブハウスはマスクの着用、ドアノブなど不特定多数が触れる場所の消毒、適切な換気、人と人との間隔を2メートル以上あけるなど基本的な対策を徹底すれば、問題ないと考えます。

Q4:ジムやプールも行きたい

宮沢:マシン間の距離をとって

 運動してハーハーと呼気が出るので、マスクをするか、マシン間の距離をあけてください。筋トレ中にマスクなしで雄叫びをあげるのもNG。ただし、汗では感染しません。狭く換気の悪いスタジオで密集してのダンスなども避けた方がいいです。

坂本:プールの水で感染するリスクは低い。更衣室の換気に注意

 新型コロナウイルスは塩素による消毒が有効ですが、プールは塩素消毒されているので、適切に管理されていれば水を介して感染が広がるリスクは低いでしょう。注意すべきは更衣室で、換気が悪い中、マスクをせずにおしゃべりしながら着替えるのは控えてください。

 この夏、プールを中止にしている学校が多いのは、更衣室や腰洗い槽での安全確保に不安があるためだと思います。

Q5:温泉や風呂で感染する?

宮沢:お湯では感染しない。湯船でのおしゃべりは避けて

 お湯を介して新型コロナウイルスに感染することはありません。仮にウイルスがいてもお湯で薄まっているので感染力はありません。ただし、お風呂でマスクはしませんから、湯船で顔を近づけて大声でしゃべるのはNGです。

Q6:感染したかも。不安です

久住:かかりつけ医に相談。PCR検査は以前よりスムーズに

 熱が出たら、まずかかりつけ医に相談してください。発熱以外でも不安があれば遠慮なく。

 医師が必要と判断すれば、PCR検査も以前よりかなりスムーズに受けられるようになりました。6月2日からは唾液によるPCR検査が可能になり、症状がある人は保険適用されます。従来の鼻咽頭ぬぐい液を採取する場合よりも医療従事者の感染リスクが低くなり、厳重な感染防御を行わなくてもよいので、これから普及すると思われます。

(編集部・石臥薫子、小長光哲郎)

※AERA 2020年7月6日号



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