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地震の危険、触って学ぶ 障害者支援団体、和歌山盲学校に教材贈る(2020年8月27日配信『毎日新聞』)

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教室内を再現した防災教材の使い方を説明する榎純子代表(中央)=和歌山市府中の県立和歌山盲学校で2020年8月21日午前11時9分、木原真希撮影

 ◇教室模型で被害の様子再現

 視覚障害のある子どもたちに地震時の危険性をイメージしてもらおうと、「県障害者支援赤十字奉仕団 拡大写本 グループあかり」のメンバーらが21日、県立和歌山盲学校(和歌山市府中)に触って学べる防災教材を寄贈した。地震被害を再現できる教室模型で、盲学校の生徒を対象にした防災教材は珍しいという。同校は「生徒たちは物が倒れてくるなどの状況を想像しづらい。触って覚えることで避難訓練の際にも状況を想像しやすくなるのではないか」と話している。【木原真希】

 日本赤十字社では、2011年の東日本大震災以降、防災教育に力を入れており、開発した教材を全国の幼稚園・保育園、小中学校、高校などに無償提供している。

 県内でも複数校に提供してきたが、担当する日本赤十字社県支部(同市吹上2)の生地(おいじ)孝好事業推進係長は昨春、視覚障害者向けの教材がないことに気付いた。

 すぐに、和歌山盲学校や、盲学校の生徒らに教材や絵本を提供している「あかり」のメンバーに相談。教室内の棚が倒れてくる様子などを立体模型で再現した教材づくりを企画した。

 あかりのメンバーが作製に携わり、縦55センチ、横65センチのプラスチックボードを教室に見立てて、ミニチュアの机や椅子、本棚などを設置。揺らすと本棚や壁が倒れる仕掛けにした。布で作った小さな本が飛び出し、壁に掛けた時計も落下するなど、生徒たちがよりリアルに被害を感じられるよう、細部にまでこだわった。

 この日、あかりの4人が和歌山盲学校を訪れ、職員に完成した教材を手渡した。職員の南尚樹さん(50)は「もらった教材に触って覚えることで、どこに物を置いておけば災害時に安全かなどを具体的にイメージできるようになるのではないか」と期待した。

 「あかり」の榎純子代表(64)は「生徒たちが触っても安全なように慎重に素材を選んだ。低学年の子たちも遊びながら防災を学んでほしい」と話した。



障害児に絵本との出合いを グループあかり 25冊を県立図書館へ(2015年8月22日配信『ニュース和歌山』)

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 視覚障害のある子どもたちに向けた絵本や教材を作る「県障害者支援赤十字奉仕団 拡大写本ボランティアグループあかり」は8月7日、弱視の人が読めるよう文字や絵を大きくした拡大写本と、手ざわりの優しい布で仕上げた絵本計25冊を和歌山市西高松の県立図書館に贈った(写真)。榎純子委員長は「これまでは盲学校や支援学校に寄贈してきましたが、図書館は初めてです。今まで絵本とふれる機会のなかった子どもたちに本と出合ってもらえれば」と願う。

 1979年発足の同会は拡大写本のほか、視覚障害者がさわって動物の形が分かるよう配慮したぬいぐるみ、知的障害児のために布を素材にした絵本などを手づくりしている。現在は女性13人が毎週1回集まり、製作にあたる。

 今回贈った拡大写本は、『おこりんぼママ』『ガリバーりょこうき』『みつばちマーヤ』はじめ、市販されている絵本を見やすくした20冊。絵や文字を大きくしただけでなく、明るい色を使ったり、絵一つひとつを黒で縁取りしたり、背景をなくしてシンプルにしたりと、弱視者が見やすいよう配慮している。このほか、絵に凹凸が出るよう布で作った『ノンタンぶらんこのせて』『だるまさんと』など5冊も贈った。

 同館は展示方法や貸し出し方法を検討中で、「読むことをあきらめてしまっていた子たちに、読書の楽しみを感じてもらえれば」と語っていた。






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Author:gogotamu2019
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