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20年間寝たきり「苦しかった」 強制不妊訴訟で原告側 神戸地裁(2020年9月24日配信『神戸新聞』)

 旧優生保護法(1948~96年)を巡り、不妊手術をさせられた兵庫県内の被害者ら5人が国に損害賠償を求めた訴訟の第8回口頭弁論が24日、神戸地裁(小池明善裁判長)であった。いずれも聴覚障害がある明石市の小林宝二さん(88)喜美子さん(88)夫婦と、脳性まひのある神戸市の鈴木由美さん(65)への本人尋問があり「(旧法は)人権無視だ」「(国に)謝罪してほしい」と訴えた。

 喜美子さんは27歳ごろ、宝二さんと結婚後に妊娠したが、母に「赤ちゃんが腐っているから捨てる」と言われ、中絶と不妊の手術を受けさせられた。当時は分からず、2年前、全日本ろうあ連盟の調査で旧法を知った時「怒りが込み上げた」と振り返った。

 鈴木さんは12歳の時、説明もなく手術をさせられた。退院後、手術の記憶がよみがえってけいれんを起こし、約20年間寝たきり生活に。不妊手術は徐々に理解したといい「長い間苦しかった」と真情を吐露した。

 喜美子さんは「国の政策でこうなった。体を元通りにして」と手話で主張。宝二さんも「一人の人間として生きていることを理解してほしい」と伝えた。鈴木さんは「なぜ障害があると、子どもを産めない体にするのか。同じ人間じゃないですか」と声を上げた。



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