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「じじくさい」(2020年9月30日配信『東奥日報』-「天地人」)

 こんなことを言うと「じじくさい」と思われるだろうか。テレビや街中で若い人たちが話すのを聞いていて、流行などに疎い60代には意味がよく分からなかったり、違和感を覚えたりする表現に出くわすことがある。「ガン見」もそのひとつだ。

 「ガン見」はまじまじと見ることをさす。職場で何人かの若手に、どのような場面でその表現を使うのかを尋ねてみた。「なぜ今更、そんな疑問を持つのだろうか」と、少しあきれられたかもしれない。

 新しい表現の定着を巡り世代間の格差があることは、文化庁の2019年度「国語に関する世論調査」でも明らかになった。「ガン見」など、意味を強調する「ガン~」を使うとしたのは、10代で80%近く、20代で60%を超えたのに対し、60代では約10%、70歳以上では数%だった。

 「ガン~」が定着していない一方で、婚活や終活など「活動」を略す「~活」は世代に関係なく浸透しているようだ。「他人が言うのは気にならない」は各年代で8割以上となった。

 きのうの本紙に、菅義偉首相が「朝活」を続けているという記事があった。朝活とは朝の時間を有意義な活動にあてること。朝食を兼ねて幅広い分野の有識者と会うほか、健康のため散歩も欠かさない。本県にはだしのうま味を生かして減塩を進める「だし活」がある。減塩は世代を問わず、朝昼晩とも取り入れたい。




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