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「アベノマスク」とやゆされた布マスクが(2020年7月30日配信『東奥日報』-「天地人」)

 「アベノマスク」とやゆされた布マスクが、まだ配られようとしているとの報道には目を疑った。春から続く介護施設や児童施設などへの配布事業だが、マスクの品薄はとっくに解消している。政府の新型コロナウイルス感染症対策は、どこに重点を置いているのかよく分からない。

 改めて、わが家にも届いた布マスクを取り出すと、小さくて鼻からあごまで覆えず、密着感もない。子どもたちならまだしも、施設の職員らに十分役に立つのか心配になる。

 総事業費は247億円。既に配布した約7千万枚に加え、約8千万枚を配る。今後の感染拡大の可能性も踏まえての準備というのが政府の言い分だが、野党から「現場は不織布のマスクを使っている。間に合う分は製造も配布もやめた方が良い」などと批判され、配布の延期を検討することになった。

 「Go To トラベル」は「感染症の拡大が収束し、国民の不安が払拭(ふっしょく)された後」との閣議決定を覆すかのように強行された。翻って布マスクの配布は、決めたことは変えられないと言わんばかりではないか。

 PCR検査の拡充と感染者の隔離、ワクチン開発、休業補償など喫緊の課題は山積している。病床確保や受診控えなどで経営が悪化している病院へ支援も欠かせない。きのうは岩手県で初の感染者が確認され、全国では1000人を超えた。対策の優先順位づけが急務だ。



8000万枚の布マスク 希望施設のみ配布に変更 加藤厚労相(2020年7月31日配信『NHKニュース』)

 今月下旬から介護施設などに一律に配布する計画だった8000万枚の布マスクについて、加藤厚生労働大臣は、現場の声などを踏まえて、希望する施設のみへの配布に変更する方針を明らかにしました。

 介護施設や障害者施設の職員や利用者などに配布を進めてきた布マスクについて、厚生労働省は、介護施設の中から「今、必要な物は布マスクではない」といった声が出ていることなどを踏まえ、今月下旬から予定していた8000万枚の配布を延期しています。

 加藤厚生労働大臣は、記者会見で「これまで、すべての対象施設に一律に配布してきたが、現在のマスクの状況を踏まえ、配布を希望する介護施設などに随時配布をするやり方にしていきたい」と述べ、計画を変更する方針を明らかにしました。

 来月5日から、厚生労働省のホームページに、希望を受け付ける専用のメールアドレスと電話番号を公表し、申し込みから3週間程度で配布する予定だということです。

 加藤大臣は「結果として残るものがあれば、次に向けて国で備蓄をしたい。介護施設の関係者からは、布マスクは備蓄などにも活用でき、ありがたいという声をいただいている」と述べ、布マスクの有効性を強調しました。





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Author:gogotamu2019
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