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身体接触ない「セクハラ」で労災認定…執拗に食事の誘い、メールでちゃん付け、駅で待ち伏せ(2020年10月22日配信『弁護士ドットコム』)

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代理人の蟹江弁護士(左)と小野山静弁護士(2020年10月22日、弁護士ドットコム撮影、東京・霞が関の厚労省記者クラブ)

「三菱UFJ代行ビジネス」の元女性社員(20代)が、セクハラが原因で精神疾患を発症したとして、立川労働基準監督署に労災認定されたことがわかった。代理人弁護士が10月22日、記者会見を開いて明らかにした。

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実際のメール

 女性は当時入社2年目で、直属の男性上司(50代)から待ち伏せされて自宅の最寄り駅までついてこられたり、「こんな気持ちは家内と出会ってから初めて」と恋愛感情をあらわにされたメールを繰り返し送られたりした。

代理人によると、身体接触のないセクハラを主要な理由とした労災認定は珍しいという。

●駅で待ち伏せ、ストーカー行為も

 女性は2016年4月、三菱UFJ信託銀行子会社の「三菱UFJ代行ビジネス」に入社。UFJ信託銀行の証券代行業務の事務を担当していた。男性上司は女性が所属する課の最上位だった。

 2018年1月ごろから、食事に執拗に誘われ始め、メールで下の名前を「ちゃん」付けで呼ばれるようになった。

 女性は4月初旬に人事課に相談したが、人事次長からは「そんなことをする人じゃない」「考えすぎ」などと男性上司をかばうような返答をされ、相手にしてもらえなかった。

 その後、男性上司からのセクハラはエスカレート。会社の最寄駅のホームで待ち伏せされて、女性の自宅最寄駅までついてきて誕生日プレゼントを渡された。

 また、メールで「エッチな気持ちからではなく純粋に同じ場所に行きたい」「僕の感情を知った以上、『絶対にありえない』こと?」と海外旅行に同行したいと伝えられた。

 女性は7月、病院で「重度ストレス反応」と診断された。労基署はこれらのセクハラに加えて、発症1カ月前に時間外労働が普段よりも20時間以上増え71時間になったことも合わせて、2019年2月8日に業務上災害と認めた。

●「親会社ではこのようなことは日常茶飯事」

 女性は会見でコメントを発表し、「私が出社ができない状況にまで追い込まれたのは、上司によるセクハラだけではなく、出向してきた人事部の常務や次長、部長などのあまりに不適切な対応が原因」と訴えた。

 女性によると、上司や人事課の女性に自宅最寄駅に呼び出され「こんなことで会社に行けなくなってしまうんじゃダメだよ」と会社まで無理やり連れて行かれたり、セクハラ被害を相談しても女性が異動するよう提案されたりしたという。

 また、女性は初めてセクハラの相談に行った時、人事部長から「親会社ではこのようなことは日常茶飯事、身体的な接触がなかっただけあなたはマシだ」と言われたという。

 蟹江鬼太郎弁護士は「メールに問題があることはその通りだが、会社の事後処理の落ち度を見過ごすことはできない」として、今後、会社側に謝罪と再発防止策などを求めると話した。

●会社側のコメントは

「三菱UFJ代行ビジネス」は弁護士ドットコムニュースの取材に、「コメントを差し控える」とした。



上司のセクハラで女性に労災認定(2020年10月23日配信『共同通信』)

三菱UFJ信託子会社の元社員

 三菱UFJ信託銀行の子会社「三菱UFJ代行ビジネス」(東京)に正社員として勤務していた20代女性が、上司にしつこく食事に誘われるなどのセクハラを繰り返されたことで精神障害になったとして、立川労働基準監督署が労災認定していたことが22日、分かった。女性の代理人弁護士が都内で記者会見し明らかにした。認定は2019年2月。

 蟹江鬼太郎弁護士は「身体接触のないセクハラで労災認定されたのは珍しい」としている。

 弁護士らによると、女性は16年に入社。18年1月以降、上司の50代男性から何度も食事に誘われたり、誕生日に自宅の最寄り駅までつきまとわれプレゼントを渡されたりした。

「禁煙できたらご褒美の食事に行きたい」「こんな気持ちは家内と出会ってから初めて」などと記したメールも再三届いた。同年7月、不眠などの症状が出て「重度ストレス反応」と診断された。19年末に退職した。

 女性の相談を受けた会社側は上司を含む管理職に注意を促したが、その後も改善しなかったという。

 女性は弁護士を通じ「相談した人事部から配置転換を強要され、会社の対応が不適切だと感じた。被害を訴えた者が不利な扱いを受けることがないよう願い、公表を決めた」とのコメントを出した。

 三菱UFJ代行ビジネスは取材に「会見内容を把握していないので、コメントは差し控える」としている。

 セクハラを巡っては、今年6月に施行された女性活躍・ハラスメント規制法で防止対策が強化された。被害相談をした労働者に対する解雇などの不利益な扱いを禁止。研修を実施するように努めることなどが企業の責務とされた。



20代女性社員を食事に誘い告白メール、50代職場上司のセクハラを労災認定(2020年10月23日配信『読売新聞』)

 三菱UFJ信託銀行の子会社「三菱UFJ代行ビジネス」(東京)の社員だった20歳代の女性が、男性上司からの度重なるメールによるセクハラなどで精神障害になったとして、立川労働基準監督署(東京都立川市)が労災と認定していたことが22日、わかった。女性の代理人弁護士は「身体的接触のないセクハラを主として労災が認められるのは珍しい」と話している。

 女性は2016年に入社し、18年2月頃から所属部署の50歳代の上司から度々、食事に誘われたり、恋愛感情を表すメールを送られたりした。上司が女性の自宅最寄り駅までついてきて誕生日プレゼントを渡すこともあったという。残業も重なり、女性は重度のストレスで精神障害を発症。19年2月に労災認定を受けた。

 記者会見した代理人によると、女性は退職したが、在職中の相談に対し、会社は上司ではなく女性を異動させることを提案したという。こうした会社の不十分な対応も発症の原因として、同社側に謝罪や補償などを求めていく。

 同社は「記者会見の内容を把握しておらず、コメントできない」としている。



セクハラ発言で労災認定 三菱UFJ信託子会社―労基署(2020年10月22日配信『時事通信』)

 三菱UFJ信託銀行の子会社「三菱UFJ代行ビジネス」(東京)の20代の元女性社員が、上司のセクハラ発言などで精神疾患を発症したとして、労災認定されたことが22日、分かった。女性の代理人弁護士が明らかにした。身体への接触を伴わないセクハラによる労災認定は珍しいという。

 代理人の蟹江鬼太郎弁護士によると、女性は入社2年目の2018年初旬以降、50代の男性上司から「海外旅行に同行したい」などの恋愛感情を含むメールを何度も送られた。上司は、女性が同年4月に人事担当幹部に相談した後も食事に誘ったり、女性の自宅近くの駅まで付いてきたりした。

 女性は同年7月に出勤できなくなり、重度ストレス反応などと診断された。立川労働基準監督署は19年2月、上司のセクハラと繁忙期の時間外労働が合わさった労災と認定した。

 人事担当幹部らも、女性の相談に上司をかばうような発言をしたという。女性は文書で「会社側の保身のみを考える対応の結果、上司の行為がエスカレートした」と訴えた。

 親会社の三菱UFJ信託銀行は取材に対し「コメントは控えたい」と回答した。



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