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高齢者、犯罪被害・検挙ともに割合増 警察白書(2020年7月21日配信『日本経済新聞』)

 警察庁は21日、2020年版の警察白書を公表した。特集では「高齢化の進展と警察活動」と題し、65歳以上の高齢者が犯罪被害者としても、刑法犯の検挙者としても全体に占める割合が増加している現状を取り上げた。

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 19年の刑法犯の認知件数は約74万8千件と戦後最少を更新した。過去10年で半分以下となる中、高齢者の被害件数は約9万2千件と減少幅は3割強にとどまり、全体に占める割合は12%と10年連続で上昇した。被害のうち詐欺の割合が37%と最多で、殺人(28%)、窃盗(11%)、傷害(10%)と続いた。

 オレオレ詐欺やキャッシュカード詐欺盗などの特殊詐欺事件では、全体に占める高齢被害者は8割を超えた。

 刑法犯として検挙された高齢者は05年以降、4万人台で推移。検挙人数が減少傾向にある中、19年全体に占める割合は22%と過去30年で20ポイント上昇した。

 近年では、万引きがほぼ半数を占めており、背景として、白書は「身近に話し相手がいない寂しさや生活困窮がある」と指摘。警察官が高齢者宅を訪れて困りごとの相談に乗っている和歌山県警の取り組み事例などを紹介した。

 特集以外では、新型コロナウイルス感染症や、6月施行の改正道交法で厳罰化が盛り込まれたあおり運転に対する警察の取り組みなどにもページを割いた。



被害者、加害者とも高齢者の割合が増加 警察白書、高齢社会対応の重要性を指摘(2020年7月21日配信『毎日新聞』) 

 警察庁は21日、2020年版の警察白書を公表した。犯罪を巡って被害者と容疑者の双方で65歳以上の高齢者の割合が増えていることに注目し、「高齢化の進展と警察活動」と題した特集を組んだ。

 全国の警察が認知した刑法犯の件数が02年をピークに減少する中、被害件数に占める高齢者の割合は09年から増加し続け、19年は12・3%に上った。オレオレ詐欺など特殊詐欺で高齢者が被害者の8割を超えるなど、知能犯による被害の増加が目立つ。

 一方、刑法犯で摘発された人のうち高齢者が占める割合は、1989年の2・1%から19年には22%に上昇した。同年の万引きの摘発件数では48・7%に上った。警察施設に勾留した際の対応も求められており、白書は、おかゆを出したり、一部で留置担当者が介護の専門家から介助研修を受けたりしていることを紹介した。

 白書は「高齢社会に対応した警察活動の必要性・重要性は今後もますます高まっていく」として、巡回連絡の一環で高齢者の自宅を訪ね、生活相談にのる和歌山県警の取り組みなども記載した

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Author:gogotamu2019
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