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福祉教育10年 歩みを一冊に 魚沼の元小学校長 闘病体験生かし(2020年10月24日配信『新潟日報』)

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10年余りの福祉教育の歩みを一冊にまとめた坂西喜安さん=魚沼市四日町

 脳出血の後遺症で身体に障害がある新潟県魚沼市四日町の元小学校長、坂西喜安さん(72)が、小学校で10年余り続けている福祉授業の歩みをまとめた「誰もが暮らしやすい世の中に」を自費出版した。自身の経験を生かしながら試行錯誤を重ねた学習内容を紹介しており、「授業づくりのヒントにしてもらえたらうれしい」としている。

 坂西さんは長岡市教育委員会に勤務中の2002年秋に脳出血を発症。約2年間の休職、リハビリを経て05年に小学校長として復帰した。最後の赴任地、三用小学校(南魚沼市)で、教職員の提案がきっかけで障害について考える福祉の授業を始めた。現在も左手や左足にまひがあるが、退職後も授業を手伝っている。

 低学年向けには、短時間で身体の不自由を疑似体験するため、片手で直線を引くなど特殊な道具を使わない授業を実施。中学年以降には、町の環境を調べたり、高齢者と交流したりして社会との関わりを考えてもらっている。

 手探りで授業を始めた当初から、徐々に内容を整理していく過程を一冊にまとめ、7月に出版した。児童から寄せられた率直な感想や質問も豊富に盛り込んだ。

 坂西さんは「長く続けられた感謝とお礼を込めて、取り組みを残したかった。福祉の授業はまさに道徳で、思いやりと心の教育になる」と思いを語った。

 A5判127ページ。1冊1100円(税込み、送料込み)。希望者は、ファクスで申し込む。送信先はアートプリンティア出版、025(792)0115。





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Author:gogotamu2019
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