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「情けない」「責任持ち調査を」 道議違法喫煙に道民批判 「特権意識ある」指摘も(2020年9月25日配信『北海道新聞』)

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一部道議の違法喫煙が明らかになった道議会新庁舎。道民の批判の声は高まっている

 改正健康増進法で屋内禁煙と定められている道議会新庁舎内で、自民党・道民会議と民主・道民連合の一部道議が喫煙していたことが判明し、道民から「あり得ないルール破り」「情けない」などの批判が噴出している。実態を明らかにしない両会派の姿勢に「議員特権があるとでも思っているのか」と憤る声も多く、非喫煙者を含む道議の地元活動に影響も出ている。

 「校則を決める校長が校則を破るようなもの。ありえない」。札幌市の主婦・越後久美子さん(45)は、道の条例や予算を決める道議の庁舎内での喫煙に憤慨し、「議会は責任を持って調査すべきだ」と訴える。

 名寄市の無職・瓜生勝久さん(79)は「道民の先頭に立つべき人間が禁煙できないなんて情けない」。函館市の増川太郎さん(46)は経営する飲食店を昨年9月に禁煙化したといい、「公共の場が禁煙なのは今や常識だ」とあきれた。道議会事務局には23日までに、約20件の苦情や抗議が届いたという。

 ある道幹部は、4月に道庁本庁舎の隣にあった喫煙所が廃止されたため、昼食は喫煙できる店に通う。「我慢できずに庁舎内で吸うなんて、同じ道政に携わる者として恥ずかしい」

 自民会派の若手道議は問題発覚後、地元会合で支援者から「議員失格だ」と叱責(しっせき)を受けた。喫煙者だが、庁舎外の喫煙可能な場所で吸っているといい、「議員全体の信用に関わる事態になっている」と苦々しい表情。民主会派の議員も支持者から「道議会はたばこ問題をまだ解決できていないのか」と苦言を呈された。

 ただ、両会派とも自浄作用は不十分だ。23日の自民の会合で、非喫煙者の道議が「喫煙の実態を確認した方が良い」と発言したが、「誰も認めないだろう」との反論を受け、調査しない方向となった。民主は地下駐車場の車中で喫煙をした所属道議の存在を認めたが、氏名などは伏せた。

 日本禁煙学会の作田学理事長は「道議に『多少のことは許される』という特権意識があるのだろう」と批判。自民会派内には庁舎内への喫煙所設置を求める声が強まっているが、子どもに無煙環境を推進協議会(堺市)の野上浩志代表理事は「多くの人が訪れる場所への喫煙所設置は有権者の理解が得られるはずがない」としている。(高木緑、高橋澄恵)




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