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【動画あり】「足立区滅びる」発言は議事録削除でなかったことに? 懸念の声を議会事務局にぶつけてみた(2020年10月22日配信『東京新聞』)

 同性愛で「足立区が滅びる」など、自民区議の議会での発言を巡り、東京都足立区議会は20日、議員の発言の取り消しを認めた。該当部分は議事録から削除されるが、「問題を検証できなくなる」という声もある。実際はどうなるのか。議会事務局に聞いた。(デジタル編集部・三輪喜人)

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足立区議会で発言の取り消しを申し出た自民党の白石正輝議員=10月20日

◆録画配信は既に削除

 問題の発言は9月25日の区議会一般質問。自民党の白石正輝議員(79)が「L(レズビアン)とG(ゲイ)が足立区に完全に広がってしまったら、子どもが1人も生まれない」などと述べ、LGBTの当事者らから認識不足や差別的だとの批判が相次いだ。今月6日に鹿浜昭議長と区議会自民党が厳重注意した後、白石氏は発言のうち主にこれら3カ所について取り消しを求めた。「普通の」結婚という部分も3カ所含まれている。20日の区議会で申し出て、許可され、発言についての謝罪も行った。

 足立区議会事務局によると、今回は取り消しが認められたため、該当部分の発言は議事録から削除されて公開される。区議会ホームページの録画配信からも削除された。視聴してみると、すでに発言が切り取られ、元の映像をみることはできない。

◆「検証できない」の声


 ただ、発言が削除されてしまうと「あとで検証できなくなる」「都合の悪いことは削除して終わりなのか」といった声がツイッターの投稿などで相次ぐ。議会事務局に聞くと、担当者は「発言した事実がなくなる訳ではない。取り消しを求めたやりとりは記録として残るので、後からわからなくなるということはない」と話す。

 事務局によれば、本会議で白石氏が謝罪した際の発言はすべて議事録に残る。白石氏への問責決議が出されたことも記録される。さらに、10月19日の議会運営委員会の資料には、白石氏の「発言取消申出書」として、発言のどの部分を削除するかの詳細が書かれている。

◆委員会資料の保存期限は10年

 議会事務局の担当者は「隠すことはなく、規則に則りすべてオープンにしている」と説明する。ただ、本会議の議事録が永年保存なのに対し、議会運営委員会の資料の保存期限は10年のため、その後破棄されてしまえば、将来的にはどんな発言があったかの検証が難しくなる可能性がある。

 一方で、白石氏が申し出た本会議での発言以外は削除の対象にはならない。白石氏は9月25日の一般質問の際に、事前に提出した質問通告書にこう記していた。「正常な結婚をし、子どもを産み育てることは、人として最も崇高な使命であると思う」。現在も差別的な表現が確認できる状態のまま、通告書は区議会のホームページに公開されている。







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足立区議会のホームページ内にあるPDFの11枚目、12枚目➡ここをクリック



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質問通告書(白石正輝議員) (PDF 180KB)➡ここをクリック




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