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父親が投げた包丁が腕に刺さる 暴力受け心身病む 沖縄の女子高生、虐待防止訴え(2020年11月2日配信『沖縄タイムス』)

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登壇者が虐待された経験を語った虐待防止策イベントin沖縄2020=1日、那覇市・県男女共同参画センターてぃるる

 「子どもの虐待防止策イベントin沖縄2020」(主催・パワフルうちなー)が1日、那覇市の男女共同参画センター「てぃるる」であった。県内の高校生が虐待された経験を初めて人前で語り「子どもを虐待させないため、あらがい続ける」と話した。

 県内の高校3年生の女性(18)は、父親による暴力が原因で統合失調症を発症、幻覚や幻聴、摂食障害に苦しんだ体験を語った。

 父親が投げた包丁が腕に刺さり大けがをしたこともあるという女性。今年亡くなった父親について「体をボロボロにしてまで酒を飲み暴力を振るう理由を考えた」と振り返った。「子どもも大人も一人では生きられない。虐待のない社会になるよう高校生としてあらがい続ける」と話した。

 子どもの虐待に関する著作があるフリーライターの今一生さん(55)が現状を解説した。

 今さんによると、虐待相談件数は1990年から2018年まで全国で約160倍に増えたという。予算を付けて相談窓口を増やす一方で、「親に子どもを虐待させない仕組みを作ってこなかった」と指摘した。

 虐待防止に向けては当事者の声をよく聞くことが重要として、「子どもが親権者を選べる『親権フリー』や『親権シェア』」を提案。「父母二人に子育ての責任を負わせる親権制度には限界がある」と指摘した。

 参加した北谷町の男性は、虐待を受けた子などを育てる専門里親をしている。「現場で苦労している児相や里親を一律に切り捨てているようだ」と困惑。「新しい制度も必要かもしれないが、20歳に比べて難しい18歳、19歳の養子縁組をしやすくするなど、まずは現状の制度の穴埋めが必要だと思う」と話した。



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●イベント内容

朗読:虐待サバイバーの被害告白
(10分×3名/30分)
虐待された当事者が勇気をふり絞って虐待被害を告白。朗読者を募集中

解説:虐待の現実と今後の防止策
(ライター今一生 60分)
省庁の公式統計や関連法などを元に虐待の現状を解説。

議論:これからの虐待防止策
(市民×虐待サバイバー×政治家/60分)
法制度でできることや、民間でできることを議論。



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「東大出のクズ」
「死んでも許さない」
「墓参りには行かないから」
「じゃあね、お母さん」
「幸せになってみせます」

親からの虐待を生き延びたサバイバーたちが書いた訣別と希望と勇気の100通。

■「はじめに」から抜粋 本書は、親から虐待された方々から「親への手紙」を公募し、一〇〇名分を収録したものです。
同様の本を、一九九七年に『日本一醜い親への手紙』(メディアワークス)として発表しました。
その数年前、母への感謝の手紙を収録した『日本一短い「母」への手紙』が二〇〇万部の大ベストセラーになっていました。
一見美しい感謝の手紙を読むにつけ、僕は違和感を覚えたのです。
「なぜこの本の読者は子どもに感謝を求めるのだろう」と。

子ども視点で虐待を語る人はまだ少なく、逆に一〇歳の子どもに親への感謝を強いる「2分の1成人式」をやりたがる親が増え、虐待される側の声に耳を傾けません。

二〇年待っても、多くの市民が本気で子ども虐待という深刻な社会的課題を根本的に解決したがらない。
その現実を前に「本当にそれでいいの?」と問いかけたくて、本書を企画し、二〇一七年春に手紙を新たに公募しました。 (Create Media 今一生)

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gogotamu2019

Author:gogotamu2019
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