FC2ブログ

記事一覧

心のバリアフリーを 四箇郷小学校で集会(2019年6月26日配信『わかやま民報』)

キャプチャ

 障害の有無にかかわらず互いに支え合い、理解し合う「心のバリアフリー」をテーマにした集会が24日、和歌山市立四箇郷小学校(上田仁校長、和歌山県和歌山市有本)で開かれた。児童が主体となり企画から運営までを行う児童会主催の「なかよし集会」の一環。子どもたちは、思いやりの大切さを伝える朗読劇や、手話を交えたダンスなどで理解を深めた。

 特別ゲストに迎えたのは、同市の児童文学作家たかだゆき子(髙田友紀子)さん、サックス奏者の岡なづきさん、手話に歌とダンスを融合させたサインシンガーの強力翔(ごうりきかける)さん、シンガーのSAYAKAさん、兄弟芸人「すみたに」の6人。

 全校児童466人を前に、肢体不自由ながらことし4月に児童文学作家としてデビューした、たかださんの絵本『やさしい きもち』に登場するキャラクター(ウサギ、クマ、サル)を児童会のメンバーが演じ、たかださんが、動物のせりふ以外の部分を優しく朗読した。

 また、少しでも聴覚障害のある人と対話できるよう、強力さんの歌とダンスに合わせて手話を楽しく学習。岡さんの軽快なサックスの音色で「ひまわりの約束」「パプリカ」「世界に一つだけの花」の曲に乗せて、児童らは身振り手振りで手話を学んでいた。

 すみたにがクイズで子どもたちを沸かせ、SAYAKAさんが歌うわかやま国体・大会イメージソング「明日へと」に合わせ「きいちゃんダンス」を全員で踊った。

 集会後、たかださんは「動物の特性を生かして、それぞれできることとできないことを絵本を通して少しでも子どもたちに思いやりや優しさを感じてもらいたい。大人の方にはさらに深く理解してもらえれば」と笑顔。児童会で企画を立てた6年生の相坂璃音さん(12)は「4月に企画を考えて5月に学校へ話をし、この6月に素晴らしい集会が実現した。みんなが想像以上に楽しんでくれてとてもうれしい。年1回の集会なので来年も記憶に残る集会をしてほしい」と話した。

キャプチャ



健常者との壁なくす絵本に(2019年5月11日配信『ニュース和歌山』)

キャプチャ2

 肢体障害がありながら、仕事や読み聞かせ活動などに打ち込む和歌山市のたかだゆき子(髙田友紀子)さん(23)が4月19日、児童文学作家デビューを飾る『やさしい きもち』と『はじめての うみ』を出版した。「理不尽なことで傷つけられることもあるが、優しい気持ちで頑張って生きれば、きっと助けてくれる人が現れる。この本で健常者との壁をなくしたい」と望んでいる。

肢体障害のたかださん初出版

 双子で生まれ、低体重のため障害が残ったゆき子さん。幼少期から母親が読んでくれる絵本が楽しみで、ページごとに印象的なことをよく語り合った。成人後は病院で作業療法士のアシスタントとして働くかたわら、読み聞かせグループに参加。今年1月からは個人でも月1回、「ゆっこりんのおはなし会」を開き、今回、夢だった絵本の出版を実現させた。

 『やさしい きもち』は、日ごろ感じている健常者との壁と、その中で見つけた優しさを表した。猿たちがウサギからクッキーを取り上げ、「登ってくればよい」と木の上で食べてしまう。仕方なく熊とアップルパイを作ったウサギだが、再び猿が現れる。熊にしかられる猿たちを前にウサギは「クッキーがほしかったんじゃない。優しい気持ちで仲間に入れてほしかった」と打ち明ける──。

 『はじめての うみ』は昨夏、磯の浦海水浴場で経験した人生初の海水浴が題材。砂浜にマットを敷き、水陸両用車いすで海に入った時を振り返り、「海側から見た陸の景色、波しぶき、潮風の心地よさ、いずれも感動ばかり。海は行けない場所だとあきらめていましたが、『生きていれば楽しいことに巡りあえる』と心から思えました」。

 『やさしい~』は40㌻、1620円。『はじめての~』は28㌻、1404円。宮脇書店和歌山店、ツタヤウェイガーデンパークほかで販売。







スポンサーサイト



プロフィール

gogotamu2019

Author:gogotamu2019
障害福祉・政治・平和問題の最新ニュース・論説紹介

最新記事

カテゴリ