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青森山田高、初の「手話甲子園」へ練習重ねる(2020年9月3日配信『東奥日報』)

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 青森山田高校のインターアクトクラブ・青少年赤十字部が「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」本大会に出場する。青森県勢の本大会出場は初めて。ほとんどが今年手話を習い始めたばかりというチームは、青森のねぶた文化を通じて共生社会の大切さを伝えようと、試行錯誤しながら練習に取り組んでいる。

 「間を大事にして、一つ一つ丁寧に」。2日、聴覚障害者の須藤博幸さん(62)が手話通訳者を通じて伝えたアドバイスを、生徒たちは真剣なまなざしを向けて聴いていた。

 8月24日から本大会に向けた練習を始めた生徒たち。2日は校内に11人が集まり、初めて聴覚障害者を交えて練習を行った。須藤さんの娘で、チームのリーダー役の遼(はるか)さん(3年)は「表現する手話がまだまだできていないと痛感した」と反省。一方で、後輩に「ねぶたの手話はもっと力強く」と熱心にアドバイスを送っていた。

 チームが本大会で披露するのは、新型コロナウイルスの影響でばい菌扱いされた転校生を、同級生がねぶた文化を伝えることで励ます物語。脚本を担当した相馬麗菜さん(2年)は「県外から来た人をコロナ患者扱いして批判するのは良くないという思いを込めて、せりふを工夫した」と話した。

 同クラブはこれまで街頭募金や国際交流などに取り組んできたが、コロナの影響で活動が停滞。悩んでいたところ、大会の参加案内が目に留まった。「手話をやってみたい」との声が上がり、挑戦した北海道・東北ブロックを勝ち抜いた。

 それでも、より表情や動きを大きく見せるなど課題は少なくない。今後は聴覚障害者の意見を聞きながらさらに練習を重ねる。「本番までには、ねぶた祭りやコロナの偏見に悲しむ気持ちを表していきたい」と、遼さんは意欲を語った。

 本大会は、事前に撮影した8分以内の動画で審査する。同校は13日までに動画を撮影する予定。大会は27日に行われ、動画は公式YouTubeチャンネルで配信される。

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Author:gogotamu2019
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