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石原慎太郎氏、ALS「業病」発言に異論続出 取材依頼も...関係者通じ「丁重にお断りしたい」(2020年7月28日配信『j-castニュース』)


元東京都知事で作家の石原慎太郎さん(87)が、嘱託殺人の疑いで逮捕された医師2人をツイッターで擁護して、論議になっている。

2人の行為を「武士道」になぞらえた投稿には異論も多いが、石原さんは、その後は沈黙したままだ。石原さん側に取材しようとしたが、関係者を通じて「丁重にお断りしたい」との連絡が来た。

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石原慎太郎さんのツイートが論議に

ALS患者らは「『死ぬ権利』よりも『生きる権利』を」と訴えたが...

この事件では、難病の筋萎縮性側索硬化症(ALS)で在宅介護を受けていた京都市内の女性(当時51歳)が2019年11月に亡くなったことについて、京都府警は20年7月23日、女性から依頼を受けて薬物を投与し殺害したとして、仙台市内などの医師2人を逮捕し、経緯を調べている。

各メディアの報道によると、医師らは、SNSを通じて女性と知り合った。女性は、「死ぬ権利」をネット上で訴え安楽死を望んでいたといい、同様な投稿をしていた医師らに依頼したとみられている。事件の直前には、医師の口座に女性から130万円が振り込まれていたといい、医療行為ではなく報酬目当てだったとも府警は見ているという。

医師らが主治医ではなく、女性の症状が安定しており死期が迫っていなかったとして、府警は、女性は安楽死ではないとの見方を示したとの報道もあった。女性は、病を克服して生きたいという意思も示していたといい、気持ちが揺れていた面もあったらしい。

ALS患者や家族らでつくる日本ALS協会は27日、「医療倫理に背く行為であり、二度とあってはならない」などと医師らを批判し、ALS患者でもあるれいわ新選組の舩後靖彦参院議員は23日、「『死ぬ権利』よりも『生きる権利』を守る社会にしていくことが、何よりも大切」だとする見解を出した。

ところが、石原慎太郎さんは27日、容疑者の医師らを擁護する内容をツイッターに投稿した。

「武士道の切腹の際の苦しみを救うための介錯の美徳」と表現

石原さんはツイートで、ALSについて、前世の悪行の報いの意味でも使われる「業病」との言葉を使い、「自殺のための身動きも出来ぬ女性が尊厳死を願って相談した」とした。

容疑者の医師らは、検察がまだ起訴していないが、「二人の医師が薬を与え手助けした事で『殺害』容疑で起訴された」として、「武士道の切腹の際の苦しみを救うための介錯の美徳も知らぬ検察の愚かしさに腹が立つ」と怒りを露わにした。そのうえで、「裁判の折り私は是非とも医師たちの弁護人として法廷に立ちたい」と締め括っている。

この投稿は、7月28日夕現在で1万件ほどもリツイートされており、賛否両論の意見が寄せられている。

石原さんに批判的な声も相次ぎ、ツイッター上などでは、「『業病』などという、レッテル貼りをするのは、止めて」「尊厳死とすることは今の日本の法律では認められていない」「お金儲けのための自殺幇助ならば、またそれは違うのでは」といった指摘が出た。

一方で、安楽死などは認めるべきではないかとの意見も多く、「耐え難い苦痛を感じならから生き続けることの方が不幸」「『幕を下ろす』選択を、自らが自由に選択できるように」「国会議員にはタブーを恐れず法整備をしてほしい」などと書き込まれている。

石原さんは、様々な意見が寄せられたことについて、ツイッターでは28日19時時点では何も反応していない。J-CASTニュースでは同日、関係者を通じて石原さんに取材しようとしたが、「丁重にお断りしたい」とのことだった。



石原慎太郎元都知事が「業病のALS」ツイートを謝罪「私の不明の至り」(2020年7月31日配信『東京スポーツ』)

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 石原慎太郎元都知事(87)が31日、ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者殺害事件を巡る自身のツイッターの書き込みで「不明の至り」と言葉の誤用があったと謝罪した。

 ALS患者の女性に薬物を投与し、嘱託殺人の疑いで、医師2人が逮捕された事件を受け、石原氏は27日に「業病のALSに侵され自殺のための身動きも出来ぬ女性が尊厳死を願って相談した二人の医師が薬を与え手助けした事で『殺害』容疑で起訴された。

武士道の切腹の際の苦しみを救うための介錯の美徳も知らぬ検察の愚かしさに腹が立つ。裁判の折り私は是非とも医師たちの弁護人として法廷に立ちたい」と書き込んでいた。

「業病」とは、前世の悪行の報いで起こる病気の意味があり、ネット上で「差別発言」「作家なのに言葉の意味が分からないのか」などと炎上していた。石原氏はこの日、「ALSを難病とせず業病と記したのは偏見によるものでは決してなく、作家ながら私の不明の至りで誤解を生じた方々に謝罪いたします」と詫びた。

 石原氏の失言は東日本大震災時の「天罰だと思う」や「女は閉経したら子どもを生む能力はない。そんな人間がきんさんの年まで生きてるのは地球にとって、悪しき弊害」など枚挙にいとまがないが、今回は素直に謝罪した格好だ。



石原慎太郎氏が謝罪 ALSを業病と表現 「作家ながら私の不明の至り」(2020年7月31日配信『毎日新聞』)

 ALS(筋萎縮性側索硬化症)の女性患者の依頼を受け、2人の医師が殺害したとされる事件に関し、元東京都知事の石原慎太郎氏(87)が自身の公式ツイッターに「業病のALS」と投稿した問題で、石原氏は7月31日、「ALSを難病とせず業病と記したのは偏見によるものでは決してなく、作家ながら私の不明の至りで誤解を生じた方々に謝罪いたします」とツイッターに投稿した。

 業病とは「前世の悪業(あくごう)の報いでかかるとされた、治りにくい病気。難病」の意味。石原氏は7月27日、「業病のALSに侵され自殺のための身動きも出来ぬ女性が尊厳死を願って相談した二人の医師が薬を与え手助けした事で『殺害』容疑で起訴された」と事件を説明。その上で「武士道の切腹の際の苦しみを救うための介錯の美徳も知らぬ検察の愚かしさに腹が立つ。裁判の折り私は是非とも医師たちの弁護人として法廷に立ちたい」と弁護した。実際は医師は起訴されていない。この発言に対し、「優生思想に基づく差別発言」「作家なのに業病の意味さえ知らないのか」などと批判が相次いでいた。

 4日ぶりに更新した7月31日のツイートでは、前回ツイートについて「先に難病のALS患者の死を幇助した医師たちの行為を『殺害』容疑で逮捕した警察への批判の際」と説明。検察から警察、起訴から逮捕へ修正していたが、それに対する釈明はなかった。ツイッターでは「誤解を生じさせたことについて謝罪していますが、業病と書いたことへの謝罪はしないのですか?」などと今回の謝罪投稿への批判も相次いでいる。







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