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河野防衛相が「女系天皇」容認論 自民保守系は反発(2020年8月26日配信『時事通信』)

 「ポスト安倍」に意欲を示す河野太郎防衛相が、母方にのみ天皇の血筋を引く「女系天皇」を容認すべきだと発言し、男系維持を求める自民党の保守系議員が反発を強めている。女系天皇に否定的な安倍晋三首相の下、党内では安定的な皇位継承をめぐる議論が低調で、河野氏の問題提起がこうした状況を変えるのかは見通せない。

 河野氏は23日のインターネット番組で、男系維持が望ましいと断った上で、「(現行の皇室典範では)結婚すると女性は皇室から外れるわけだが、とにかく女性も皇室に残す」と提唱。「男の子がいなくなった時にはしょうがないから、愛子さまから順番に女性の皇室のお子さまを天皇にすることを考えるのが一つだ」と踏み込んだ。

 女系天皇は河野氏の持論で、2016年にも自身のブログで提起している。25日の記者会見で真意を問われると、「男系維持にはかなりのリスクがあると言わざるを得ない」と述べ、国民的議論を急ぐよう訴えた。

 これに対し、自民党保守系議員でつくる「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」は25日の総会で、河野氏に真意をただすことを確認。同会幹事長の山田宏参院議員はツイッターで「男系とは何かをしっかり勉強すべきだ。その上での信念なら首相候補として支持できない」と警告した。

 他のポスト安倍候補の態度は慎重だ。岸田文雄政調会長は24日の会見で「男系天皇を今日までずっと維持してきたという歴史の重みは強く感じる」と当たり障りのない発言でかわした。菅義偉官房長官も「慎重かつ丁寧に検討を行う必要がある」と従来の政府見解を繰り返すにとどめた。

 河野氏が所属する麻生派のベテラン議員が、自民党内の空気を代弁する。「首相を目指す人間の言うことではない」と戒め、過去の突出した主張の数々を念頭に「これまでの発言の一つずつで落とし前を付けないといけないのに、案件を積み増してどうするのか」と突き放した。



宙に浮く「安定継承」 次期政権先送り観測も―天皇陛下即位から1年時(2020年5月2日配信『時事通信』)

 天皇陛下が即位されてから1日で丸1年。政府は今月にも安定的な皇位継承確保策に関する議論を本格化させる方針だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で動けない状態だ。感染症の収束時期が見通せない中、政府内には結論を安倍晋三首相退任後の次期政権に持ち越す見方も浮上している。

 政府は当初、秋篠宮さまが皇位継承1位の皇嗣となられたことを国内外に示す「立皇嗣の礼」後に議論を始める予定だった。昨年後半から水面下で有識者からの聞き取りに着手。女性皇族が結婚後も皇室にとどまる「女性宮家」の創設や旧皇族の皇籍復帰などについて意見聴取していた。

 しかし、今年に入って新型コロナ感染が拡大。4月7日に緊急事態宣言が発令され、同19日に予定された立皇嗣の礼も当分延期すると閣議で決定、議論も先送りされることになった。立皇嗣の礼の開催時期について、首相周辺は「収束が見通せず白紙だ」と語る。

 菅義偉官房長官は4月30日の記者会見で「現在は現下の状況に鑑みながら、感染症(対策)にまずは全力を挙げて取り組んでいく」と語った。

 安定的な皇位継承をめぐる議論では、女性・女系天皇に道を開くかどうかが焦点。男系男子の維持を主張する保守層を支持基盤に持つ首相にとっては頭の痛い課題だ。

 新型コロナ感染の収束時期によるが、立皇嗣の礼が来年になれば、皇位継承議論もそれに伴いずれ込むことになる。首相の自民党総裁任期は来年9月末。政権内には「この状況が続けば時間切れかもしれない。次の政権で結論を得ればいい」(幹部)と、議論に消極的な声も出ている。



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