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杉田水脈氏の発言に懸念や抗議(2020年9月26日配信『共同通信』)

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「被害者を孤立させる」

 性暴力被害を巡り、自民党の杉田水脈衆院議員が「女性はいくらでもうそをつけますから」と発言したことが被害者に衝撃を与えている。「苦しむ人を孤立させる」。性暴力は訴えにくく、相談しても信じてもらえず傷つく当事者もいる。性暴力撲滅を訴える「フラワーデモ」の主催者らは26日、謝罪と議員辞職を求める署名活動を始めた。

「声を上げられない被害者の苦しみを一層深めた」。東京都の八幡真弓さん(42)は映像制作会社を起業した約10年前、同業の男からレイプされた。事実を受け止めきれず、人に話せるまでに時間がかかった。警察に訴えれば業界内でうわさになるとの不安もあった。

 内閣府の2017年調査によると、無理やり性交された経験を持つのは男女約20人に1人。うち56・1%は誰にも相談していなかった。

 八幡さんは「1人で苦しむ人はたくさんいる。(杉田氏の発言で)『信じてもらえるような証拠がなければ、身近な人にすら話してはいけない』と感じ、ますます孤立するのでは」と懸念する。

 東京都の画家たもりんさん(26)=ペンネーム=は「加害者をかばう人たちと同じ言い方」と憤る。美大生の頃、画家の男からレイプされた。指導教員に被害を打ち明けると「どうせ恋愛のもつれでしょ」と言われた。

「女性はうそをつく」という偏見は「レイプ神話」と呼ばれ、被害者救済を困難にするとして世界的に問題視される。たもりんさんも「ようやく伝えても軽く扱われ、さらに傷ついた」と振り返る。

 杉田氏は25日、自民党の会合で、性暴力被害者の相談事業を巡り「女性はいくらでもうそをつけますから」と発言した。



杉田水脈氏 性暴力被害者巡り「女性はいくらでもうそ」 問題発言繰り返す背景とは(2020年9月26日配信『毎日新聞』)

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衆院予算委員会分科会で質問する自民・杉田水脈氏=国会内で2020年2月25日午後5時8分、川田雅浩撮影

 性的少数者やジェンダーをめぐる寄稿や発言がたびたび問題化してきた自民党の杉田水脈衆院議員(比例中国ブロック)が、今度は性暴力被害者の相談事業をめぐって「女性はいくらでもウソをつけますから」と発言した。これまでの問題発言を振り返り、その背景を探った。【大迫麻記子/統合デジタル取材センター】

 杉田氏は9月25日に開かれた自民党内の会議で、行政や民間が運営する性暴力被害者のための「ワンストップ支援センター」を全国で増設する方針などを内閣府が説明した際、「女性はいくらでもウソをつけますから」と、被害の虚偽申告があるように受け取れる発言をした。杉田氏は26日午後、自らのブログに「一部報道における私の発言について」と題する記事を投稿し「女性を蔑視する趣旨の発言はしていない」と記しているが、共同通信の取材に対し、複数の会議出席者が杉田氏の発言を認めている。

「一部報道における私の発言について」
2020-09-26 14:41:56NEW !
テーマ:ブログ
「一部報道における私の発言について」

昨日、一部で私の発言についての報道がございましたので、ご説明いたします。

まず、報道にありましたような女性を蔑視する趣旨の発言(「女性はいくらでも嘘をつく」)はしていないということを強く申し上げておきたいと存じます。

私が出席しておりました内閣第一部会・内閣第二部会合同会議では、男女共同参画の来年度要求予算額についての説明がありました。

男女共同参画の要求額が今年度の2倍となっており、その中で「女性に対する暴力対策」への比率が高かったことを受け、以下のような内容の発言をいたしました。

かねてより申し上げているように、私は女性への暴力はあってはならず、許されない犯罪だと考えており、暴力を振るった加害者はきちんと罰せられることで再発を防ぐべきであり、その為には警察の関与と連携は不可欠であると考えています。

被害者が民間の相談所に相談をして「気が晴れました」で終わっては、根本的な解決にはなりません。
警察の中に相談所を作り、女性警察官を配置することで敷居を下げ、相談しやすくすることができるのではないか、また、それが警察における女性活躍にも繋がるのではないかということを申し上げました。

また、慰安婦問題と女性に対する暴力は全くの別問題ではありますが、一方で民間団体の関与という点においては、韓国の挺対協が「聖域」になってしまって、長年誰も切り込めなかった期間の公金の不正利用などの問題が次々と発覚していることもあり、日本でも同じ問題が起こる可能性を懸念する声もあります。
新規事業として民間委託を拡充することだけでは、女性の人権を守り、暴力問題の解決をのぞむ世論と乖離するのではないでしょうか、という趣旨の意見を申し上げました。

繰り返しになりますが、女性蔑視を意図するような発言はいたしておりませんことを改めて主張いたします。


 杉田氏の主張が大きな問題となったのは2018年、月刊誌「新潮45」(新潮社)に「『LGBT』支援の度が過ぎる」と題する寄稿をしたのが最初だ。LGBTなど性的少数者について「子どもを作らない、つまり生産性がない」などと記し、差別的だとして批判が殺到。新潮45は休刊に追い込まれ、自民党も「個人的な意見とはいえ、問題への理解不足と関係者への配慮を欠いた表現がある」と不適切だったことを認める見解を発表した。

 今年1月には衆院本会議で、選択的夫婦別姓の導入を求める野党議員の質問の最中、本会議場から女性の声で「だったら結婚し…



上西小百合 自民杉田水脈議員の発言に怒りの3連続ツイート…「主語は私でいい」(2020年9月26日配信『デイリースポーツ』)

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上西小百合氏

 元衆議院議員でタレントの上西小百合が25日にツイッターに投稿。自民党の杉田水脈議員が同日、政府側から性暴力被害者の相談事業に関する説明を受けた際「女性はいくらでもうそをつけますから」と発言したことに怒りのツイート3連打をした。

 上西は「杉田水脈議員が女性への暴力や性犯罪に関し『女性はいくらでもうそをつけますから』と発言。彼女はもし自分の娘が同様の被害にあった場合も同じ態度をとるのだろうか。そして女性を一括りしないで欲しい。私は嘘大嫌いだし。杉田議員、主語は『女性』じゃなくて『私』でいいんじゃないんですか」と不快感をあらわにした。

 続くツイートで「杉田議員は元々維新で数少ない女性同僚議員だったから出来るだけ贔屓目に見てたけどやっぱり無理。“生産性発言”の時に思いやりの気持ちを教えた稲田朋美議員もがっかりだろうな」と投稿。

 さらに3回目で上西は「あと、私が心底不思議に思うのは杉田議員が発言を指摘される度に逃げ回ること。維新時代から世間話中にこういう傾向の発言をされていたから、これは揺るぎない彼女の本心なはず。会見でも開いて堂々と説明すればいいのに」と杉田氏の発言が信念であると指摘し、「にしても『女の敵は女』を貫く女性議員ってなんなんだろうか。必要?」と問題提起した。

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杉田水脈議員の謝罪と辞職を求めます

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「女性はいくらでもうそをつけますから」自民党・杉田水脈衆議院議員の性暴力被害者への発言撤回、謝罪、辞職を求めます。

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自民党・杉田水脈衆議院議員による「女性はいくらでもうそをつけますから」との発言に、断固抗議し、謝罪・発言撤回、議員辞職を求めます。これは性暴力被害者を貶めるセカンドレイプであり、激しく性差別的であり、性暴力根絶に向けて取り組む動きを後退させかねないヘイトスピーチです。

私たちは2019年3月に相次いだ性犯罪の無罪判決をきっかけに、性暴力の根絶、性暴力被害者との連帯を求めフラワーデモをはじめました。現在、全国47都道府県で毎月11日にデモが行われています。

フラワーデモのきっかけとなった4件の無罪判決のうち2件は、実父から娘への性虐待でした。12歳の娘への性虐待の容疑で起訴された父親は児童ポルノ所持で罰金刑がつきましたが、娘への性虐待の容疑は「被害者の証言は信用できない」「家が狭いのに他の家族が気がつかないのはおかしい」とされ無罪判決が下されました(現在高裁で審理中)。

この社会で、女性の意思や声は軽んじられ、被害を受けた側の声が疑われ、「女性として」の振る舞いを問われ、自己責任を突きつけられ、「男性の人生を破滅させるのか」と糾弾されてきました。12歳の女の子であれ嘘をついて成人男性を貶めることができるのだ、という意識を法曹界の成人男性が持つほどに、性暴力は理解されず、被害者の言葉は潰されてきました。性暴力を許してきたのは社会の性差別です。

フラワーデモでは多くの女性たちが自らの被害を人前で語りはじめました。「誰にも話せなかった」と被害を語る声が伝えるのは、被害者は「語れない」のではなく、語ってもどうせ信じてもらえない、という諦めを強いられてきた過去でした。証拠もない、目撃者もいない、しかも相手は社会的地位が高かったり、また実父であることも決して珍しくない。たとえ声をあげられたとしても警察で門前払いをされた被害者は少なくありません。刑事事件として裁かれる性暴力は、氷山の一角に過ぎない。聞かれることも、裁かれることもなかった性暴力被害の声を通して突きつけられるのは、被害者は語れなかったのではなく、社会が語らせなかった、信じようとしなかった、聞く力がなかった残酷な事実です。

2019年3月に無罪判決が出された4件の事件のうち2件は、高裁で有罪判決が出されました。どちらも一審で無罪の根拠とされた事実が、2審では有罪の根拠として示されるという劇的な判決でした。

例えば娘を長期に渡り性虐待していた実父の事件(名古屋高裁)は、「被害者が普通に日常を送っていたから無罪」とされたことが、「日常を普通に送らざるをえないことそのものが被害者の現実である」と覆りました。そのような結果が出された背景には、1年にわたり被害者が声をあげ続け、ジェンダーセンシティビティを法曹界に求め続け、メディアが性暴力問題を果敢に報道し世論が変わりつつあったことがあります。国際社会でも#MeToo運動の興隆により、被害者に寄り添う被害者中心主義が求められています。

杉田議員の発言は、弁解の余地ないセカンドレイプ、ヘイトスピーチであり、国際社会の水準からも性暴力に対する認識が著しく遅れている性差別です。日本はジェンダー不平等の指数が153カ国中121位です。ジェンダー不平等を改善すべく努める国会議員が、率先して性差別的発言を行い、性暴力への無知を露呈することは許されるべきことではありません。杉田水脈氏には発言の撤回・謝罪、そして議員辞職を求めます。




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