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視覚障害者、線路に転落 電車にはねられ死亡(2020年11月29日配信『共同通信』)

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 白杖を持った男性がホームから転落し、電車にはねられ死亡した東京メトロの東陽町駅。ホームドアは設置されていたが、運用開始前でドアは開いたままだった=29日午後、東京都江東区(同社提供)

 29日午後0時45分ごろ、東京都江東区東陽4丁目の東京メトロ東西線東陽町駅で、白杖を持った男性がホームから転落し、中野発西船橋行きの電車にはねられ死亡した。東京メトロによると、同駅ではホームドアの設置作業中で、運用開始前だったという。

 警視庁深川署によると、死亡したのは東京都江戸川区の視覚障害のある60代男性とみられる。駅の防犯カメラ映像には、ホームを1人で歩いていた男性が、足を踏み外して線路に転落する様子が写っていた。

 近くにいた人が転落に気付いて非常停止ボタンを押し、線路から引き上げようとしたが、間に合わなかったという。



白杖の男性が転落し死亡 ホームドアは来年2月に稼働予定 東京メトロ東陽町駅(2020年11月29日配信『東京新聞』) 

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東京メトロ

 29日午後零時45分ごろ、東京都江東区東陽の東京メトロ東西線東陽町駅で、白杖はくじょうを持った男性がホームから転落し、中野発西船橋行きの電車にはねられ死亡した。警視庁深川署は、視覚障害のある男性がホームを歩行中に誤って転落したとみて調べている。

 署によると、死亡したのは江戸川区の60代の男性とみられ、障害者手帳を持っていたという。駅のカメラには男性が階段でホームに下りた後、まっすぐ線路側に向かって歩き、そのまま転落する様子が写っていた。ホーム上で目撃した乗客が緊急停止ボタンを押し、男性の服をつかんで助け出そうとしたが、間に合わなかったという。

 東京メトロ広報部によると、同駅にはホームドアの設備はあったが、稼働は来年2月を予定しており、事故時はホームドアが開いたままだった。東京メトロの全180駅のうち、ホームドアを設置しているのは昨年度末で136駅。本年度中に設置済み駅を149駅まで増やす予定という。



東陽町駅で転落 別ホームの電車と誤認の可能性 視覚障害者団体(2020年11月30日配信『NHKニュース』)

 29日、東京メトロ東西線で目が不自由とみられる男性が電車にはねられ死亡した事故で、設置されたカメラにはホームの端で立ち止まることなく転落する男性の姿が写っていたことが分かりました。当時、反対側のホームには電車が止まっていて、視覚障害者の団体は、男性が電車が来ていると誤認した可能性もあるとしています。

 29日昼すぎ、東京・江東区の東京メトロ東西線の東陽町駅で、男性がホームから転落して電車にはねられて死亡し、警視庁は、江戸川区に住む目が不自由な60代の男性とみて身元の確認を進めています。

 東京メトロによりますと、ホームに設置されていたカメラでは、男性は白杖(はくじょう)を持っていたものの地面をつくことはなく、ホームの端でも立ち止まらずにそのまま転落する姿が写っていたということです。

 さらに、反対側のホームには別の電車が止まっていて、現場を調査した視覚障害者の団体によりますと、男性が、自分のホームに電車が止まっていると誤認した可能性もあるとしています。

 東京メトロによりますと、当時は、ホーム上にいた警備員がすぐに転落に気付き、非常停止ボタンを押しましたが、間に合わなかったということです。

 現場では、ホームドアの設置工事が進められ、来年の2月に運用が開始される予定でした。

 現場を調査した江東区視覚障害者福祉協会の山本恭子会長は、「電車が止まった状態だと別のホームにいる電車を自分の側に止まっていると間違えてしまうことがある。あと少しでホームドアが出来ていたと思うととても残念です」と話していました。



視覚障害者のホーム転落どう防ぐ 豊島区役所で都盲協が安全研修会(2020年11月8日配信『東京新聞』)

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ホームからの転落防止策として、できることを紹介する大倉元宏名誉教授=豊島区で

 視覚障害者が駅のホームから転落する事故が相次いだことを受け、都盲人福祉協会(新宿区)は六日、JR東日本や東京メトロの担当者、研究者を招いた視覚障害者向けの安全研修会を豊島区役所で開いた。都盲協が鉄道事業者を呼び、こうした研修会を開くのは初めて。 

 都内では、今年1月のJR日暮里駅(荒川区)や7月の阿佐ケ谷駅(杉並区)などで、ホームから転落した視覚障害者が列車に接触して亡くなる事故が相次いでいる。会場では、参加した視覚障害者78人にこの10年間のホーム転落経験を聞くアンケートもあり、5人が転落したと答えた。

 JR東日本の担当者は、白杖(はくじょう)がドアに挟まったまま電車が走り出してしまうと、客の転倒や白杖の破損につながると説明。「つえがドアに挟まったら手を放して。ホームの乗客につえがぶつからないよう、電車が動いたら非常停止ボタンを押し、大声で周囲に知らせて」などと呼び掛けた。

 視覚障害者のホーム転落事例などをデータベース化している成蹊大の大倉元宏名誉教授も、視覚障害者の歩行の特徴などを説明。「国は転落原因の調査を、鉄道事業者は駅係員の介助を促進させて。視覚障害者のみなさんは、自分の位置が分からなければ、ちゅうちょなく周囲に援助を依頼して」と訴えた。(中村真暁)






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