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<コロナの街角> 触れ合う。生きていくために(2020年8月26日配信『中日新聞』)

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触手話でコミュニケーションを取る盲ろう者の小林功治さん(左)=名古屋市中区で

 距離を取っていては生きていけない人たちがいる。視力や聴力に障害がある盲ろう者たち。意思を伝えるために互いの距離を詰め、手を触る。他者と接触せずにはいられない。

 新型コロナウイルス感染拡大で、「手話通訳や介助員の派遣の数は半減した」。自身も盲ろう者である、あいち聴覚障害者センターの小林功治さん(39)は話す。「ステイホーム」している盲ろう者の中には、ただ座って一日を過ごす人もいるという。感染を防ぐための情報収集も難しい。外に出ても、以前のように人に助けを求めることもできなくなった。

 「今、この状況を打破するための有効な方法はない」と小林さん。マスクを着け、繰り返し洗う手を取り合う。周りには、今まで以上に盲ろう者の存在を伝え、理解を深めてもらうしかない。「知られていないことが何よりの障害。私たちが暮らしていくには、社会の支えが必要だ」 (写真・文=木戸佑)




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