FC2ブログ

記事一覧

かりんとう、五感で楽しんで 岐阜の菓子店「ひろがる」に新商品(2020年9月12日配信『中日新聞』)

キャプチャ
かりんとう、五感で楽しんで 岐阜の菓子店「ひろがる」に新商品

 岐阜市又丸村中の真崎由宇(ゆう)さん(50)と、発達障害がある長男の貴匡(たかまさ)さん(25)が営む菓子店「しあわせおやつ工房ひろがる」(同市曽我屋)が、揖斐川町春日六合の「ちゃぼぼ園」の茶を使い、無添加でノンオイルのかりんとうを新たに生み出した。真崎さんは「贈り物や友人とのお茶の時間、幸せな気持ちに寄り添うお菓子になった」と話す。 (形田怜央菜)

 「うちのお茶を使ったかりんとうを、ぜひ貴匡さんに作ってほしい」

 農薬と肥料を使わない無添加の在来茶「春日茶」を製造販売する、ちゃぼぼ園の経営者の中村さよさん(70)が、6月に店を訪れて申し出た。真崎さんが道の駅で商品を出品した時に出会い、貴匡さんが丁寧に菓子作りに向き合う姿勢に共感したという。

 「ひろがる」では添加物をほとんど使わず、貴匡さんにできる調理方法で、シンプルな菓子作りに取り組む。2人にかりんとうを作った経験はなく、貴匡さんは油を扱うことができないため、オーブンで焼いて作ることを思いつき、試行錯誤を重ねた。

 目指したのは、お茶の風味と香りが感じられ、カリッという音と食感など、五感で楽しめるかりんとう。お茶の他に使った材料は、県産の小麦粉と米粉、国産のてん菜糖と豆乳のみ。一つ一つ手で成形して焼き上げる。

 友人にレシピの助言を受けたり、素材の分量を変えてみたり。一つの味で20回ほど試し焼きをするなど工夫を重ね、満足のいく味にたどり着いた。油を使わないことで、無添加でも保存期間が長くなり、真崎さんは「息子ができないことが好都合に働いた」と笑みを見せる。

キャプチャ2
「ちゃぼぼ園」の茶を使った無添加、ノンオイルのかりんとう

 ちゃぼぼ園はこれまで、別の菓子店と一緒にチョコレートなどを商品化してきたが、かりんとうの生産は初めて。見た目のかわいらしさと食感を生かすため、極細の形になった。中村さんは「お茶の香りが生きた、おいしいかりんとうになった」と話す。

 現在は真崎さんと貴匡さんが2人で一緒に作っており、今後は徐々に貴匡さん1人で作るようにしていく予定という。

 風味は緑茶、ほうじ茶の2種類。50グラムで税別580円。

キャプチャ3




スポンサーサイト



プロフィール

gogotamu2019

Author:gogotamu2019
障害福祉・政治・平和問題の最新ニュース・論説紹介

最新記事

カテゴリ