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あおり運転「同乗の女」とデマ拡散、名誉毀損で元豊田市議に33万円の賠償命令(2020年8月17日配信『弁護士ドットコ』)

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あおり運転事件でデマを流された女性(2019年8月23日、東京都、弁護士ドットコム撮影)

茨城県守谷市の高速道路で起きたあおり運転事件で、事件と無関係なのに「同乗の女」というデマを流され、名誉を傷つけられたとして、東京都の女性が元愛知県豊田市議の原田隆司氏に慰謝料など110万円の損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁(田中寛明裁判長)は8月17日、原田氏に33万円の支払いを命じた。

女性はツイッターやインスタグラム、まとめサイトで「ガラケー女」などと誹謗中傷をした人に対し、複数の発信者情報開示請求訴訟を提起しており、損害賠償を命じる判決は一連の訴訟で初めて。

●どんな投稿が問題になった?

訴状などによると、原田氏は自身のFacebookに、女性の名前や顔写真が掲載されたツイッターのデマ投稿や女性のインスタグラムのスクリーンショットと共に、「あおり運転指名手配 同乗の女も見つけたようです。たぶん一緒にいるんでしょうね。早く逮捕されるよう拡散お願いします」と投稿した。

原田氏側は答弁書で、「女性はすでに複数人と和解が成立しており、一つの被害に対してすでに弁償がされている」、「嫌がらせを受けた事実は、今回のFacebookへの投稿とは全く無関係で、因果関係を明らかにすべき」などと反論していた。

地裁は2月17日、一定額の解決金で和解するよう勧告したが、女性側は「金額にかかわらず、先例となるような裁判所の判断がされることで同種の事案を抑制したい」などと受け入れ拒否を表明。協議は決裂した。



「同乗者の女」とデマを流した元市議に33万円の賠償命令(2020年8月17日配信『東京新聞』)

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判決後に会見する女性の代理人の小沢一仁弁護士

 茨城県の常磐自動車道で起きたあおり運転殴打事件に関連し、「同乗者の女」というデマをインターネットで広げられ名誉を傷つけられたとして、東京都内の会社経営の女性が、愛知県豊田市の原田隆司・元市議(58)に110万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は17日、原田氏に33万円の賠償を命じた。田中寛明裁判長は「社会的評価を低下させた」と認めた。

 判決などによると、昨年8月10日に起きた事件で、加害者の男の車に同乗して暴行の様子を携帯電話で撮影していた女が、原告の女性だとする誤った情報が1週間後、ネット上で広がった。

 原田氏はこのデマを引用して自身のフェイスブックに投稿。女性の顔写真や実名を掲載し、「同乗の女も見つけたようです」「早く逮捕されるよう拡散お願いします」などと書き込んだとされる。

 原田氏は女性に謝罪し、議員を辞職。裁判では、デマを流した他の相手から女性が和解金を受け取っており、損害は補塡(ほてん)されているとして争ったが、退けられた。

 女性の代理人の小沢一仁弁護士によると、女性は「この賠償額でデマ拡散の抑止力になるのか。費やした時間や精神的負担などを考えると、見合っているのか分からない」と判決を疑問視したという。

 小沢弁護士は「他人のコメントを引用し、ひと言を書き加えただけで数十万円の賠償を負わされる可能性があると知れわたった。一般人への抑止効果はある」と意義を強調。その上で、「非難したくなるようなネット情報に触れても、1次情報に当たって事実を確認した方が良い」と呼びかけた。

 女性は数百件の迷惑電話や1000通を超える中傷のメッセージを受けており、今後もネット上にデマを書き込んだ人たちの情報開示請求を進め、和解に応じない場合は訴訟を検討する。



虚偽情報拡散の元市議が謝罪=常磐道あおり運転―愛知県豊田市(2019年11月5日配信『時事通信』)

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記者会見する元愛知県豊田市議の原田隆司氏=5日、同市

 茨城県守谷市の常磐道で男性が「あおり運転」を受け殴られた事件をめぐり、無関係の女性を容疑者扱いしてインターネット上で拡散させた愛知県豊田市の原田隆司元市議(57)は5日、同市内で記者会見し、「被害者の女性を傷つけてしまい、おわびする」と謝罪した。

 原田氏は「犯人が早く捕まればとの思いから、友人からのフェイスブックの情報を事実確認をせずに軽率にシェアしてしまった」と経緯を説明。「市議会に対しても不名誉な行為をしてしまった」と語った。

 同氏は混乱の責任を取って、2日に市議を辞職。被害者の女性は、ネットで実名がさらされたとして、同氏に損害賠償を求めている。同氏は女性側の弁護士に対し、できるだけ早く本人への謝罪と話し合いの場を持ちたいと伝えているという。

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原田隆司市議が謝罪動画を投稿したフェイスブックの画面



デマ拡散の市議が辞職 あおり運転、愛知・豊田(2019年11月2日配信『共同通信』)

 茨城県の常磐自動車道で8月に起きたあおり運転殴打事件を巡り、無関係の女性を「同乗者の女」とするデマをインターネットで拡散した愛知県豊田市の原田隆司市議が2日、杉浦弘高議長に辞職願を提出し、受理された。取材に対し原田氏は「女性や市民に心からおわびしたい」と話した。

 原田氏によると、1日夜に支援者らとの会合で経緯を説明したところ、辞職を求める意見が出たため決めたという。原田氏は「女性に直接謝罪し、一日も早く解決させていただきたい」と訴えた。

 女性はデマで名誉を傷つけられたとして、慰謝料を求めて原田氏を提訴。訴えによると、原田氏は事件後、写真共有アプリ「インスタグラム」に掲載された女性の写真を自身のフェイスブックに添付し「早く逮捕されるよう拡散お願いします」と投稿した。

 原田氏は10月30日に記者会見を開き「軽率な画像シェアでご迷惑をお掛けした」と謝罪した。フェイスブックでも2日に辞職を報告し「和解していただけるよう努めて参ります」とした。



愛知の元市議、争う姿勢「あおりデマ」で初弁論(2019年12月9日配信『産経新聞』)


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記者会見する愛知県豊田市の原田隆司元市議=11月5日、豊田市

 茨城県の常磐自動車道で今年8月に起きたあおり運転殴打事件をめぐり、「同乗者の女」とのデマをインターネット上で広げられて名誉を傷つけられたとして、東京都の会社経営の女性が元愛知県豊田市議、原田隆司氏(57)に計110万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が9日、東京地裁であり、原田氏は請求棄却を求めた。

 訴状によると、原田氏は写真共有アプリ「インスタグラム」に掲載された女性の写真を自身のフェイスブックに添付し「早く逮捕されるよう拡散お願いします」と投稿。女性の名誉を傷つけたとしている。

 女性は原田氏とは別に、情報の拡散に関わったと申し出た7人と既に和解。他の投稿も発信元を特定し、賠償請求する意向を示している。原田氏は提訴された後の11月に議員辞職した。




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