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容疑の医師、免許不正取得か 「海外大学の医学部卒」確認できず ALS嘱託殺人(2020年7月25日配信『毎日新聞』)

 難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性に対する嘱託殺人の疑いで医師2人が逮捕された事件で、山本直樹容疑者(43)=東京都港区=が医師免許を不正に取得していた疑いがあることが、捜査関係者などへの取材で明らかになった。厚生労働省も事情を把握しており、山本容疑者の医師免許取得の経緯について調査を始めた。

 捜査関係者などによると、山本容疑者は東京都内の大学の医学部に通っていたが中退した。その後、アジアの学校に留学したという。2010年に医師の国家試験を受験する際、海外の大学の医学部を卒業したと厚労省に申請していた。しかし、京都府警がこの大学に照会したところ、卒業は確認できなかったという。

 海外の医学部を卒業した人が、日本で医師国家試験を受けるためには、医師法の規定に基づき、書類審査や日本語診療能力の調査を経て受験資格を得る必要がある。

 山本容疑者と共に逮捕された医師の大久保愉一(よしかず)容疑者(42)=仙台市泉区=は厚労省の医系技官だった09年ごろ、医師免許の国家試験などに関わる部署に所属していたという。

 大久保容疑者は弘前大卒だが、山本容疑者が都内の大学に通っていたころ、大学間の研究グループを通じて知り合い、親交を深めてきた。大久保容疑者が山本容疑者の学歴に関わる事情を知っている可能性もあるという。

 山本容疑者は泌尿器科が専門で、ED(勃起不全)治療専門のクリニックの院長。2人は共著で、病死と見せかけて高齢者を殺害する方法を説く電子書籍も出版している。



ALS嘱託殺人 女性の主治医「言葉もない」「死を無駄にしないで」(2020年7月25日配信『毎日新聞』)

 難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性に頼まれ、薬物を投与して殺害したとする嘱託殺人容疑で医師2人が逮捕された事件で、女性の主治医が25日、報道陣に対し「言葉もない」と心情を語った。

 女性は、京都市中京区の林優里さん(51)。2019年11月30日、自宅マンションで意識を失っているのが見つかり、病院で死亡が確認された。

 女性の父親(79)は事件当日、女性の異変に気付いたヘルパーから連絡を受け、駆け付けた主治医から「事件性があるかもしれない」と伝えられた。

 主治医は25日、報道陣に対して「守秘義務があるので、取材に答えられない」とし、女性の病状などについても「話せない」と繰り返した。ただ「患者さんの死を無駄にしない、尊厳を毀損(きそん)しないことが大事。しっかり息の長い取材をしてほしい」と話した。

 女性は自身のブログやツイッターに、主治医とのやりとりなどを記していた。19年3月のブログには、「診断を受けて間もない頃、主治医の紹介でALS患者さんと何度かメールのやりとりをした。……それがはじめてのほかのALS患者さんとの会話だった」などと記しており、主治医が女性の置かれた状況を配慮していた様子がうかがえる。



元ヘルパー「生きていてほしかった」(2020年7月24日配信『日テレニュース』)

全身の筋肉が衰える難病ALSを患う女性の依頼を受け、薬物を投与し殺害したとして、医師2人が逮捕された事件で、女性の父親が取材に応じ、複雑な胸の内を語りました。

宮城県仙台市の医師・大久保愉一容疑者と東京都港区の医師・山本直樹容疑者は去年11月、全身の筋肉が衰える難病ALSを患う林優里さんの依頼を受け、薬物を投与し殺害した嘱託殺人の疑いで、23日に逮捕されました。

林さんの父親やヘルパーをしていた女性が取材に応じ、複雑な胸の内を明かしました。

林優里さんの父親「2つの気持ちが同時進行しているというのは、複雑な気持ちですね。クソッタレと言ってね、犯人側に対する気持ちと、優里の納得した気持ちと、両方が同時に私の心の中では進んでいますので」

林さんの元ヘルパー「『死にたいねん』ということは、2年間のあいだに何度かは、口に出して言っていたことはあります。できればやめてほしかったなって。どんな形でも生きていてほしかったなという思いはあります」

事件前に、林さんから山本容疑者の口座に100万円以上の現金が振り込まれていたということで、警察は、殺害を依頼する報酬とみて、調べています。

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