FC2ブログ

記事一覧

「受診自粛」という危機 予防は不要不急? 新しい日常が生み出す未来とは(2020年8月7日配信『毎日新聞』)

キャプチャ
新型コロナウイルスの軽症患者を受け入れた彦根市立病院=滋賀県彦根市八坂町で2020年7月15日午後0時52分、柳澤一男撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大で、各地の病院が患者の減少に直面している。コロナ感染者を受け入れている病院はもちろん、受け入れていない病院も同じ傾向という。病院関係者は「受診自粛が新しい日常になりつつある」と危機感をあらわにする。その先に待っているものは――。

 「病院に来たら新型コロナウイルスがうつりませんか」。滋賀県の指定医療機関として感染者の受け入れを4月20日に始めた彦根市立病院の金子隆昭院長(62)は、担当している脳神経外科の外来患者の言葉にショックを受けた。

 県から専用病棟を設けるよう要請され、「医療ニーズが供給を上回る特殊な災害」と捉えて感染者用の20床を用意した。院内感染を出さぬよう感染者の動線管理やゾーニングを徹底。病棟の一つの階を防火扉などで仕切り、感染者は他の階には止まらない専用エレベーターで地下から直接、移動するようにした。看護師も通常より2割多く配置し、防護服の着脱研修を何度も実施したり、商工会議所を通して防護服を地元企業からかき集めるなどしたりして備えた。専用病床は最大58床まで増やし、7月15日現在で計22人が入院した。だが、このような努力は地域の人たちに正確に伝わっていなかったのだ。

 住民だけではない。周辺の医療機関からも敬遠されたり心ない言葉を言われたりした…




スポンサーサイト



プロフィール

gogotamu2019

Author:gogotamu2019
障害福祉・政治・平和問題の最新ニュース・論説紹介

最新記事

カテゴリ