FC2ブログ

記事一覧

ストーカーの調査悪用防げ 探偵が情報共有サイト運営 逗子殺人事件きっかけ(2020年11月24日配信『東京新聞』)

キャプチャ
「SAVE ME」の活動について話す宮岡大さん。「ストーカー被害は身近な問題になっている」と訴える=東京都足立区で

 ストーカー規制法が2000年に施行されて24日で20年。ストーカーの被害相談が年々増加する中、対策に取り組む探偵が東京都足立区にいる。調査会社「JCI」の宮岡大さん(30)。ストーカー加害者が探偵を使って被害者の引っ越し先を割り出すことがないよう、全国の調査会社で情報を共有するサイトをつくった。きっかけは12年の逗子ストーカー殺人事件だった。(佐藤大)

 サイト名は「SAVE ME(セイブ・ミー)」。ストーカー加害者が、被害者の引っ越し先にまで現れるとき、探偵を悪用するケースが指摘されている。サイトでは、被害者が匿名で前住所のみを登録。調査会社は、加害者からの依頼かどうかを判別するために役立てる。約3年前に始まり、調査会社は東京を中心に数十社が登録している。

 神奈川県逗子市で12年、男=当時(40)=が元交際相手の女性=同(33)=を刺殺し、自殺した。男がストーカー行為を続け、脅迫容疑で逮捕され有罪判決を受けた後に起きた。女性の自宅住所の割り出しを調査会社に依頼、調査会社経営者が女性の夫を装い、市納税課に電話し聞き出した。男は翌日、女性の自宅に押し掛け、惨劇は起きた。

◆加害者の名前に聞き覚え「助けられたのでは」

 宮岡さんは事件発生当時、都内の別の調査会社に勤務。一報を聞いたとき、男の名前に聞き覚えがあった。住所割り出しの依頼が来ていたためで、依頼を引き受けてしまったのかと体が震えた。メールの内容に不審な点があり、上司が依頼を断っていたと後に判明。ただ、ネット上には男によるものとみられる殺害を予告するような書き込みが残っており、「少しでも検索をしていれば助けることができたのでは」と後悔が残った。

 17年に独立後、本格的にストーカー対策に取り組み始めた。支援団体「NPOヒューマニティ」の小早川明子理事長に連絡し、ストーカー対策の勉強を重ねてきた。

 「SAVE ME」では、調査会社の協力が少なければ効果は薄れるという難しさも感じている。そのため、10万人以上のフォロワーがいるインスタグラムで、ストーカーからの逃げ方などの発信にも力を入れ始めた。探偵としての尾行・張り込みの失敗も生かしながら、タクシーへの飛び乗り方や引っ越し先を明かさないために会員制交流サイト(SNS)の発信に注意することなどを、イラストとともに分かりやすく伝えている。「ユーモアを交えながら、危機管理を促したい。困っている人を助け、探偵の地位も高めたい」と意気込む。



キャプチャ1

キャプチャ2

公式サイト➡ここをクリック

SOS➡ここをクリック








スポンサーサイト



プロフィール

gogotamu2019

Author:gogotamu2019
障害福祉・政治・平和問題の最新ニュース・論説紹介

最新記事

カテゴリ