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石崎氏略式起訴 けじめをいかに示すのか(2020年10月22日配信『新潟日報』-「社説」)

 いつ公の場で有権者にきちんと説明するのか。どうけじめをつけるのか。問題は処分だけでは終わらないことをしっかり認識してもらいたい。

 新潟区検は19日、自民党の石崎徹衆院議員を暴行罪で新潟簡裁に略式起訴した。私設秘書を務めていた男性に暴行したなどとして、傷害と暴行の疑いで県警が書類送検していた。

 傷害などの容疑については不起訴処分とした。

 起訴状などによると、石崎氏は2019年4月と5月に、車に同乗していた男性に対し、後頭部やこめかみを拳で殴る暴行を加えたという。

 石崎氏は20日に起訴内容を党本部に説明。報道陣の取材に暴行の事実を認めた上で「深くおわび申し上げる」と謝罪し、「身の処し方についてなるべく早く判断したい」と話した。

 党本部は22日に党紀委員会を開き、対応を協議する。党幹部は「自ら離党の意思を示せるのは22日までだ」としており、厳しい姿勢で臨むとみられる。

 疑惑は昨年7月に週刊誌が報じた。石崎氏は取材に「真実を伝えられる時がきたら、しっかりと誠意を持って説明する」としていたが、説明責任は果たされたとはいえない。

 略式起訴は決まったものの、石崎氏は20日に自身のブログで、検察側の処分について「疑義とともに承服しかねるところもある」とした。

 被害者とは示談金の支払いを済ませ、和解の方向で調整していたと説明しているが、被害者の男性は「1円も受け取っていない」と明確に否定しており、両者の話は食い違う。

 暴行の内容についても石崎氏は「手が当たった可能性がある」などとし、男性に落ち度があったかのように強調している。

 ブログで一方的に自らの主張を述べることは誠意ある説明とはいえまい。記者会見の場を設け時間をかけて疑問に答えるべきだ。石崎氏に票を投じた有権者もそれを求めているはずだ。

 石崎氏は12年衆院選で初当選した。前回17年衆院選は新潟1区で落選したが比例復活し、現在も事実上の公認候補に当たる1区支部長の立場だ。

 党県連は、石崎氏では次期衆院選は戦えないとして1区支部長に塚田一郎前参院議員を推す方針で、党本部に石崎氏の支部長解任と離党勧告などを含む強い処分を求めている。

 だが石崎氏を3度公認し、支持を訴えてきた党本部や県連も責任は免れまい。支部長をすげ替えて一件落着では困る。

 略式起訴に対し、地盤の新潟市の有権者からは「議員という以前に人としてどうなのか」「議員を続けたいなら辞め、一から出直してほしい」といった厳しい声が上がっている。

 石崎氏は次期衆院選にも意欲を示すが、今回の騒動は議員としての資質を疑わせるものだ。

 比例復活した石崎氏は、離党すればその議席に座る根拠も揺らぐことになる。有権者への十分な説明をしないまま、居座りを続けることは許されない。



暴行罪で略式起訴の石崎徹衆院議員に罰金20万円 新潟簡裁(2020年10月30日配信『毎日新聞』)

 元秘書への暴行罪で略式起訴され自民党を離党した石崎徹衆院議員(36)=比例北陸信越ブロック=に対し、新潟簡裁は30日、罰金20万円の略式命令を言い渡したと発表した。命令は26日付。簡裁は、石崎議員から罰金が納付されたかを明らかにしていない。





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