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「党員投票を」要望広がる 自民青年局、10府県連が要請 岸田氏も「望ましい」(2020年8月31日配信『毎日新聞』)

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総裁選について記者の質問に答える自民党の岸田文雄政調会長=東京都千代田区の同党本部で2020年8月31日午後5時4分、竹内幹撮影

 自民党総裁選で党員投票を行わない方針となっていることを巡り、党青年局は31日、国会議員143人分と地方議員403人分の署名を添え、党員投票を求める申し入れ書を二階俊博幹事長に提出した。党幹部や地方組織からも党員投票を求める声が相次いだ。

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自民党の稲田朋美幹事長代行

 小林史明青年局長らは31日、党本部で二階氏らに「より多くの国民の理解と支持を得るためには、全ての党員に開かれた透明な選出手続きが不可欠」などとする申し入れ書を手渡した。

 総裁選立候補に意欲を示す岸田文雄政調会長も31日の民放番組で「党員に意思表示してもらうことを考えたら党員投票が望ましい」と主張。稲田朋美幹事長代行も同日、首相官邸で記者団に「党員が総裁選で1票を投じるのは非常に大きな権限で、制限するのは慎重であるべきだ」と述べた。

 党員投票を求める動きは地方組織にも広がった。31日は大阪府連や神奈川県連の幹部らが党本部を訪れ、党員投票を実施する形での総裁選挙を要望した。岩手、山形、岐阜、三重、滋賀、兵庫、鳥取、島根をあわせた10府県連が郵送やメールなどで同様の要請をしている。

 大阪府連は多賀谷俊史幹事長が党本部に要望書を提出した。要望書は党員投票について「党員が有する最大の権利であり、党員になる最大の利点」と指摘。「新しい総裁が選ばれるこの時に党員の権利を行使できなければ、党員減少に拍車がかかる危惧もある」としている。

 岩手県連の要望書は党員の意向反映を求め「次期総選挙に向け開かれた自民党をアピールするため」とも訴えている。

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総裁選について党員・党友投票の実施を二階幹事長に申し入れた後、取材に応じる自民党の小林史明青年局長(中央左)=31日午後、東京・永田町の党本部



党内から続々「党員投票省略の総裁選に異議」の声(2020年8月31日配信『JBプレス』)

党員の声を無視しての総裁選実施なら政党の意義問われることに<

ギ安倍晋三首相の突然の辞任表明により、自民党の次期総裁を選ぶ総裁選の火ぶたが切って落とされた。菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長、河野太郎防衛相、石破茂元幹事長らの名前が取りざたされているが、その総裁選は通常の総裁選とは違い、地方の党員投票を伴わない両院議員総会での投票になりそうな雲行きだ。しかし、党員の声を反映しないこの方式に異議を唱える動きが自民党内から起こっている。現在、その中心で奮闘する小林史明・自民党青年局長に活動の狙いを聞いた。(JBpress)


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(小林 史明:衆議院議員、自民党青年局長

このままでは自民党は国民から見放されてしまうのではないか――私はいま、そんな強い危機感を抱いています。

 8月28日、安倍総理が辞任表明をした。その瞬間、自民党の次期総裁を決める総裁選の始まりを告げる号砲が鳴らされました。

 現時点で具体的な日程や選出方法は決まっていませんが、報道では8月28日の総理の辞任表明の直後から、通常の党員投票を伴う方式ではなく、両院議員総会において国会議員票と各都道府県連代表各3人による投票結果で決める方式になりそうだと報じられています。私は危機感を覚えるのはここです。< 今回の総裁選は、政権与党の総裁を選ぶ選挙です。つまり日本の総理大臣を選ぶ選挙になります。そうした極めて重要な選挙ですから、本来、広く全国の党員の意見を反映すべきです。ところがいま党内は、党員、すなわち国民の声を聞くプロセスを省略するような方向で動いています。こうした発想が簡単に出てくるのは、政党として極めて危ない事態と言えます。

 報道によれば、両院議員総会での総裁選になりそうな理由の一つは、「コロナ禍の中で大規模な総裁選をする難しい」ということだそうです。しかし、党員投票は郵便投票ですから、投票自体で人々が密の状態になることはありません。コロナ禍は党員投票をしない理由にはならないでしょう。

 そのためには、多くの国民と考えを共有する機会が必要ですし、そしてその人たちから信任を得るというプロセスが不可欠です。総裁選はそういうオープンなプロセスにするのがベストなのです。

 そして、そういう環境が整えば、後はそれぞれの候補者が、フェアなルールの下で競えばいい。そういうシンプルな考えです。

 もう一つ加えるなら、私自身は総裁選で岸田文雄政調会長を支援しようと考えています。その点を踏まえても、われわれのこの活動が特定の候補のためのものではないと理解していただけるのではないかと思います。

地方から続々と上がる党員投票を求める声

 自民党の党員の方々というのは、地方議会議員の皆さんやわれわれ国会議員がそれぞれ地域で直接顔を合わせ、党の理念や政策を説明して、ご理解・納得していだいた上で、党を支援してくださることにご了解いただいた方々です。

 その党員の方々も、安倍総理の辞任表明直後から、「党員投票がない総裁選はやめてほしい」と声を上げています。私の地元の党員の方からも「ぜひ正式な総裁選をやってほしい。われわれの思いをちゃんと反映してほしい」という声をいただきました。また他県の青年局に所属されている地方議会議員の方からも「必ず党員投票を実現してほしい。両院議員総会での投票なんていうことになったら、党員の方がみんな辞めてしまう。われわれが一生懸命お話をし、納得いただいて党員になってもらった有権者をないがしろにすることだけはやめてほしい」という声が届いています。

 やはり地方の党員の方々は、両院議員総会方式には大きな不満を持っています。そのため私たちの活動とは別に、党県連として党員投票を求める署名を集め、提出される予定のところもあるようです。まさに自民党はいま、政党としてのあり方を問われていると言っても過言ではありません。

 党員の方々、ひいてはその党員を含む国民の皆さんに自民党はどう向き合うのか――その姿勢が問われています。党員や国民をないがしろにすることは、政党としての自民党の存在意義を問われる事態に繋がります。間違った選択をしてしまうと、国民から見放され、自民党が壊れてしまいかねません。

 私はこれまで、安倍総理と一緒に多くの規制改革に取り組んできました。ですから総理が退任されるのは私にとっても本当に辛いことですし、あの会見を聞いていてこみあげてくるものがありました。しかし、そういう思いがあるからこそ、次もまた優れたリーダーを党員の方々とともに選び、そのリーダーとともにしっかり政治と改革を進めていく。それが安倍総理への恩返しになるのではないかと思っています。(談)




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Author:gogotamu2019
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