FC2ブログ

記事一覧

杉田水脈議員への抗議署名、自民が受け取り拒否 要望書は受理(2020年10月13日配信『毎日新聞』)

キャプチャ
杉田水脈衆院議員への抗議署名の受け取り拒否を受けて自民党本部前で抗議するフラワーデモ関係者ら=東京都千代田区で2020年10月13日午前11時12分、塩田彩撮影

 自民党の杉田水脈衆院議員(比例中国ブロック)が内閣府の性暴力被害者支援事業に関して「女性はいくらでもうそをつく」と発言したことを巡り、性暴力に抗議する「フラワーデモ」の主催者らが13日午前、杉田氏に謝罪と発言の撤回、議員辞職を求めるウェブ署名約13万6000筆を提出するために自民党本部を訪れた。

 自民党は党関係者が党本部前で対応したが、「事前にアポイントメントがない」「署名受け取りの前例がない」などとして受け取りを拒否した。

 フラワーデモ呼びかけ人の一人で作家の北原みのりさんは、党本部前で開かれた緊急フラワーデモで、「これまで野田聖子幹事長代行を通して受け取りを求めてきたが党として受け取れないと回答があった。アポイントメントがないというが、アポが取れないから来ました」と反論。「杉田氏の発言を聞き、眠れないほどの悔しさを抱える声が届いている。13万人以上の声の重みを受け止め、杉田氏のような議員を候補者として立てることの責任を真剣に考えてほしい」と訴えた。

キャプチャ2
杉田水脈衆院議員への抗議署名の受け取りを自民党関係者に求めるフラワーデモ呼びかけ人の北原みのりさん(中央)ら=東京都千代田区で2020年10月13日午前10時32分、塩田彩撮影

 性被害当事者らでつくる「一般社団法人スプリング」の山本潤代表理事は「『うそをつく』という言葉は、これまでも性暴力被害者に繰り返し向けられてきました。その言葉によって被害者は長い間黙らされ、一人で苦しみを抱えるしかなかった」と訴えた。さらに「杉田氏はこれまでも問題発言を繰り返してきました。こうした発言でまた注目され支持を集めることがあってはなりません。性暴力被害者や支援者をおとしめるような発言を国会の場で二度と繰り返さないよう、党として措置をとってほしい」と語った。

 フラワーデモ側は同日、「人権侵害発言を繰り返す杉田氏のような議員を候補者にしないなどの措置をとってほしい」とする要望書を自民党に提出。党側は要望書は受け取った。フラワーデモは今後、野田幹事長代行にも同様の内容を申し入れるという。

 二階俊博幹事長は同日、会見で今回の署名についての受け止めを尋ねられ「13万もの署名があれば、それはそれなりに慎重に今後対応されるように促したいと思う」と答えた。【塩田彩/統合デジタル取材センター】



杉田議員に抗議署名13万筆超 自民党側、受け取りを拒否(2020年10月13日配信『東京新聞』)

キャプチャ01

キャプチャ0
杉田水脈氏の議員辞職を求める署名を手に記者団の取材に応じるフラワーデモの主催者ら=2020年10月13日午前11時、東京・永田町の自民党本部前

 性暴力撲滅を訴える「フラワーデモ」の主催者らは、自民党の杉田水脈衆院議員の「女性はいくらでもうそをつけますから」との発言に抗議する13万6千筆超の署名を集めた。13日、東京・永田町の同党本部に持参したが、党側はビル管理の担当者が応対し、受け取りを拒否した。

 署名は杉田氏の議員辞職や謝罪を求めている。当選させた自民党にも責任があるとし、党本部前でデモも実施。約10人が花やプラカードを手に「被害者は自分がうそをついていると言われたように感じ、傷ついている」と訴えた。

 主催者側によると、これまで野田聖子幹事長代行らに複数回、署名受け取りの日程調整を求めたが、実現しなかったとして党本部を直接訪問。党側は「アポイントがない」として受け取らなかった。署名は今後、菅義偉総裁に宛てて郵送する予定だという。

 主催者の一人で作家の北原みのりさんは署名について「この声の重みを受け取ってほしい」と話した。



キャプチャ

2020年10月13日 —

 私たちは現在13万6000筆を超えた皆さんの署名自民党に届けるべく、9/28から今日まで再三、野田聖子幹事長代行に面談を申し込んできました。しかし日程調整中が続きアポイントメントをとれないまま、10/9(金)党として受取できないという返事があったため、本日10/13(火)自民党本部へ届けに行きました。自民党本部は過去多数の署名を「アポ無し」でも受け取ってきたはずですが私たちの署名は代理でも受け取らないとのこと。いくつかのメディアでも報じられた通り、自民党は受取拒否の理由を「辞職を求める署名は受け取れない」としています。議員の出処進退は議員個人が判断するものだとしても、議員の辞職を求めることは市民の自由であり、その声を杉田議員を比例区で当選させた党の責任は明らかで、その理由は詭弁です。また、杉田議員は私たちの要望の最初のふたつ、謝罪も撤回もしていません。

 署名は郵送しますので重みは理解いただけると思います。また下記の要望書だけは受け取ってもらえました。野田聖子幹事長代行から面談はするとの返事がありましたので、引続き面談を要求しつつ、賛同してくださった全国70団体とともに抗議の声はあげていきます。

2020年10月13日

自由民主党総裁  菅義偉様
自由民主党幹事長 二階俊博様
フラワーデモ

要 望 書

 フラワーデモは2019年に連続し報道された性暴力無罪判決を機に、毎月11日に全国47都道府県で性暴力の根絶と、刑法改正を求めてきました。性暴力被害者とその支援者たちが、性暴力の実態を語り、性暴力問題に対する社会の理解を求め活動しています。

 9月25日の自民党内会議における杉田水脈氏による「女性はいくらでも嘘をつけますから」の発言は、性暴力被害者を改めて絶望の淵に立たせました。

 現在、杉田氏の発言の撤回・謝罪、また辞任を求める署名に13万6千を越える人が賛同しています。
杉田氏は既に「謝罪」していること、また議員辞職は本人が決めることを理由に、自民党は署名の受け取り自体を拒否すると野田聖子幹事長代行からお返事をいただきましたが、実際は下村博文政調会長による口頭の注意(9月30日)を受け、杉田氏が自身のブログ(10月1日)で発言があったことを「確認」したと認めただけであり、発言の撤回・謝罪は行われていません。また同ブログでは、被害者支援にあたる民間団体を貶める発言を繰り返し、民間団体と被害者からさらに深い苦痛と抗議の声があがっています。
 
 性暴力被害当事者は沈黙を強いられてきました。それは「被害者は嘘をつく」という偏見、性暴力に対する無知、強姦神話が強いてきた沈黙です。杉田氏の発言は、やっとの思いで声をあげた被害者や、政府からの支援が減額されるなかで真摯に職務にあたってきた被害者支援団体を著しく貶めるものです。また性暴力被害当事者やその支援団体は、自民党議員にもロビイング活動を行ってきました。今回の発言は自民党議員に対する信頼を損ねると共に、性暴力被害者支援のために制度の拡充に携わってきた政治・行政の方々の努力も踏みにじりました。

 9月29日、自民党の橋本聖子男女共同参画相は、「自民党として適切な措置をするべきだ」と語ったことが報じられています。この13万6千筆を越える声に応えて、どうか党としての適切な措置を取っていただくようお願い申し上げます。
議員辞職は当然ご本人の判断によるものであることは私たちも存じています。ただ杉田氏の議員辞職を望む声がこれほどあること、そしてこのような発言が被害者の尊厳を著しく損ない傷つけるものであることを理解し、口頭注意だけに留まらない措置と、そして二度と、人権侵害発言を繰り返す杉田水脈氏のような議員を候補者にしないなどの措置を執っていただきたくお願い申し上げます。




スポンサーサイト



プロフィール

gogotamu2019

Author:gogotamu2019
障害福祉・政治・平和問題の最新ニュース・論説紹介

最新記事

カテゴリ